1007.やれるものならやってみよ~日本国債売り仕掛け |
さて、日経ヴェリタス2012年1月29日号の記事が日経電子版に掲載されていました。以下のようなものです。
日本国債バブル「18ヶ月以内に崩壊する」~米サブプライム危機を予見した男、「日本売り」公言
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ヘッジファンド、ヘイマン・キャピタル・マネジメントの創業者、カイル・バス氏は、「日本国債バブルの崩壊が今後18ヶ月以内に起きるとにらんでいる。詳しいことは話せないが、日本の長期金利上昇と為替の円安に備えたポジションをすでに取っている」と発言。理由は、これまでにない構造変化が日本に起こっている。原発停止でLNGの輸入が急増し、貿易赤字になった。今後も状況の好転は期待しにくい。製造業も拠点をアジアに移している。2014年度半ばに日本が経常収支でも赤字に転落するとみている。
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いや、いいんですけどね。カイル・バス氏の説明は日本の人口減少とか、野田政権の支持率低下だとか、国債金利の上昇で1%につき10兆円の利払いが増えるだとか、真新しい材料は何もない。ま、秘策というのはしゃべってしまえば「秘策」とは言えないですからね。日本国債がそんなに簡単に売り崩せるのならやってみればいい。私も国債の暴落というのを見てみたいものです。
若林栄四氏は著書「2014年日本再浮上」の中で、「2014年4月は、日本の長期金利が上昇する。ターゲットゾーンはおそらく2.5%くらいの水準」と述べています。いや、2.5%でも「暴落」といえないことはない。(だらだらと下げていくのなら「暴落」とは言わないだろう)だが、1.0%→2.5%なら、ヘッジ・ファンドがケチな利ざやを稼ぐには十分な「暴落」かもしれない。若林栄四氏は、2012年2月の円底値を"ほぼ"的中させています。カイル・バス氏が今年1月末時点で18ヶ月以内といえば2013年頃の6~7月頃です。ヘッジファンドの「売り仕掛け」とやらを見てみたい。まぁ、絶対にない、などとは言えません。ただ、"日本国債暴落"というものがそんな近々に起こるか、といえば私は災害(東日本震災クラスがもう1発くるとか)でもこない限りないだろうと思います。日本国債暴落、それはこの1~2年の話ではなく、もう少し中長期的に考えていかなければならないのではないでしょうか。
※参考:ドル円のチャート http://www.smbc.co.jp/kojin/kinri/chart.html
>>日本国債バブル崩壊が今後18ヶ月以内に起きる…
無理無理。
自国通貨建て国債は暴落しないし、日本政府のように自国通貨建て国債しか発行していない場合、国債の償還ができなくなるという事態も起こらない。
どうしてかというと、自国通貨建て国債の場合、国内の民間の側に、新規で発行される国債を100%買い取ることができる資金が“必ずある”状態になっているから。
日本政府が借りているカネは100%日本円なわけ。
日本国債が100%円建てであるということは、外国人投資家も、日本国債に投資する場合は、手持ちの自国通貨を日本人保有の円と交換して日本国債を買い取ることになるわけ。それは、外国人投資家保有分の日本国債も含めて、日本国債は100%日本の民間資金によって買い支えられているといえるわけ。
日本政府は「100%日本の民間からお金を借りている」といえるわけで、でね、日本政府は日本の民間から借りたお金で誰からモノやサービス、労働力を買っているのかというと、日本の民間から買っているわけ。日本政府の債務資金は100%自国通貨の円で、円というのは日本国内でしか流通していないから、基本的に日本政府としては、借りたカネで日本国内の民間からしかモノを買うことができないわけよ。
要するに、日本政府は、債権者である日本の民間から借りたカネで、日本の民間からモノやサービス、労働力を買っているということ。
自ら日本政府に貸し付けた資金が、政府支出によって自らのフトコロに戻ってきてしまうので、日本の民間の側にしてみたら、国債を購入することができる資金については、今後とも、それこそ“無尽蔵に存在する”といえるわけよ。
それは、日本政府が発行する国債が円建てである限り、日本の民間の側としては、今後ともずっと、新規発行の日本国債を買い支え続けることができるということ。
そしてそれは、日本国債が円建てである限り、日本国債が暴落するということは金輪際起こらないし、日本国債が円建てである限り、日本政府が国債償還資金や利払い金を工面できなくなるという事態も起こりようがないということ。
「日本政府の財政は破たん寸前だ」だの、「日本の財政は危機的状況にある」だの言われ続けながら、日本国債の長期金利は世界最低水準で推移しているわけだけど、それは、市場が、日本国債に関しては“貸し倒れ”のリスクはまったくといっていいほど存在しないと判断しているということで、どうして日本国債の金利が極端に低い水準で推移することになるのかというと、自国通貨建て国債の場合、国内の民間の側に、常に新規で発行される国債を買い支えることができる資金があり続ける状況になっていて、そのため新規発行の国債は常に買い支えられ続けることになって、結果、自国通貨建て国債の場合は暴落しないし、償還不能という事態に追い込まれることもないということ。
日本政府の借金というのは、わかりやすくいうと、夫(日本政府)が、毎朝、会社に出かける前に妻(日本の民間)から500円を借りて、その500円で妻が作ってくれた弁当を買い取っているようなものなんだ。
妻(日本の民間)の側にしてみたら、夫(日本政府)に貸した500円は、夫に弁当を売ることによって自らの手元に戻ってくるから、翌朝も、夫から戻された500円を夫に貸し付けることができるわけで、だから妻(日本の民間)としては、今後とも、延々と夫(日本政府)にお金(500円)を貸し付けることができるわけよ。
「日本の財政は危機的だ」と騒いでいる連中だけど、決定的な点を見落としているわけよ。それは、「日本政府は借りたカネで、いったい誰からモノを買っているのか?」という点。日本政府は、借りたカネで、身内であり債権者である日本の民間からモノやサービス、労働力を買っているということ。で、日本政府の債権者である日本の民間としては、政府から戻ってきた資金で新規で発行される国債を買い取るだけのことだから、日本の民間としては、未来永劫、新規で発行される日本国債を買い続けることができるということで、それは、日本政府としては歳入不足を補うための資金だけではなく、債務の元本返済資金や利払い金も新規発行の国債で工面することができるので、日本国債が円建てである限りは、国債の暴落や、日本政府が借金返済資金や利払い資金の調達に窮するという事態は起こらないし、起こりようがないということ。
>>2014年半ばに日本が経常収支でも赤字に転落するとみている…
日本の経常収支が赤字になったら、日本政府としても、円だけで借り入れ資金を賄いきることができなくなって、外貨建て国債を発行しなければならなくなって(国家として、中央政府として真の意味で借金を背負うことになったということ)、そこからが、国家として、あるいは中央政府として、財政破たんの第一歩となるわけだけど、真の意味での経常収支の赤字というのは、対外純資産がマイナスになっている状態のことをいうわけで、日本の場合対外純資産があまりにも巨額に(現時点で260兆円ほど)積み上がっているので、年間スパンで見た場合の経常収支の赤字がそれこそ数十年間続いたところで、対外純資産を取り崩して対応することができるから、問題ないわけよ。
さらにいえば、日本の場合、貿易収支が赤字になっても所得収支があまりにも巨額だから(年間で15兆円前後)、貿易収支が赤字化したところで貿易収支が赤字化するなんて考えられないわけよ。
ついでにいえば、経常収支が赤字化したら、その国の通貨は下落して、その国としては輸出が増えるわけで、それは対外収支が良好になる(経常収支が黒字に転換する)ということで、特に日本の場合、輸出が伸び悩んでいる原因は円高だから、経常収支の赤字を心配する必要などまったくないわけ。
で、キャピタル・マネジメントのカイル・バスとかいうオッチョコチョイだけど、自国通貨建てでしか発行されていない日本国債を売り浴びせたりしたら、日本国内の銀行がいっせいに国債買い取りに走って、結果、カイル・バスは大損こいて逃げ帰るだけのこと。
これまで、何度も、欧米系のヘッジ・ファンドは日本国債売り浴びせを試みたわけ。でも、その度に、必ず日本国内の銀行がいっせいに買いに走って、カラ売りを仕掛けたヘッジ・ファンドは大損こいて日本から撤収しているけど、自国通貨建て資金だったらその国の国内銀行がいくらでも持っているから、何度やっても同じこと。
自国通貨建て国債の売り浴びせなど、投機筋にとっては“自殺行為”以外の何ものでもないんだけどね。
日本の銀行はこれ以上国債を買い支える余力はありませんので、買うとすれば日銀の基金でしょうか。でも、これやったらまずインフレが起きます。これ以上買えば国際社会でも突出しますから。
これまでの構造の限界が来てるのが今の日本です。これまでのやり方は通用しません
だから、今、貯め込んでいる貯金の価値は相対的に下がるが、働かなくても輸入所得で30%ぐらいは賄える。これまでのように、働き詰めをしなくても良い時代がやって来る。(問題は、配分だ。)
そうしたら「JAPはけしからん」ということで近隣諸国から理不尽な要求を持ち出されるかもしれない(ドイツもEUの中心として嫉まれる)。もう一度、日独同盟を結んで共同防衛構想ができるかもしれない。
それとも、自然災害で人類は衰退に向かうか?
また、インフレターゲットで景気回復させなかった場合でも、円高、産業空洞化でいずれ破綻。どのみち、退職した団塊の世代が貯金を取り崩して消費して、中国から物を買って、貿易赤字で破綻。どうせ破綻は不可避なら、破綻後のV字回復が可能なように、経済を良くしたことによる破綻を希望します。先送りしてソフトランディングした後、さらに地面に沈んで行くようなら、ランディングですらない。さっさとランディングさせて、韓国のようにV字回復させて欲しい。産業空洞化したままでは、子供を増やしても、ニートが増えて、財政にかえって悪影響。
ジェーン台風の方が浸水被害が大きかった。1946年に80を足して2026年が最短です。私はあと20年は気にしないことにします。
大体周期は90年100年で来てます。まあ、どっちにしても東海が先。過去の経験では東海のあと2年後とか
2日後と言うのがある。まあ、大阪は浸水だけなので知れてる。しかし和歌山県に原発をつくらなかったのは正解でしたね。現地の住民は金に目がくらまずに立派でした。
金に目がくらんで命を失えば終わりだ。
若狭の建設業者などは懲りていないようだが。
どうも建設業界がらみの奴は政治屋も含めて全部アホで利己主義が多いようです。お前達の孫、子のことも考えなさいよ。金金金ではいけない。他の町民がかわいそうだ。まあ、町民も悪いところがありますが。
後半の文は削除か?
こんなことでは何も書けない。
>>rc2003
>日本国債ももはや9%近くは外国人が抑えているといわれているから、60~70兆円というところでしょうか。
その1でも書いたけど、日本国債は100%円建てで、それは、外国人投資家は手持ちの自国通貨を日本人から円に交換してもらって日本国債に投資しているわけで、それは、外国人も日本国債に関しては日本国民の資金で投資を行っているということで、それはつまり、円建てである限り、外国人投資家の持分比率がどれだけ高くなろうとも、「日本国債は100%日本国民によって抑えられている」といえるわけよ。
>>rc2003
>60~70兆円というところでしょうか。カイル・バス氏もヘッジファンドだから、1%くらいは持っているかもしれない。6千億くらいか。国債のカラ売りのレバレッジは10倍らしいので、海外勢が組めば脅威にはなる。
外国人投資家が日本国債を売った場合、手にした現金の円を、「外貨を持っている日本人」あるいは「日本に投資しようとしている外国人」と交換することになるわけで、それは、外国人投資家が日本国債を売ったとしても、売って手にした円は日本国内に還流することになるわけで、日本国内に還流した円は再び日本国債を買うことのできる資金なわけで、つまり、外国人投資家が日本国債を売り払ったところで、売り払われた国債を買い取るための資金は常に日本国内に“あり続ける”ことになるということ。
>>rc2003
実売りにせよカラ売りにせよ、外国人投資家やヘッジ・ファンドが日本国債を売り浴びせた場合、売った分、現金の円が生じるわけ。
たとえば、外国人投資家やヘッジ・ファンドが日本国債を1兆円売ったとしたら、日本国内において運用先のない資金が1兆円生じてしまうわけよ。そしてその1兆円は日本国内の金融機関の金庫に積みあがるわけ。それは、日本の金融機関のもとに運用先の決まっていない資金(金融機関として金利を支払わなければならない資金)が1兆円積みあがってしまっている状態といえるわけ。
で、日本の金融機関としては1兆円の運用先を探すことになるわけだけど、ふと国債市場を見てみると、外国人投資家やヘッジ・ファンドが売り浴びせた分日本国債は値下がりしていて(金利が上がっていて)、“国債買いのチャンス”になっているわけ。で、日本の金融機関(日本の機関投資家)としては、いっせいに日本国債買いに走ることになるわけ。
>>rc2003
要するに、外国人投資家やヘッジ・ファンドが日本国債を売り浴びせた場合、売ったことによって生じた現金が、日本の金融機関(日本の機関投資家)の手元で「国債買戻しの資金になってしまう」ということなんだ。
外国人投資家やヘッジ・ファンドが円建て国債を売り浴びせるという行為は、日本の投資家やこれから日本に投資しようとしている外国人投資家に、自ら高値で買った日本国債を、わざわざ破格の安値で払い下げるというバカバカしい行為でしかないわけ。
つまり、円建て国債を売り浴びせるという行為は、投資家にとって、大やけどを食らう行為でしかないということ。
だから、円建て国債しか存在しない現状で、「外国人投資家やヘッジ・ファンドが日本国債を売り浴びせた場合、日本国債は暴落する」なんていう心配は、まったくする必要のない心配だということ。
>>rc2003
>日本はもうダメだな、と市場の多くが思ったときに売りは始まるのだと思います。
これまで解説したように、新規で発行した国債で得た資金で日本政府は日本の民間からモノを買うのだから、日本政府がいくら新規で国債を発行しようとも、日本の民間の側において日本国債買い取り資金は尽きることはないわけ。で、投機筋が日本国債を売り浴びせたとしても、売り浴びせることによって今度は運用先の決まっていない現金の円が生じるから、「新規で発行される国債を買いとる資金」および「売り浴びせられた日本国債を買い戻す資金」については日本の民間の側に“常にある状態”が維持されるから、円建てである限りは、市場や投資家たちの意思とはかかわりなく、日本国債の買い手がつかないとか、投機筋の売り浴びせによる国債暴落という事態は起こりようがないんだよ。
>政治がクズでも今に始まったことではないし、まだ日本は絶望視されていない。やはり、日本はもうダメだな、と市場の多くが思ったときに売りは始まるのだと思います。それは、大地震がもう1発きたときかもしれないし、今の時点ではわかりません。
「政治家がアホだったり、大きな自然災害に見舞われた場合、その国においてはきわめて困難な事態が降りかかる」なんていう話は、財政の健全度や金融システムに対する信頼の度合いとは、また別の話であって、単なる一般論でしかないよ。
円建てなら大丈夫ならば、現状何も心配ないとのことですが、
ならば、政府が円建て国債を大量に発行して、国民一人当たり例えば1000万円配布しても大丈夫なのですよね?一人当たり1億、10億配布しても大丈夫ですか?
>外国人投資家やヘッジ・ファンドが日本国債を売り浴びせた場合、売ったことによって生じた現金が、日本の金融機関(日本の機関投資家)の手元で「国債買戻しの資金になってしまう」
そのカネは日本の金融機関のカネではなく、外国人投資家のカネなので、国債買い取り資金になる、という説明には違和感があります。外国人が日本国債を大量に売り仕掛ければ、買い向かわなければ、価格は下落し、円安になり、これらは連鎖すると考えても何ら不思議はありません。
もし、国金マン氏の説明のとおりとすれば、日経をはじめ大マスコミは大馬鹿か、財務省が危機を吹聴しているのをそのままタレ流す政府の広報機関ということになる(一部は当たっているが)。カイル・バス氏はホラ吹きのハッタリ野郎?東三の経営陣をはじめメガバンクは、国債を買い支えることはしない、一定の下落があれば自動的に売ると言っている。
あれも、財務省の消費増税を側方支援が目的のウソ?意見・反論は結構ですが、あなたの言っていることは真実とは思えない。
>あ
>>政府が円建て国債を大量に発行して、国民一人当たり例えば1000万円配布しても大丈夫なのですよね?一人当たり1億、10億配布しても大丈夫ですか?
それは無理。
現在、日本政府は年間で45兆円ほど新規で国債を発行しているわけだけど、あとどれくらい余計に発行できるのかというと、日本国内の余剰供給能力の範囲内で発行できるということ。
2011年の日本の名目GDPは480兆円くらいかな?
これは、大雑把にいえば、日本国内でモノやサービス、労働力が480兆円分買われたということ。
では、日本国内においてモノやサービス、労働力が、いくら分売れ残っているのか…
売れ残っている分が日本国内での“余剰供給能力”ということ。
>あ
売れ残り分のモノやサービス、労働力を買い尽くす分、つまり国内の余剰供給能力分、新規で国債を余計に発行することができるけど、それ以上に発行したら国内供給力に対して需要過多になって、つまりインフレになって、あげく、対外収支が悪化して、結果、政府としては自国通貨だけでは借り入れ資金を賄いきることができなくなって、外貨建て国債を発行して海外から資金を集めなければならなくなるということで、それは、自国通貨建て国債だけで借り入れを賄うことができているという前提が崩れている状態だということ。
要するに、自国通貨建て債務では国や中央政府の財政が危機的状況に追い込まれることは起こらないけど、新規国債については、国内余剰供給力の範囲内で節度を持って発行しなければインフレになって、国家として、自国通貨建て資金だけでは必要とする借り入れ資金を賄いきることができなくなるということ。
で、日本の余剰供給能力は年間で50兆円くらいはあるから、その範囲内で余計に新規国債を発行して、景気対策に充てれば、日本経済は十分に復活するよ…、て話。
>>>rc2003
>国金マン氏のような意見の人も少なからずいるし、この手の議論が決着したというのは聞いたことがない。時間の無駄ですな。
そう投げやりにならんと、話を聞いてもらいたい。
>そのカネは日本の金融機関のカネではなく、外国人投資家のカネなので、国債買い取り資金になる、という説明には違和感があります。
金融機関が融資や有価証券買取に充てている資金で、金融機関保有の資金なんでほとんどないよ。みんな、預金者から預かっているお金だよ。
>>>rc2003
ヘッジ・ファンドが日本国債を売った場合、ヘッジ・ファンドの手元に現金の日本円が入ってくる。その円をヘッジ・ファンドはどうするのかというと、日本でモノやサービスを買うか、日本において国債以外の有価証券を買うか、日本の銀行に貯金するか、両替して資金を本国に送るかするわけ。いずれにせよ、ヘッジ・ファンドが日本国債を売って手にした円資金は日本国内に滞留するわけで、それは、ヘッジ・ファンドが売った日本国債を買い戻すための円資金は日本の金融機関の金庫に積みあがってしまうということ。
結果、ヘッジ・ファンドが日本国債の売り浴びせを仕掛けたとしても、日本の金融機関が自動的に買い戻しに動くので、日本国債の暴落は起こらないし、さらにいえば、外資が日本国債を売り払った資金を両替して本国に持ち帰ったとしても、日本は対外的に債権超過になっているから、海外に出ている日本の資金が日本国内に戻ってきて、日本円の暴落ということも起こらないということ。この場合、日本に資金を引き揚げられた国の金融システムがダメージを受けることになるということ。
>>>rc2003
>もし、国金マン氏の説明のとおりとすれば、日経をはじめ大マスコミは大馬鹿か、財務省が危機を吹聴しているのをそのままタレ流す政府の広報機関ということになる(一部は当たっているが)。カイル・バス氏はホラ吹きのハッタリ野郎?
その通り。
バカというよりは“アホ”という方が合っているかも。
>東三の経営陣をはじめメガバンクは、国債を買い支えることはしない、一定の下落があれば自動的に売ると言っている。
これまでの説明からわかってもらえると思うけど、日本の国内銀行の側には国債買取資金が十分にあるわけだから(日本政府は国債で調達した資金で国内でモノを買うわけだから、次に発行される新規国債買取資金は自動的に国内銀行の口座に入金されてしまう)、銀行の意思にかかわらず、円建て国債の場合、日本の銀行としては、それこそ自動的に買い支えるということになるわけよ。
>>>rc2003
>日本国債が高いのは消去法的に買われているからで、欧州危機が沈静化すれば資金は逃げていくと思われます。
逃げていったところで、海外投資家が手にした円資金は両替で日本国内に温存されるわけ。
それは、海外投資家が国外に逃げ出そうがどうしようが、日本国債を買い支える日本円に関しては、日本国内に“ちゃんとある”状態になっているということ。
で、繰り返すけど、外資が日本から逃げ出したとしても、日本は対外的に債権超過になっているから、円が暴落するということも起こらないということ。
>原発がなくなれば、LNGの購入だけで6兆円の原材料輸入が必要となり、経常収支は悪化しはじめる。日本売りが始まらないのは、「まだ大丈夫」という国内外の信認があるからで、これが損なわれば、日本売りが始まります。
だから、日本の場合対外純資産があまりに巨額に積みあがっているから、経常収支が赤字化しても、当面(数十年間)は心配ないということ。
>>>rc2003
理論的には金融機関の融資残高がゼロになるまでは日本国債を買い続けることができます。国金マン氏が言うように「自国通貨のみで発行している国債は暴落しない」、ということは決してありません。
????
融資残高ではなくて預金残高ってこと?
それとも、「預金残高に国債発行残高が追いついたら」てことかな?
「金融機関の融資残高がゼロになる」というのは、金融機関が貸し出している資金が全額返済という形で戻された場合にそうなるのだけど?
この部分、改めて見解を述べてくれないかな。
そうすればちゃんと答えるから。
>心配性の夢見る関西人
今は景気が悪くて、民間の資金需要が冷え込んでいるから、新規で発行される国債は問題なく買われていくけど、景気がよくなれば、民間への貸出金利が上がって、国債金利も上がっていくということ。それは国債の値段が下がっていくということ。でも、日本政府が円建て国債しか発行していない限り、財政破たん論者たちが言い募っているような、「国債の暴落」、もしくは「破局的な国際価格の暴落」というのは起こらないってこと。
日経をはじめとする大新聞や週刊エコノミストをはじめとする多くの雑誌は、ヘッジファンドの日本国債の売り仕掛けを記事にしていることは、財政破綻に関する記事を追っかけ、ブログを書いている私はよく知っています。また、対GDP比の債務残高の話、2%の金利上昇で税収と利払いがほぼチャラになる話、これらのことも私は話のネタとして書いてきました。外国人の売り仕掛けについては、これまで何回も失敗したらしいが、悪材料が次第に積み上がり、売り仕掛けが今度こそ奏功するかも、という論調でヴェリタスなどは書いています。私は、野田総理が「ギリシャのようになる」、「借金を子孫にツケまわす」などの言いぐさはすべて財務省の入れ知恵だと思っているし、あれもこれも消費税を上げんがための財務省のたくらみだと信じています。読み手の方は、気づいているかもしれないが、私はもう随分前から財政破綻論者ではない。記事No.1007の主旨も「売り仕掛けをたくらむヘッジファンドがいるらしいが、簡単には成功しないだろう。日本国債が暴落するにしても今ではない。内外の市場が「日本はもうだめだ」と思ったときが真のクライシスになる」というものです。(続く)
さて、融資残高がゼロになるというのは、国債を買う原資が無くなるという意味です。要するに預金ぜんぶが国債になっている、という意味。
1.グロソブは債券だから値下がりですよね?
2.株の投信はどうなるの?(資金が集まるから値上がり?)
3.リートは景気後退?で値下がり?わかんない??
対外資産及び外貨準備高(この2つは意味が違うが)が相当ある、というのは高橋洋一氏をはじめ多くの人が指摘しているが、仮にあったとしても、「財務省がない」といえば、ないし、実際に使えなければ、ないということと同じ。あの未曾有の国難である東日本大震災のときでさえ、日本は米国債の一部を売る等、資産の取り崩しができなかった。増税するなどして国民に負担を押しつけてでも、取り崩しはしなかった。だから、そんなもの無いんだよ。それと経常収支が赤字になれば、早暁国内で国債をファイナンスできなくなる、というのも著名エコノミストらの常識になっています。
最後に、私は、金融・経済の現場の人間ではないし、系統立てて勉強したわけではないので、自説というのはありません。時の変化(要するに年を取り、巷にあふれる情報を総合して判断している)で考えも変わります。国債金融マンさんは、どういう立ち位置の人間ですか。
→タコ足配当をやっている金融商品。もう価格は4割程度になっています。
2.株の投信はどうなるの?(資金が集まるから値上がり?)
→日本株に関して言えば、債券が下落すれば株価は上昇しますが、有事の際は、ほとんどの株(8割程度)が下落すると考えています。要するにほぼ「全面安」
3.リートは景気後退?で値下がり?わかんない??
→有事の際はほとんどの地価は下落すると考えます。下落時に買い集めた土地がその後、上昇して土地成金が発生したというのはあくまでロシアなど一部の話です、
>>>rc2003
>さて、融資残高がゼロになるというのは、国債を買う原資が無くなるという意味です。要するに預金ぜんぶが国債になっている、という意味。
日本国内の預金が国債買取の原資になっているわけだけど、政府にお金を貸せば貸すほど、その分、日本国内の預金残高はどんどん増えていくんだよ。だから、日本政府がどれだけ国債を発行しようと、円建て国債である限り、日本国債の発行残高が日本の民間の預金総額に追いついたり抜かしたりするということは起こらないんだ。
たとえば、日本の民間の預金残高が1400兆円で、日本の民間の負債残高の総額が300兆円、日本政府の負債残高が1000兆円だとする。
この場合、日本の民間としては、あと100兆円しか政府に貸し出すことができないということだよね。
ところが違うんだよ。
>>>rc2003
「信用創造」て用語は知っているよね。
政府だろうと企業だろうと個人だろうと、誰かが新規で借り入れを起こすと、信用創造のメカニズムで、新規借り入れ額分、民間の預金残高はどんどん増えていくということ。
日本の民間の預金残高の総額が1400兆円で、この民間保有の1400兆円の中から、日本政府が年間で50兆円、新規で借り入れを起こすとする。
この場合、民間の側は政府から50兆円分の国債の債権を受け取ることになるから、1400兆円の預金総額は1400兆円のまま変わらないわけ。政府に50兆円貸したから、1400兆円が1350兆円になるということにはならないわけよ。
で、日本政府が民間から借りた50兆円は、日本の民間からモノやサービス、労働力を買い取るという形で支出がなされるわけ。つまり日本政府が日本の民間から借りた50兆円は政府支出によって民間名義の預金口座へと戻されるわけ。
すると、日本の民間の預金残高は1400兆円から1450兆円へと、50兆円増えるわけよ。
これは日本国内のお金が50兆円増えたということ。
で、この増えた50兆円は「信用創造マネー」で、要するにマネーサプライのこと。
>>>rc2003
で、預金残高が50兆円増えたということで、増えた50兆円が、翌年に新規で発行される国債の買い取り資金になるわけよ。
これは、民間が新規で借り入れを起こした場合も同じ。
民間が、年間、新規で30兆円の借り入れを起こせば、民間の預金残高、つまり日本国内に存在するお金は、年間で30兆円増えるということ。
日本政府は日本の民間からお金を借りる。日本政府は日本の民間から借りたお金で日本の民間からモノやサービス、労働力を買い取る。つまり、日本政府が民間から借りたお金は、政府支出によって民間のフトコロに戻されるということ。民間の側としては、政府から戻ってきた資金で次に発行される新規国債を再び買い取る。この繰り返し。
自国通貨建て国債である限り、このサイクルが延々と続くから、日本政府の財政は決して破たんしないということ
>>>rc2003
政府の支払い金利が増加したら、金利調達資金も国債発行で賄ってしまえばいいってこと。
円建て債務では政府の財政は破たんしないのだから、利払い金が拡大しても金利分、新規国債発行で賄い続けることができると言うこと。それで国民の負担にもならないということ。
ギリシャがどうなっているのかというと、「中央政府の財政が破たんしたから大変なことになっている」ということではなくて、「外国への支払い代金(外貨)を国家として工面することができなくなって大変だ」という話なわけです。この件については詳細について解説するのは大変だから、興味があるのなら自分で調べてみて。
対外純資産がプラスであるというのは、日本の国家として、つまり政府だろうと民間であろうと、外国から外貨建てで資金を借りてこなくて済んでいる状態だということ。それは、日本としては、政府だろうと民間だろうと、国内資金である円だけで借り入れ資金を賄いきることができている状況だということ。対外純資産を取り崩せるとか崩せないとかはどうでもいいこと。
>>>rc2003
ちなみに、東日本大震災の際にも日本は対外純資産を取り崩さなかったというのは、単純に、取り崩す必要がなかったから。
対外純資産て外貨建て預金のこと。
復興に関しては、日本国内の建設会社や資材会社、日本人労働力を活用することになるわけで、要するに、日本国としては円があれば復興を買うことができるわけ。
円だったら、政府が国債を発行すれば30兆円だろうと40兆円だろうと工面できるので、わざわざ外貨預金を取り崩す必要などないということ。
ちなみに、対外収支が赤字化したら、日本国としては、アメリカ国債だろうとなんだろうと、取り崩して現金化して、そのお金を海外への支払いに充てることはできるということ。
国債発行もしたが、増税もした。要するに増税の実績作りをしたかった。
増税はする必要なかった、という新聞の社説もずいぶんあった。
対外資産の取り崩しや一部米国債の売り払いの意見もあった。
おたく、誰?政府関係者じゃないの?
>心配性の夢見る関西人
>融資している分を貸しはがして国債買ういう意味やろ
違うよ。信用創造によって世の中の資金が増えるわけだから、貸しはがしなんかする必要ないぜ。
>融資残高ゼロになったら、国債買われへんやんか
新規で借り入れが起こされれば起こされるほど、信用創造によって世の中の資金がどんどん増えていくということで、それは融資残高に関しては決してゼロにはならなどころか、どんどん増えていくといということだ。
>その26は、明らかに、財務サイドの言い分
おたく、誰?政府関係者じゃないの?
ガッカリさせるなよ。
私は、日本の国家財政はまったく危機的ではなく、日本政府の債務など問題にならない借金だと言っているんだよ。
政府側の人間だったら、日本の財政を語るに当たって、「日本の財政は危機的で、国民としては増税を感受しなければならない」といった論調になるだろ。
私は増税推進論とは真逆のことを言っているんだぞ。
実績作りもヘッタクレもない。
復興を実現させるに当たって外貨は必要としない。
それだけのことだ。
復興を実現させるに当たって外貨は必要としない。日本国としては円があれば復興を買うことができる。だから、米国債だろうと外貨準備金だろうと、取り崩す必要はない。
これのどこが間違っているんだよ。
「政府関係者じゃじゃないの?」とか、そういう中傷っぽい言い方ではなくて、どこがどう間違っているのか、具体的に指摘してみてくれ。
ソブリンは近い将来、解散かと考えています(分配金で楽しようと思っていたのに、、ハズレちゃったか)。
株も厳しいですか(投信の25%は株対象商品なんだけどな)。リート(私はコロ卵を組み入れています:アメリカは人口増加で発展しそうだから・・)。資産5分計の一つが投信だけど、、厳しいかな、、ねこまんまでしのぐかニャン。。
世界不況の様相を呈してくると、新興国は真っ先に危ないですね。日本株は、例えば、副島氏が推奨している株がありますが、国内景気に逆行して上がる株があるのか、についてはわかりません。全面安の展開だったとしても、1~2割の株は上がるかもしれません。個別にどの株がいい、とかは要因が複雑すぎて誰にもわからないのではないでしょうか。一般的にインフレになると土地は上がりますが、これも上がるのは全体の数%かもしれません。
>>デフレから脱却して、日本経済を成長路線に戻したいということ。
それができれば苦労しない。
デフレとは供給過剰のことで、つまり、民間の需要では過剰供給分を吸収することができない状況であるということで、それなら政府がその分大目に国債を発行して余剰供給分を吸収すればいいだけのこと。そうすれば、そのうち民間の経済活動にも火が入って日本はデフレから脱却できるということだ。
ネックになっているのは、政府が借金を増やすと国民がツケを負わされることになるという、途方もない勘違いがはびこっていることで、日本政府の借金など自国通貨建てである限り何の問題にもならないということを人々に納得させることで、政府支出を拡大する方向へと持っていこうということだ。
>なんだリフレ派のひとか。
もう御説は異端扱いされています。
異端扱いされようが、正しい主張は正しいということだ。
私のような主張を異端扱いする方が間違っているということだ。
ところで管理人クン、キミはどうなんだ?
キミにいわせると、私の主張は異端なのか。
「政府関係者じゃないの?」とか「なんだリフレ派のひとか」といったレッテル張りはいらないから、私の主張が間違っているのならどこがどう間違っていると言うのか、よかったら指摘してもらいたいものだ。
御主張は理解できるが、ここは、そういう御説を主張される場所ではありません。サイトが違います。また、日本の財政状況に関する認識にしても議論はムダです。過去に何度もアラされました。誠に申し訳ありませんが、お引き取り下さい。
>>日本の国家財政はまったく危機的ではなく、日本政府の債務など問題にならない借金だと言っている
ついに正体を現わしたね。途中までわからなかったよ。
今さら何いっているんだ?
正体も何も、その3まで読めばわかるだろ。
私の主張、もう一回読み返してみなよ。
日本政府の借金が問題になるわけないだろ。
日本政府は日本の民間からカネを借りて、民間から借りたカネで民間からモノを買っているわけだ。
自ら政府に貸し出した資金は政府支出によって自らのフトコロに戻される。結果、日本の民間の側にすれば、政府から戻ってきた資金で次に発行される新規国債を買うことができるわけで、それは、円建て国債である限り日本の民間にすれば、日本国債については永遠に買い続けることができるということで、それは、日本政府の財政が債務負担で破たんするようなことは起こらないということで、さらにそれは、日本政府の借金など問題にならない借金だということだ。
この主張のどこがどう間違っているんだ?
朝倉さんが面白いこと書いている。
グロソブが買った債権はいずれ暴落する。
ギリシャ国債、スペイン、ユーロ等。最近は日本国債を買っているらしい。ということで近いうちに
日本国債は暴落するらしい。
しかし公務員としては日本国債を買い支える義務があるぞ。グロソブを買い増ししなさい。(冗談)
グロソブなんか止めとき。金を買うとき。
もう一点、需要不足(供給過剰)の対策として公共投資をあげてますが、無駄。エコポイントの結果、終了した途端家電メーカー大赤字。私はだめな会社はとっとと潰すべきと考えます。日本の中だけでなりたつ経済なら別ですがね。
だいたい、政府が「日本がギリシャになる!」などと国民を脅迫し、国民の多くが日本の借金と国債暴落を心配しながら生活し、4割ものおバカさんが「消費税増税に賛成」してしまう世の中なんて異常ですよ。
今となっては、「日本は大丈夫」という意見は、本当に貴重であり、重要ですよ。
ただ、国際金融マンさんの主張がいくらロジカルに正しくても、それが国民に支持されず、政治家・官僚が完全に間違った政策を進め、国民の多くがおかしな行動(例えば、キャピタルフライトとか海外移住)を進めれば、破綻しなくてもいいはずだったものが破綻する可能性が出て来てしまうのではないでしょうか?
つまり、皆があの銀行はヤバイと信じれば、財務上全く問題がなくても、取りつけ騒ぎが起きて破綻してしまうような事態への懸念です。
国際金融マンさんは、「そういうのは単なる一般論でしかない」と切り捨てられてますが、私はむしろ、ロジカルに何が正しいということより、皆がどう思い、どう行動するかの方を重視し、日本の将来を懸念をしている1人です。
債券が暴落しないように(国の安定を図る目的~究極的には官僚・施政者の収入安定)債権分の通貨を垂れ流しているのですよね。
金の先物も細々とやっていますが損失ばかりです(老後に備えて金現物は確保しております、6000円/gを期待して=1kgで3年分の生活費を想定)。今週あたりが短期的には安値と思いますから建玉かニャン。
どうでしょう。国債発行余力については同意しますが、私はそんなことでは需要はおきないという考え方です。正確にいえば一時的には起きるのでしょうが、信用が創造され経済が拡大し財政再建につながるような需要の拡大にはなりません。
スマートフォンを使えばわかるとおり、ラジオもウォークマンも郵便も辞書もカメラも手帳もアダルトビデオのDVD(失礼)もいらないわけです。家電メーカーの需要は減りますよね。郵便もです。まぁ、国が民間が本来自分でやるべき「良い製品つくり需要を喚起する」ということに集めた金をもとに手伝ったところで、有能な人間が考えた新しいビジネスにはかなわないということです。
国の発展過程によっても変わると思われ、インドネシアに高速道路を建設することが無駄だという人はいないと思うのですが、日本で行われる国債発行、公共投資で需要拡大という主張に対し、「そんなことは無駄で破綻の日が近くなるだけだ」という考えはあってよいと思います。
それは信用とか信頼というものです。紙切れにすぎない一万円札がそれなりに有効なのは信用に裏付けされているのは常識です。国が債務をどんどんふくらますとき国民には国に対する信用不安が湧き上がってきます。このうつろいやすい感情は理屈でなく、予測できるものでもなく、あるとき突然、現実となるでしょう。
「国家は破たんする」にありますが対外債務で破たんすると同じく対内債務で破たんする国が歴史上、多数あったそうです。奥さんから毎日500円借りる話、その旦那は10年もそれを続けたら、必ずその借金を踏み倒すと思いませんか?その前に、返済してもらえるかどうか不安になった奥さんから返済を迫られた時になるかもしれませんが。
先物はあきませんよ。真面目な人がやるものではありません。金や銀は現物ですよ。
先物は絶対にあきません。先物会社とかわりを持つだけで、もう財産を失ったのと同じですよ。話をするのもあきません。
今すぐ止めたほうが良いです。副島さんなどは先物会社で金現物を買うと、割安で得であるとかいていましたが、
私は、「副島さんははとんでもないことを書く人だな」
と吃驚しました。この人は実践家ではないのです。
先物会社で金を買うときは、まず顧客登録が必要です。
住所、名前、電話すべて身分証確認。
わたしは15年前に経験しました。さっさと逃げ帰りましたよ。
昔は三井物産が唯一の貴金属のインターネット取引を開始しましたが、2年ほどで廃止されました。
いまの商品先物会社はやめたほうが良いです。
詐欺師にこちらから友達になりたいですか?
故青木雄二先生といえば、10年以上前に日本の国債残高がこのまま増えていくと破綻するって、朝日新聞のコラムに書かれていたのを覚えています。たしかどっかに切り抜きを残してたと思うのですが・・・。
共産主義が良いって極端な考え方の人でしたが、経済のなんたるかはこの人の本(漫画)で勉強したように思います。
よく理解出来てないのですが、間違っていないようにも思えます。
しかし、国債が暴落しなくとも、ハイパーインフレはおきますよね?高橋是清の時は、最後は日銀が引き受けた国債を市中消化できなくなり、インフレとなりました。同じことが起きるのではないでしょうか?軍事費を削減して財政再建しようとしたら2・26事件で暗殺されてしまったのは痛ましいです。
フランスとギリシャでは、財政再建派が選挙で敗れて、経済成長派が勝ったそうです。日本もそうなって欲しいです。円安・インフレにして名目GDPを増やせば、借金の相対的な価値は減りますよね。名目GDPを3倍にすれば、一気に健全化します。
先物に反対の方は、FXにも反対なんですか?レバレッジを低めにしておけばいいだけだと思うのですが?先物に反対される理由が知りたいです。
次の選挙では増税反対派に投票されん事を。
ギリシャは、もう国民的に緊縮反対のとこまできとる
要するに、ユーロを出て行く覚悟を決めたんか、いうところや
まだ極右は第2党になったばかりやよってにな
大阪の橋下と同じや
わいは関西人やが、橋下は好かん
誰が増税賛成か、反対か、まだわからへんやないけ
国際金融マンさんのコメントは長すぎるので、全部は読んでません。読んだ部分については、論理的に正しいように思えましたが、私には難しすぎて。。
増税して何に使うかが問題だと思います。財政再建に使うなら賛成ですが、すでに構造的に破綻していることが自明で、財政悪化の主要因である現行の社会保障制度を維持するために使うなら反対です。5%程度では、焼け石に水です。民主党、自民党は、2015年以降税率をどうするのかまで誤魔化さずにはっきりさせて欲しいです。そうでなければ、私は民主党、自民党は投票先としての選択肢になりません。
日本国債は暴落しないと、考えておりましたが、
昨今の状況の変化を見て、
現在は非常に危険な状況と考えています。
日本証券業協会「公社債の投資主体別の売買動向」では、
2009年まで、国債を大きく買い越してきていた都市銀行(中核が3
大メガバンク:三菱、みずほ、三井住友)が、2010年から売り越し
をする月が増えています。
そして2011年は14兆910億円の売り越しに転じているのです。
そして、それに代って、買い支えているのがヘッジファンドで、
オフショアにある外人ファンドの国債保有は、2011年9月末で47兆
4040億円(748兆円の国債の6.3%:財務省の集計)でした。
買い越しは、2012年1月が12兆円、2月が14兆円と、続いています
rc2003さんの発言で、
「日本国債ももはや9%近くは外国人が抑えているといわれているから、
60~70兆円というところでしょうか」
これは極めて正しのですが、あまりにも増分が激しく、
資金の退避という理由だけでは説明がしにくいと考えております。
ヘッジファンドのファンドの売り浴びせた場合、
円建ての日本国債は、毀損しますが、
日本国債のCDSを買っておけば、
その毀損を上回る巨万の利益が、
ヘッジファンドに転がり込みます。
なぜなら、日本国債のCDSはドル建てだからです。
あと、日本証券業協会「公社債の投資主体別の売買動向」の、
データでは、ゆうちょ、年金基金は国債の売り手に既になっており、
10年からは、都銀が国債の売り手になっていることを示しています。
現在のところでは、日銀しか買い手が無い状況で、
ヘッジファンドの売り浴びせが発生すれば、
額さえ大きければ、暴落させることができます。
レバレッジをひくめにするなら意味はない。それならレバレッジ1でよい。勝てる情報を持っている人だけが勝つ。のこりはすべて鴨。マネックスで5年前1万ドル買った。115円だった。今でもまだ清算していません。35万円の損かな。嘘みたいな話でしょう?
後、会社がつぶれたら証拠金は帰ってこないでしょう。
それも気に食わない。
発売元は米国あたりか…
まさか国内の保険会社じゃないと思うが
米国債のCDSというのは、ないと書いてあった
引受け手がないそうで
副島氏の近著には、ギリシャの債務残高はたったの35兆円だが、
CDSは、その3倍の100兆円とあった
そのCDSを米国が発動させなかった
要するに、無理矢理ギリシャはデフォルトさせへんかった
おそろしか
これからどーなるんだか
日本国債CDSはおろか、米国債CDSも存在しています。
下記は、2012年5月7日(月)の価格です。
日本国債CDS 5年 USD建て:94.50bps
米国債CDS5年 :34.10bps
ギリシャ国債CDS5年 :5730.10bps
スペイン国債CDS5年 :478.55bps
イタリア国債CDS5年 :436.245bps
ポルトガル国債CDS5年 :1008.25bps
アイルランド国債CDS5年:563.84bps
フランス国債CDS5年 :190.76bps
ドイツ国債CDS5年 :84.50bps
ちなみに、CDSの存在は、
私見ですがとても恐ろしいものに見えます。
世界の金融は、この10数年で大きく様変わり、
してしまったように思えます。
レバレッジ1でFXや先物をやればいいだけですよね。銀行で外貨預金したり、ゴールド現物を購入するより、手数料は安いですよ。
FX会社が潰れたら帰ってこないのはその通りですが、今や銀行の方が潰れる可能性高いですよね。ゴールド現物をタンスにいれておくとしても、地震とか泥棒とかも怖いです。やはり、分散させておくのが一番良いと思います。
>、今や銀行の方が潰れる可能性高いですよね>
いい加減なことをいってはいかん。頭おかしいのか?
たとえ
銀行はつぶれても金は返ってくる。
あまりに無茶苦茶な意見ですな。
支離滅裂。話にならん。
後になってみれば明白なことでも、事前に考え実行してゆく困難さがよくわかり一気に読めました。日本国債のバブル破裂に重ねて読むととても参考になります。ぜひ一読をお薦めします。
国債を永遠に借り換えて元本が増えてゆくような財政政策をとっているのは、先進国で日本以外にあるのでしょうか?きちんと調べたわけではないのですが、聞いたことがありません。世界で日本だけというやり方が正しいかどうか、考えるまでもないと思います。
>>国際金融マンさんの理論では「国が問題なく国債発行を続けることができるには、何も考えず盲目的に国債を買い続ける人たちがいること」が大前提になっています。主夫さんの投稿にもあるようにこんな前提はとっくに崩れています。今まで信用して買い支えてきた銀行でさえ立ち止まって考え始めています。
いいか、銀行は、国債を買い取るカネがあって、そのカネの運用先が国債しかないから、国債を買い続けてきたんだ。ではどうして、これまで、銀行の側に国債を買い取るカネがあり続けることができたのかというと、ここでさんざん述べてきたが、政府が国債で調達した資金は、政府支出によって民間のフトコロに、つまり民間名義の銀行口座に戻されてきたからだ。で、銀行としては、政府から戻ってきた資金をどうするんだ? 次に新規で発行される国債を買うしかないだろ。
銀行にとって貸したカネが戻ってきてしまうというのは、政府に対する融資資金だけではなく企業や個人に貸し付けた資金も、企業や個人の支出によって銀行の口座に戻ってきてしまうんだよ。
銀行としてはだな、政府から戻ってきた資金だけではなくて、企業や個人から戻ってきた融資資金についても、新規運用先を開拓しなければならないんだよ。
要するにな、銀行が政府や企業、個人に貸し付けた資金は、政府や企業、個人の支出によって再び銀行の口座に戻ってきて、銀行は、常に、戻ってきた資金の新たな運用先の開拓を行わなければならないということなんだ。
で、新規の運用先の開拓といったところで、デフレで民間はなかなかお金を借りてくれないから、銀行としては、戻ってきた資金の運用先として、その多くの部分を新規で発行される国債の購入に頼らざるを得ない、というのが実情なんだよ。(現在日本国債の金利が極めて低い水準になっているのは、そのような事情からだ)
結局、民間側の資金需要の動向における金利の高い低いはあるものの、自国通貨である円建て国債である限り、日本国内の銀行は、今後とも、日本国債を買い続けることができるし、買い続けるしかないということなんだよ。
自国通貨建て国債というのは、銀行の意思にかかわらず、銀行としては買うことができるし、また、買わざるを得ないというシステムになっているんだよ。
そしてそれは、円建て国債である限り、新規で発行される日本国債の買い手がつかなくなるという事態、つまり“日本政府の財政破たん”という事態は起こりようがないということなんだ。
わかったか、生はんか。
生かじり、オマエ、HMは“生かじり”ではなく“生はんか”にしろ。
君のために善意からアドバイスしよう。
「金鉱株で資産形成」で検索。
5月5日の記事 文明人はゴールドを。。。
の下のほうを読んで。No27831を。。
参考になるよ。
疑問点は 隆 名で投稿したら答えてあげる。
ここで書けない。
管理人さんすいません。
日本は現状不況でほかに有利な投資先がない、ゆえに国債をやむをえず購入しているという事情はわかります。このシステムが継続してゆく前提のもう一つに、「日本は今後もながーく不況が続く」が必要ですね。
なんの疑いもなく国債投資を続ける銀行と決して回復することのない不況がえんえんと続き、累積赤字だけが着実にふえてゆく、なるほどこの20年を振り返るとまさにその通りでした。
国際金融マンさんと’生はんか’の私の違いは結論だけです。私はこの状態が続けば破たんしかないと思います。
国債が大暴落したときだ。ある意味戦後に近い。超インフレ。手持ちの外貨現金のみが意味を持つ。大体外貨預金はつぶれる前にだすか、ドル現金化する。国民の持つ電子外貨は全部強制徴収。もう返答はやめるからな、あほらしいからな。
123君は説得力がある。大先輩。(歳だけだが)としてうれしい。
>日本は現状不況でほかに有利な投資先がない、ゆえに国債をやむをえず購入しているという事情はわかります。このシステムが継続してゆく前提のもう一つに、「日本は今後もながーく不況が続く」が必要ですね。
いや、そんな前提は必要としないんだよ。
景気が良くなるということは民間の資金需要が高まって、その結果、政府が一度に借りることができる金額が少なくなってしまう状況だということ。
この状況で、政府が借入金額を維持、あるいは増加させようという場合、借入れのスパンを短縮すればいいというだけのこと。
現在、日本政府は、一か月に約3.7兆円、新規で国債を発行していて、一年で12回、総額で年間45兆円ほど新規で国債を発行している状況だということ。
たとえば、日本政府が5月1日に3.7兆円、銀行から国債を買い取ってもらうとする。その3.7兆円は、一両日中には政府による支出という形で銀行の口座に戻されるわけ。で、銀行としては、政府から戻ってきた3.7兆円で、翌月発行される新規国債3.7兆円を買い取るということ。現在、これが毎月繰り返されているわけ。
で、景気が良くなって、民間の資金需要の増加から、日本政府として一度に借りられる金額が3.7兆円から3兆円に減ってしまったとする。
この場合、一か月に一度のサイクルで借入を起こすのではなくて、3週間に一度の割合で3兆円を借りればいいということ。3週間に一度3兆円分の国債を発行するという割合で借入を起こした場合、日本政府としては、年間で51兆円借りられるわけよ。
な、景気が良くなったところで、円建ての場合、日本政府の国債発行システムに何の問題も起こらないだろ。
もっとも、景気がよくなったら、それは、政府に代わって民間がたくさんお金を借りて、景気を浮上させてくれるということだから、政府としても借入額を縮小できるし、景気が良くなれば税収も増えるから(名目GDPが1パーセント増加すると税収は4パーセント増加する)、日本政府としても、無理して国債を発行しなくとも問題ないわけよ。それでも政府として借入額を増やしたいというのなら、先に示したように、借入のスパンを短縮すればいいというそれだけのこと。
というわけで、自国通貨である円建てである限り、日本国債のデフォルトなど起きようがないという事実については、納得することができたかい?
個人的に気に入らない、反対意見だから、という理由で削除することはありません。個人攻撃、読み手に不快感を与える表現、本webサイトの品位を損なうコメントに関しては、管理上不適当であるとして削除しています。非公開コメントで、誰それのコメントはこういう理由で不適当だ、という意見があれば、吟味した上で削除しています。
破綻しない旨の反論、その他については、読む方が判断すればいいだけであって、賛同若しくは、無視されるかのいずれかでしょう。
親切でと言うから書くけど。
外貨預金は良くないと思いますよ。していません。
外貨預金は保証されないということは常識ですよ。
日本の大銀行がつぶれた時はそのときもういろいろ考えてもしかたがないですよ。一種の敗戦、戦後ですよ。
下のほうの・・27831?って何。よくわかんニャイ?
確かに書いてある通りですが。。
ニャンの場合は10年・20年先の資産維持を考えて1/5を金現物に置換したのですがここ6・7年で3倍に値上がりしたから、調節して投信に振り向けて現在に至っています。
金現物は貨幣価値の消滅に備えての物で資産形成のような大それたことはニャンには無理だと感じます。
本当はコツコツ貯めて倹約生活が性分ですが、親の介護とかで散財を余儀なくされたりいろいろありまして管理しやすいように5分計体制に至ったのです。お金の流れは把握できていますし、お金は私の奴隷として活用させていただいているだけで十分です。はい・ニャン。
お~い!二人とも東京へ遊びに来ないか~♪
さて、国際金融マンさんのおっしゃるとおりに国債の発行が可能であれば、節操のないホイホイ発行か、余程他に無茶しない限り国の財政破綻はありえないように思います。
これぞ正に自国通貨建ての国内運用ならではの強みでしょうか?
金現物は売買禁止、または召し上げになる可能性があります。国家破綻すれば公務員も給料は半減です。年金とて同じです。基本は食料とか商品現物を手元に置くことです。腐らないものが良いです。資産保持です。
ご幸運を。
硬貨を新たに鋳造するんですか?手間代がかかりすぎ・流通量分の生産はできないですよ。
銀行預金から利息を回収したほうが良いのでは。
確かに、金現物の提出はあるかもしれないと考えていますし、今、乗っている4WD車も軍隊が接収するやも、も想定しています。
R90ザックに緊急逃避用度も整備しています。公務員として、桜島噴火に備えて、自分なりの緊急展開作戦に備えています(車両燃料100Lや常備12日分の避難用食糧・飲料水、衣服、医薬品、寝袋、携帯コンロなど、半分はザックで携行できます=16・7kgになる)
朝鮮半島動乱の際は避難民や工作員も侵入するでしょう。
あらゆる危機を想定して備えているのです(武器は持てないが)。
財政危機はその中でも短期的には軽いほうですが中長期的には通貨切り替えなどを含めた態勢を敷いているのです。
インフレになるのでは。10倍のインフレは想定外です。それはもう破綻と同じです。
わたしはどっちでも良いですけど。私らの職業は既得権もはや0ですから。
1000兆円の借金は今後100年近くかけて返していくことになるのです。日本人は貧乏になるのです。過去の栄光にとらわれてちゃいけません。
>これからは国家は助けてくれないばかりか、国家による収奪が始まります。
政府が収奪することができる金が国民の側にあるのなら、収奪してから、収奪した分の金額の国債を発行して、それを国民に渡せばいいだけのことじゃん。
国民の側にカネがあるというのは、政府としては国債を発行すればそのカネを吸い上げることができるということなんだよ。
国家が破産するというのは、国民の側にさえもう金がなくて、政府としては、増税しようが、国債を発行しようが、国民から収奪しようが、必要とするカネを調達することができなくなる状況のことをいうんだよ。
ギリシャも2008年のアイスランドも、2001年のアルゼンチンも、1997年の韓国も、みんなそうだ。
そもそも日本政府は日本国民からカネを借りているわけで、「日本国民にお金を返さなければならないから、政府としては日本国民からお金を“収奪する”」て、おかしいだろ。
いいか、日本の民間は2011年12月末現在で、貯金を5153.5兆円保有しているんだよ。ちなみに、日本政府も貯金を保有していて、その額は、やはり2011年12月末の時点で475.7兆円だ。(by.日銀資金循環統計)
政府の1000兆円程度の借金なんか、日本国の資金力にとっては、屁でもないんだよ。
この事実は、だれも指摘しないけど、まぎれもない事実だ。
ただ、コメントの意味を理解しない方もおおいように、あえてわかりにくく書いているのかもしれません。貴殿の2つ前のコメントは要するに、「日本には皆さんが頑張って蓄えた貯蓄があります。円高で今は厳しいですが仮に円安になれば、また復活することは目に見えてますね。近道は、みんなが政府にカネを渡すことです。さすれば、世の中の需要が増え、景気が良くなります。国家財政は一時的に厳しくなりますが、前よりもっと経済が拡大するので大丈夫!私ども内閣がしっかり使い道決めて、もっともっと景気を良くしますから」ということで、信用しない人は我先にと自分の資産を隠すということで、あなたは信用するわけですから何もしなくてよいというだけのことです。
ナガナガ説明が必要な内容ではないと思いますね。しかもナガナガ書いているのに理解していない人が多いのを相手のせいだと思ってるしw
計算上成り立つことがうまくいかないのは共産主義もおなじですね。それは人間だからです。
国際金融マンさんのコメントを必死に理解しようとした私がバカでした。
時間の損でした。
賢い人、特に富裕層は、国際分散投資、海外移住、いろいろやってますのもね。そういう行動のことは、一切触れてませんものね。
時間を返せ~~
>>後から同じ金額出すからカネよこせばいいじゃんって。。。みんなカネ隠しますね。だから出来ないんですよ、そんなこと。人間には欲がありますから。
「カネ隠す」て、いったい、どこに隠すんだよ。(笑)
カネというのは、隠すことなんかできないんだよ。
カネというのは、必ず運用にまわされるということだ。
運用というのは、モノを買うか、投資に充てるか、誰かに貸すということだ。
そうしないと、保有しているカネから利益を得られないだろう。
カネを隠すというのは、あえていえばタンス預金のことだけど、タンス預金なんかしたら、つまりカネを隠したら、カネの保有者は、そのカネから利益を得られないということだ。
誰が所有者だろうと、カネというのは、必ず運用に回され、市場に出回っているものなんだよ。
つまり、誰だろうと、自ら所有しているカネを隠すことなんかできないということなんだ。
日本人が海外に投資する場合、手持ちの円を外貨に両替しなければならないわけだ。両替によって、海外に投資しようとする日本人が持っていた円資金は、結局、日本国内に温存されることになるんだよ。つまり、日本人投資家が手持ち資金で海外投資を行ったとしても、円資金に関しては、日本国内からは出ていかないんだよ。
海外移住も同じだ。海外に移住する場合、その人は、やはり手持ちの円を移住先の通貨に両替しなければならないだろう。
で、日本国債は100%円建てだから、日本人投資家が海外投資を行ったとしても、日本国債のシステムは揺るがないんだよ。
私の主張が、長々とした解説になるのは、オマエみたく、私のいう肝心な部分を見落として噛みついてくるヤツがいるので、繰り返して同じことを述べなければならないからだ。
肝心なことというのは、日本政府は日本の民間から借りたカネで日本の民間からモノやサービス、労働力を買っているということだ。日本の民間が日本政府に貸したカネは日本の民間にとっては収入になり、その収入分、民間の預金残高は増加するということだ。
つまり、日本政府が新規で借入を起こせば起こすほど、日本の民間の預金残高は、政府の負債残高が増加する分、そっくり増えていくということだ。
これが、経済学でいうところの、信用創造のメカニズムだ。
で、民間の預金残高が増えた分の資金が、次に発行される新規国債買い取りの原資になっているということなんだ。
民間の側において国債買い取り資金がいつまでたっても尽きないのは、まさに、政府が新規で国債を発行し続けているが故なんだよ。
預金というのは、誰かが借金を起こすことによってはじめて生じるんだよ。
誰かが借金を起こせば、その分、金融機関の預金残高が増加して、新規で融資に充てることができる原資が生じるということなんだ。
個人や企業の貯蓄率が上がったところで、金融機関の預金残高は増えないんだよ。
政府は民間からカネを借りる。民間から借りたカネで政府は民間からモノやサービス、労働力を買う。つまり、政府は民間から借りたカネを政府支出という形で民間のフトコロに戻す。民間の側にしてみたら、政府から戻ってきた資金で次に発行される新規国債を買い取る。
この繰り返しだ。
貸した資金が戻ってくるので、民間の側にしてみたら、国債買い取り資金については、実質的に無尽蔵に存在するということ。
ということは、今後とも永続的に、日本政府としては歳入不足を補う分や景気対策に充てる分、災害復興に要する分だけではなくて、借金の元本返済分や利払いに必要な資金も国債発行で(民間からの借り入れで)賄いきることができるので、日本政府の財政については破たんどころか、問題が生じるということさえも起こらないんだよ。それは、日本政府の借金は、現世代だろうと将来世代だろうと、日本国民にまわってくるツケにはならないということだ。
これが、過去から現在まで、日本国内で実際に機能している金融のメカニズムだ。
そしてこれが、もう30年も前から、総理大臣や大蔵大臣(財務大臣)自ら「日本の財政は危機的だ」と公言しながら、いつまでたっても日本の財政が危機的状況を迎えなかった理由だ。
以上のメカニズムを継続させるためには、「日本政府が自国通貨である円だけで借入金を賄いきることができている状況であるのなら」という前提が必要になってくるがな。
正確に言えば、日本政府が外貨建てでの借り入れを負っていたとしても、経常収支が黒字ならば、より正確に言えば日本の対外純資産がわずかでもプラスならば、“資金が政府と民間の間を行ったり来たりするだけ”という状況が維持されるので、政府の借金は問題にはならないということだ。
ここまで私が述べてきた事項は理論ではなくて、これまで日本国内で実際に展開されてきた単純な事実だ。共産主義のような実績の伴わない机上の空論ではなくて、これまで現実に起こっている出来事だ。
だから、30年も前からさんざん「破たん寸前だ」と言われ続けながら、これまで日本の国家財政は危機的状況を迎えることなく、無難に運営がなされてきたんだ。
以上の、実際に起こっている事実に伴う前提があって、いったいどうすれば「日本の財政は破綻の危機にある」という話を構築することができるんだ?
ところで、このシステムが回り続けると国債発行残高がドンドン増え続けますよね。いくら低金利といえども、そのうち税収だけでは金利も払えなくなる事態に至りますが・・・
そんな時でも国債を買う銀行はあるでしょうか?社会主義ならともかく資本主義国ではありえないとおもいますが。
話が変わりますが、個人でドル建ての日本国債CDS買えないでしょうかね?一億円分買って年0.945%の保証料は94.5万円だから、10年も持ちこたえれば大儲けの確率99%と考えますがいかがでしょう。
みんな引いとるやないけ
ま、反論をかいていただくよう、いくつか突っ込みどころを記載したわけですが、私のコメのコアな部分には反論はありませんでしたので、ここはあなたの考えなのでしょう。もう一度書きます。
【コクサイキンユウマン総理大臣説】
「日本には皆さんが頑張って蓄えた貯蓄があります。円高で今は厳しいですが仮に円安になれば、また復活することは目に見えてますね。
近道は、みんなが政府にカネを渡すことです。さすれば、世の中の需要が増え、景気が良くなります。国家財政は一時的に厳しくなりますが、前よりもっと経済が拡大するので大丈夫!私ども内閣がしっかり使い道決めて、もっともっと景気を良くしますから」
私は投票しないというだけです。
追伸:誤解ないように書きますが、過去のコメントをみればわかるように、日本円には強気です。ただ、今起きている日本の構造変化に留意してマーケットをみています。30年大丈夫だったはあなたの言う前提があったからで、その前提が今後も大丈夫という証明はできませんね。
このまま失われた20年が続くと、今から10年後には借金が1500兆円、20年後には2000兆円になるわけですが、それでも大丈夫ってことですか?
ロイターの記事で、インフレ2%になれば、長期金利も2%上昇し、金利払いが歳入超えたら一気にギリシャ並みの金利になると書いてありましたか、ウソなんでしょうか?高橋是清の時代みたいに日銀が国債を全部買うとかすれば金利は上がりませんが、すごいインフレ、円安にはなりますよね?
政府の利払い金についても、結局は、国民のフトコロに戻されるということ。
現在、日本政府は、月に8千億円ずつ金利を支払っているんだけど、この8千億円も税金ではなくて、新規で発行される国債で賄われているわけ。
たとえば、5月に利払い資金を調達するための新規国債8千億円分を政府が発行したとして、政府は手にした8千億円を利払い金として金融機関に払い込むわけ。この時点で金融機関の手元には遊んでいる8千億円の現金が生じてしまうわけ。で、この遊んでいる8千億円は、翌6月に発行される、日本政府が月々の利払い金を調達するための8千億円分の国債買い取り資金になるということ。で、6月も日本の金融機関は8千億円で利払い金調達目的の国債を買い取って、政府は手にした8千億円の現金を利払い金として金融機関に支払うわけ。
結局この繰り返し。
政府の利払いに関しても、政府と金融機関の間をカネが行ったり来たりしているだけ。
月々の利払い金が8千億円ではなくて、2兆円でも3兆円でも同じこと。
政府の利払い金については税金ではなくて、新規で発行される国債で賄ってしまえばいいということ。
利払い金に関しても、「政府は国民から借りたカネで国民からモノを買っている」ということにつきるわけ。
政府の利払い金については、国民が負担を担っていかなければならないのだけど、日本政府が金利を支払う先というのは日本国内の金融機関で、それは、日本政府は国民に金利を支払っているということになるわけ。
国民としては、「毎月政府から支払われる金利で、毎月政府が発行する利払い金調達目的の新規国債を買い取る」ということになるわけよ。
日本政府は、政府の利払い金支払いの負担を担っている人たち(日本国民)に金利を支払っているわけだから、政府の利払い金の負担というのは、結局、誰も負っていないんだよ。
つまり、今後、政府負債残高がさらに膨張して利払い金が増加しても、その分、日本の民間の金利収入が増えて、日本政府の債権者である民間の側において国債買い取り余力が増えるだけなので、問題は起こらないということ。
kokkinman大統領さまスンゲーパワフル。なに食ってるんか?
国金マン総統になったら絶対平等制ができるよ。だって、金持っている国民から借りて使うんだろ?金なかったら国に貸し出すことはない。
?金融鎖国制度とも?
要するにヒマなだけでっしゃろ
ものすごい数のコメついたから見にくうなったな
そろそろ、次の話書いてんか
そしたら、またいっちょかみの国金マン来るかな
隆君、あんた憎めん性格しとるわ
わてが、心配性の夢見る関西人、てパロって書いても怒らへんかったし
http://www.sankeibiz.jp/smp/macro/news/120510/mca1205101855016-s.htm
財務省は10日、国債と借入金、政府短期証券を合わせた「国の借金」が平成23年度末時点で過去最大の959兆9503億円になったと発表した。24年度予算でも4年連続で新規国債発行額が税収を上回る“借金依存”の状態は続いており、24年度末時点の借金は1085兆5072億円と初めて1千兆円を突破すると見込んでいる。
約960兆円には後年負担の交付国債などが含まれてないですね。
例えば、介護保険にかかった費用の2%は特別な交付金で国庫負担なんですが、これは税収が不足したら交付しない仕組みになっていて、我が県は100億円にもなります。もともと我が県の財政の60%は何らかの国庫支出金なので国庫が不足して地方に交付税が出せなくなったら、県の機能はマヒしてしまい、農産物の出荷が停滞します。と言うことは日本の食糧危機に火がつくことになるのです(皆さんは輸入食糧で賄えると考えておられるでしょうが、物不足は確実に起こります。そして、膨大な通貨が買いだめに向けられます)。これで日本経済は心筋梗塞の成立です。
金融マンはアホなのか、わざと嘘の説明でごまかしておるのか?
それと
30年前から日本が破綻とは、知らなかったな?
本当に嘘つきだな。
私のような、理系の経済素人でもわかる。
ところで、あんまり読んでいませんが、あなたの説では消費税の増税などせずに国債をもっとたくさん刷り、(年にあと20兆ほど)4,5年間ほど、 日銀が時直受けすればよいと思われます。円安になり一石二鳥です。
そういう説には賛成です。それでよいのでしょうか?
上述しました「その後の戦略に欠けている」という点についての私の考えについて例示してみます。
<これまでの構図>
政治家:国民に気に入られたい、雇用を増やしてたい。
製造業の経営者:株主に気に入られて報酬をふやしたい、円安になれば簡単に儲けられるのになぁ。
↓
為替介入をすれば円安に誘導、業者に利益を与えられる。雇用を増やさせる約束をとれれば、みんながハッピー!
<今起きていること>
・為替介入をして一時的に輸出業者が儲かる。が、国内の需要は増えない。あたりまえ、人が増えてない。
・内需が増えずに輸出がふえる結果、需給バランスがさらに供給過剰に。
・供給過剰になるから競争が激しくなりデフレが継続
・競争が激しくなるから、企業の収入はふえず雇用は増えない
あるとすれば、車や家電ではなく、国内にも新たな需要を起こすようなことを政策的に投資するというのは理解できます。
また「政府は国民から借りたカネで国民からモノを買っている・・・」についても単純に言えば、政府は国民に対して二重の債務者と言えるわけで、債務が膨らんでいることには間違いはないわけです。しかも日本は構造的に少子高齢化社会であり、かつ人口減少社会です。危険極まりないことには誰の目から見ても明らかです。
また、日本政府の利払いは現在において巨額です。利払いの頓挫が起きるかどうか・・・・起きそうな気がしますがね。
>エンジェルダスト
>>また「政府は国民から借りたカネで国民からモノを買っている・・・」についても単純に言えば、政府は国民に対して二重の債務者と言えるわけで、債務が膨らんでいることには間違いはないわけです。
「政府は国民から借りたカネで国民からモノを買っている・・・」
これが意味するのは、政府の借金は国民の貯金になるということだ。
政府が国民からカネを借りて、そのカネで国民からモノを買ったら、それは、国民が政府に貸し出したカネは、国民の収入になって、そして国民の貯金になるということなんだよ。
政府の負債残高が1千兆円なら、国民の貯金は1千兆円増えるということなんだ。
それは、政府の1千兆円の借金は、政府が1千兆円の借金を負ったことで国民の貯金に加わえられた1千兆円の貯金と打ち消しあって、国民と政府を合わせた日本国家全体の財政で見た場合、政府の借金は国民の貯金と相殺されてしまうということなんだよ。
つまり、政府の1千兆円にもなる巨額の負債は、政府と民間を合わせた日本国家全体にとっては、まったく負担にはならない借金だということなんだよ。
日本政府の借金はな、「日本の国が日本の国からカネを借りて、そのカネで日本の国からモノを買っている」という、そういう話なんだよ。政府だけではなく日本国民も「日本の国」なんだよ。
>>また、日本政府の利払いは現在において巨額です。利払いの頓挫が起きるかどうか・・・・起きそうな気がしますがね。
だからぁ、政府からの利払い金を受け取るのも日本国民だと言っているだろう。
政府の利払い金は日本国民の収入になって、日本国民の貯金をその分増やすわけだ。
国民としては、政府から支払われた利払い金で、次に発行される利払い金を工面するための新規国債を買い取るだけのことだから、利払い金が増加したところで問題など起こらないんだよ。
>日本政府の利払いは現在において巨額です。
日本政府の利払い負担は、実はたいしたことないんだよ。
2010年、ファイナンシャルタイムスが日米英伊四カ国の“国債利払い対GDP比率”について次のように報じているよ。
■日本 対GDP比で1.3%
■アメリカ 対GDP比で1.8%
■イギリス 対GDP比で2.3%
■イタリア 対GDP比で5.3%
日本政府の利払い負担は、諸国と比較して小さいということだ。
ちゃんとデータに基づいて、相対的に考えなければ、巨額だとかどうとか判断できるわけないだろうがよ。
>>そもそも資本主義の宿命は、「破壊」と「再生」の繰り返しです。資本主義国家が財政が破綻したところで別段あたりまえのことです。それが、非合理的と考えるなら社会主義を支持すべきです。
こういう、空想まじりの生半可な思い込みに基づいた抽象的で漠然とした物言いをするな。
こういう言い草を、妄想というんだよ。
なにが、“そもそも”だ。
オマエ、こんなこと言っているとエンジェルダストではなくて、ダストヒューマンになっちまうぞ。
持ち家の人も、賃貸とみなして、相場はこんなもんだろうという家賃としてあつかわれている。そうだ。
家賃をはらえばGDPがおおきくなるから。諸外国も少しはGDPに入れてるらしいが、日本は極端らしい。
金融マンさん、消費税増税賛成ですか?
あと、4,5年は国債は毎年追加10兆円発行したほうがよいですか?
金利が4%になったらつぶれる国というのは少ないね。
イタリアなんか6-7%でもまだつぶれていない。
日本なんか借り換えも入れると毎年150超ー170兆あるんでしょ?いずれ金利がどんどん上がったとき
金利は軽く税収を越える。国債を出しすぎたようだ。
年金は60歳からもらえると思っていたのに。
死ぬ前に年金がほしいなあ。国債もっと出しても問題ないなら、国債を発行して年金を60歳からくれよ。約束守れよ。と思う。
まあ、はっきり行って日本がどうなるか、わからない。
とにかく個人的には円安になってほしい。
不謹慎ではありますが、全部読むのが面倒なのでまとめて箇条書きにしてくださいw。
自国通貨建て国債で調達した資金を国内で回すことができる国とは、経常収支が黒字になっている国(より正確にいうと対外純資産がプラスの国)。
① なぜ国家に国民は税金を納める必要があるのか?
極端な減税策の実行、もしくは税金を廃止した場合、その国としてはインフレが進行し対外収支が悪化する。
対外収支が悪化するというのは、経常収支が赤字化するということだ。
経常収支が赤字化した場合その国の政府としては自国通貨だけでは借入資金を賄いきることができなくなり、外貨建て国債を発行して外国から資金を調達しなければならなくなる。
それは、自国通貨建て国債で調達した資金を国内で回すことができなくなっている状態ということだ。
あと、人に質問をするにあたっては、敬語くらい使え。横柄なヤツだ。
日本は、財政をバランスさせようとしたら、消費税30%くらいが必要。今、まさに極端な減税策が取られているのですが、インフレになっていないのは何故ですか?
>その国としてはインフレが進行し対外収支が悪化する。
インフレが進行すれば、自国通貨安になるから、輸入が減り、輸出は増えるわけで、貿易は黒字化するはずでは?
公に示された資料(例えば日銀の資料など)で示されれば納得がいきます。
>>日本は、財政をバランスさせようとしたら、消費税30%くらいが必要。今、まさに極端な減税策が取られているのですが、インフレになっていないのは何故ですか?
現在、日本はデフレになっているわけだけど、それは、日本は、“税率が高い”てことなんだ。
税率が高ければ、民間の側でカネまわりが悪くなって(国民が使えるカネが少なくなって)、つまり国内需要が停滞して経済はデフレ傾向になる。逆に税率が低ければ、民間の側でカネまわりがよくなって(国民が使えるカネが多くなって)、つまり国内需要が高まって経済はインフレ傾向になる。
日本におけるデフレの主な原因は“税率が高いこと”ではないけれど、デフレになっているということは、日本の現状の税率に関しては高い状態だといえるんだ。
>その国としてはインフレが進行し対外収支が悪化する。
>>インフレが進行すれば、自国通貨安になるから、輸入が減り、輸出は増えるわけで、貿易は黒字化するはずでは?
因果関係が逆。
インフレというのは自国の供給力で国内需要を満たしきることができていない状態のことで、要するに国内で必要とするモノを国内の生産力で生み出すことができていない状況のこと。で、この場合、その国としては外国の供給力に依存するようになるわけ。それは輸入が増えるということで、貿易収支が悪化するということで、つまり対外収支が悪化するということ。
自国通貨の価値が下がるというのは、インフレが進行して、その後、輸入が増えることによって(対外収支が悪化することによって)、為替市場において自国通貨売りが増えた結果、起こってくる現象だということ。
で、インフレが進行して、輸入が増えて、つまり対外収支が悪化して、自国通貨の価値が下がってくると、今度は、徐々に輸出が増えてきて、その国としては対外収支がだんだんと好転してくるということ。
一面としては正しいように思えますが、そうなると、デフレ脱却のために税金を安くして、景気を良くするために国債を増発して、と、結論としては最悪なことになるんですね。
全面的に正しいと思えない箇所はあります。まず、税金を安くして国民の手元の資産を増やしても、将来の増税期待が高まるわけで、財布の紐を緩める訳にいかないというのが庶民感覚だと思います。
ところで、デフレ脱却といえば、FRBのQE2はお見事で、法人税減税もあり、産業が中国から米国に戻って来ているとニュースで聞きました。日銀も同じことをすれば良いのにと思うのですが、いかがでしょう?
>>デフレ脱却のために税金を安くして、景気を良くするために国債を増発して、と、結論としては最悪なことになるんですね。
いや、最悪ではないよ。
ここまで散々書いてきたけど、政府が、現状のように自国通貨の円建て国債だけで借入を賄いきることができているうちは(それは、政府として、国内余剰供給力の範囲内で節度を持って国債を発行できている状態だということ)、日本政府の財政が危機的状況に陥る(日本国債の買い手がつかなくなること、つまり国債金利が暴騰すること&インフレが進行すること)ことはないし、それは日本政府の借金が日本国民のツケとしてまわってくることもないということであって、現状において日本にはまだまだ余剰供給力があるので(だからデフレになっている)、税率をどうするかについては別にして(個人的には増税などもってのほかだが、税率を下げる必要もないと考えている)、国内の余剰供給力を吸収する形で、年間であと10兆円、あるいは20兆円ほど余計に国債を発行して、支出を拡大させるという形で政府として景気対策をうって、デフレ退治を行うべきだと言っているわけよ。
>>税金は、公共サービスを皆で公平に負担するために生まれたものであって、需要が不足しているから税率が高いというのは意味不明です。
税金徴収の目的は、「政府が行う公共サービスを遂行するための資金を調達すること」と考えられているけど、実はそうではないんだよ。
公共サービスを遂行するための資金を調達するのだったら、国債発行でできるわけ。
しかし、極端に税率を低下させその分国債発行額を増加させる、あるいは税金を廃止して、政府の歳入を国債費だけで賄ってしまった場合、通常、インフレが進行してしまう。
国債を発行するというのは中央銀行が紙幣を発行するというのと同じだから、あまりに多額の(国内余剰供給力を超えた額)の国債を発行するとインフレが進行するし、また、税率を下げる、あるいは税金を廃止した場合、民間の側においてカネまわりが良くなりすぎて、結果、需要が過大になって、やはりインフレが進行する。
インフレが急激に進行した状況とは国家経済が壊滅した状態であって、それは国家財政が破たんしている状態だということ。
徴税の目的が「政府が公共サービスを行うための資金を調達すること」だというのなら、国債発行だけでその目的は満たすことができるわけで、「徴税は必要ない」ということになってしまうわけ。しかし国債発行だけで歳入を賄うようなことをやったら、通常、インフレが進行してしまう。
したがって、「徴税の目的は?」という質問に対しては、「政府が公共サービスを行うための資金を調達すること」というよりも、「インフレを抑制すること」というのが、正しい答えということになるわけ。
>>需要が不足しているから税率が高いというのは意味不明です。
その国の税率が、あるべき水準に比べて高いのか、それとも低いのかを判断するにあたって、何を基準にして考えればいいのかというと、それは、その国の経済環境がインフレなのかデフレなのかを基準にすべきだということ。
インフレというのは国内において需要過多になっているということで、それは民間がカネを使いすぎている状態だということ。この場合、税率を上げて国民の可処分所得を減らして需要を冷やすべき状況だということ。つまり、インフレになっているというのは「その国の税率があるべき水準に比べて低い状況」だということ。逆に、デフレというのは、需要不足で、それは民間のカネの使い方が足りない状況だということで、この場合、民間の可処分所得を増やすこと、つまり税率を下げることは、デフレ緩和に効果的だということ。つまり、デフレになっているというのは「その国の税率があるべき水準に比べて高い状況」だということ。
僕のコメント読んでたのね。いや、反論ないので読んでないのかと思ったんだけど、あなたは納得のいかないことに反論しないわけにいかないのね。世の中、みんな考え方違うから意見合わせるの無理だと思いますよ。
拙い表現力でナガナガわかりにくい文かかなくてよいです。もう一度掲示しておきますから。
【コクサイキンユウマン総理大臣説】
「日本には皆さんが頑張って蓄えた貯蓄があります。円高で今は厳しいですが仮に円安になれば、また復活することは目に見えてますね。
近道は、みんなが政府にカネを渡すことです。さすれば、世の中の需要が増え、景気が良くなります。国家財政は一時的に厳しくなりますが、前よりもっと経済が拡大するので大丈夫!私ども内閣がしっかり使い道決めて、もっともっと景気を良くしますから」
あはは、確かに引っかかった。
azara43て誰かってこと忘れていて、つい、うっかり、ちゃんとした人として扱ってしまった。
不覚だった。
つたない表現力というのは、azara43、キミみたいな知能レベルが決して高いとはいえず、さらに人格にも問題がある手合いにもわかるような、平易な文章で書いているということだ。
ただ、azara43、キミが私にかまってもらいたいと思っているということだけはよくわかった(憐)
【コクサイキンユウマン総理大臣説】
「日本には皆さんが頑張って蓄えた貯蓄があります。円高で今は厳しいですが仮に円安になれば、また復活することは目に見えてますね。
近道は、みんなが政府にカネを渡すことです。さすれば、世の中の需要が増え、景気が良くなります。国家財政は一時的に厳しくなりますが、前よりもっと経済が拡大するので大丈夫!私ども内閣がしっかり使い道決めて、もっともっと景気を良くしますから」
て、なに?
私の主張とは全然違うけど(笑)
てゆうか、間違いだらけの主張だけど。
私がこういうことを言ったっていうの? 言ってないよ。こんな間違いだらけのこと。
キミはいったい何を言いたいのだ?
まず、人の書いたものを理解する能力、文章読解能力を身につけな。
私の言っていることを正確に理解できる能力がなくて、私に噛みついてきても無意味だぞ。(大笑)
あとさあ、
キミの、「後から同じ金額出すからカネよこせばいいじゃんって。。。みんなカネ隠しますね。だから出来ないんですよ、そんなこと。人間には欲がありますから」
という主張に対しての「誰が所有者だろうと、カネというのは、必ず運用に回され、市場に出回っているものなんだよ。つまり、誰だろうと、自ら所有しているカネを隠すことなんかできないということなんだ」という私の反論、納得できた?
キミは自分の主張が論破されても、「間違ってました」とか「参りました」とか言わないけど、それはいただけないね。
私はね、私の主張に対する疑問や反論がほしいわけ。
だから、あえて、いささか横柄な態度で論説を展開しているんだ。
多少の反感を持って突っかかってきてもらいたいから。
キミは私のいうことが気に入らないようだけど、ちゃんとした反論してないんだよね。
疑問も提示できていない。
気に入らない論説に対して茶化すだけなら、子供と一緒だよ。
>>円安にする政策には私は反対です。反対する理由はその政策の後の戦略が欠けているということです。円安になればすべて解決するというなら、国際金融マン氏の説にも合意できる部分があるのでしょうが。今は経常黒字国で余力があるのですから。
ところでキミのこの主張。私にとっては全く同意だ。
円安政策というのは間違っているのだから、その後の戦略云々以前の問題だ。
キミの文章だとは思わなかった。
日本は内需主導経済の国だから(日本の場合、名目GDPの占める純輸出の占める割合が2%に達したことはない)、むしろ円高の方が、日本にとって経済発展には都合がいいわけだ。
だから、政府支出の増加という方法で内需を拡大しろといっているんだ。
日本にとって外需が生命線みたいな間違った思い込みが蔓延しているのは、マスコミや政界に影響力のある大企業がおしなべて輸出企業であるというだけのことだ。
<今起きていること>
・為替介入をして一時的に輸出業者が儲かる。が、国内の需要は増えない。あたりまえ、人が増えてない。
(ここはちょっと違う。人が増えないから需要が増えないのではなくて、需要が増えないから、人が増えなくなっているということ by国際金融マン)
・内需が増えずに輸出がふえる結果、需給バランスがさらに供給過剰に。
・供給過剰になるから競争が激しくなりデフレが継続
(この2点は間違いではないが、そうとも言い切れない)
・競争が激しくなるから、企業の収入はふえず雇用は増えない
あるとすれば、車や家電ではなく、国内にも新たな需要を起こすようなことを政策的に投資するというのは理解できます。
「国内にも新たな需要を起こすようなことを政策的に投資する」→これ、私が言いたいことと同じなんだけど。
x
国金マン氏の言うように、国債の暴落は考えにくい。ただ国の借金は国内への再投資だから問題ないとの考えは誤り。バブル崩壊以降、日本が苦しくなったのは、国内に再投資した資金が中国をはじめとした国外に流れ出ているからだ。「日本」という器だけでこの経済環境を考えても的を得た理解には届かない。
ではなぜ暴落は考えにくいかと言えば、それは簡単な話「日銀が買うから」だ。直接でなく市中の金融機関が買うとしてもその原資は日銀から充てられたものになっていくだろう。
それは何を意味することになるか。「"国の信用"とは何か」という壮大な検証が行われることになるということだ。日銀が保証する「円」が創造され、それをもとに国債が消化される。いくらでも「円」は創られることになるわけだが、「円」は何を担保に創られるのか。昔の金本位制の時代ならそれは手持ちの「金」だが今は違う。形のない「国の信用」というものが担保である。そうは行かない、と、いうことであれば、その限界はどこに、何をきっかけにして見えてくるのか。
それはいつはっきりするかわからないこの壮大な実験の結果を見るしかない。
「徴税の目的はインフレを抑制すること」、は同意できず、インフレ抑制は金利引上等金融政策主体でやればよい。税金は必要なものに使うもの。
「カネ隠す説」は国が危ないと思えば隠しますよ。タンスにでも。金融機関は難しいでしょうが。
「需要が増えないから人が増えない」順番が逆。人がいないと物を買いませんから。ま、ここはいいです。
「国内にも新たな需要を起こすようなことを政策的に投資する」→これ、私が言いたいことと同じなんだけど。
についてですが政策投資は最低限という前提で記載していますのでニュアンスが違います。東北で壊滅的な被害を起こした災害がありましたが、スーパーにはモノがあふれておりました。あれだけの災害でも需要不足にはならないほど供給能力が整った国です。いくら需要を起こそうとしたって無理無理。
政府支出を減らして規制を減らして減税せよ、というスタンスです。景気の浮き沈みでつぶれる会社もでるでしょうがしょうがない。つぶれれば自然に供給能力が調整されます。
ま、失礼なコメントについてはお詫びします。
ん? そうかなあ、私の実体験では、スーパーの棚が空っぽになっていた店ばかりだったぞ。ただし、私が住んでいるのは、地方都市で、海から近くて、あの時の揺れは震度6強の地域で、スーパーの棚在庫、床に散乱してしまったような状況だったけど。
それに2011年、日本の貿易収支は4兆4千億円の赤字で、1979年、第二次石油ショックの際の3兆1278億円を上回る過去最高の貿易赤字だそうだ。やはり、あの大震災で、日本の供給力は相当ダメージを受けていたんだよ。
ただ、「あれだけの災害でも需要不足にはならないほど供給能力が整った国です」という言い方は、日本にとっては希望だよ。そうあってもらいたいと切に思うよ。
「政府が支出を減らして…」は、需要の削減で、「規制を減らして」というのは供給力を増加させることで、両方ともインフレ対策で、デフレの現状ではダメだよ。減税はいいね。特に固定資産税と相続税の税率は下げてもらいたいものだ。
で、「つぶれれば自然に供給能力が調整されます」てことだけど、これはいけない。需給のバランスを均衡化させるのがデフレ対策だといっても、デフレ時に供給力を減らしたら、それは単に国力の縮小にしかならない。
デフレ対策は、需要の拡大以外の処方箋を行使してはダメだよ。
現状の日本において「需要の拡大は無理」なんていって諦めないで、需要を拡大させる方法を考えようよ。
>>ま、失礼なコメントについてはお詫びします。
お互い様。
あの翌日、自分は必要というより興味があって朝10:00にスーパー、11:00にガソスタに行ってみたところ、自分が行ったころはそれなりに品物がありガソリンもすんなり入れられたわけです。聞くところ、昼過ぎから物が無くなり、ガソスタも行列ができるような状況だったらしい。この時間のずれから「なんとなく不安でみんなが買い占めた」だけで「必要だから買った」という状況と自分は思わなかったということ。私はなんて日本は素晴らしい国なんだ、とその時本気で思いました。ホントに必要なら朝から並ぶし。韓流スター来日時のヤラセおばさんより少なかったですね。
貿易赤字については、世の中の人が言う円高が原因と思いますが(私はそんなに円高だと思わないのですが)、今まで為替介入やらで不当に助けられていた輸出企業が供給能力を調整してこなかった結果とみています。割高になった日本製品を輸出先の国民が敬遠しているということでしょう。ま、企業もあきらめて海外に拠点をうつしはじめてますからそのうち調整されるでしょう。日本人は国内で解決しようとしますが、どんどん出ていけばよいのです。
政策で期待するのは国際競争力を高める規制緩和(独占禁止法の改正等)、新しい分野の技術開発(iPS細胞)、減税と政府支出の削減、といったところです。
ああ、そうか。
こういう意味での規制緩和なら大いにありだし、むしろ推進しなければならないね。
>新しい分野の技術開発(iPS細胞)、減税と政府支出の削減、といったところです。
新しい分野の開発は日本の生命線といえるほど重要なことで、この分野への政府支出はむしろ増やさなければならないと思うけど。
つまり、日本の人口減少なんて誤差の範囲内ということ。
出生率の低下が人口減少の主因だけど、それは、デフレで、収入が増えず、いつ失業者になってもおかしくないという先行き不安が人々の間で蔓延していて、結果、人々は子作りにはげめないという状況があってそうなっているだけのことで、デフレが解消されて、経済が上昇基調に乗っかれば、人口減少は解消されるとみている。
で、人間にとって何に一番カネがかかるのかというと、それは子供にカネがかかるということ。子供ができれば、より広い家に移りたいとか、車を大きいのに買い換えたいとかいう需要がでてくるわけ。出生率が上がると、それは民間側の需要の拡大につながるということで、それは日本経済が本格的に再始動に向かうということ。
で、現状の“出生率が低い状況”というのは、別の見方をすれば、日本は大きな潜在成長力を秘めている状況といえるのではないかな。
「今の日本人は欲しいものはほとんどない」ってよくいわれるし、これが日本の需要拡大を阻害している要因とされているけど、人間が一番欲しいのは子供だから。だから、出生率が低いというのは、日本人は一番欲しいものを手に入れられていない状況で、それは、私に言わせれば、日本の潜在成長力にほかならないとなるわけ。
というのも、三人も子供生んだらたいへんです。お母さん、自分の時間などありません。核家族化、社会進出が進むなか、女性はすでにそのような価値観は捨て去ったと思います。ま、二人くらいでしょう。二人の親から二人の子供では、ふえません。
そもそも、私は高校くらいが性欲が強かった気がしますが、そのへんまで勉強しなければならない世の中になってしまいました。200年位まえまではその年齢でうむのも普通なわけですが、集合教育の統治上、中高生の妊娠は悪でしかありません。200年後の人間は、適応して50や60で子供をうんでるかもしれませんが、現世では難しいんじゃないでしょうか。
人口を増やすくらいの少子化を解決するには、価値観の変化か、女性が子供を長期に生むための医学の出現、もしくは進化?が必要と思います。
経済がよければ子供を生むなら、アフリカはどう整理するか難しいですね。
ところで、金融マンさん、日銀の金融緩和に消極的なアホ総裁が、
下記のように述べたそうですが、金融マンさんの理論とは異なるようです。総裁が間違っているのでしょうか?
http://www.asahi.com/business/update/0513/TKY201205120656.html
白川総裁は「(金融市場で)日本の財政が持続できないと思われれば、国債が売られる。国債を大量にもっている金融機関は大きな損失を被り、経済に悪影響がでる」と指摘。そうしたとき、金融システム危機を防ぐため、日銀が国債を大量に買い支えれば、通貨の安定が失われて「制御不能なインフレになるのが歴史の教訓だ」と述べた。
ただアフリカの場合は、乳幼児の死亡率が高いだろうから、どうしても子供をたくさんつくらないと、種が維持できないという事情もあるんだろうけどね。(魚みたいな話だ)
まあ、私が言っているのは人間の価値観とかそういう複雑なことではなくて、景気低迷で収入が不安定で、子づくりに踏み切れない夫婦も、立場が安定したら子供を生むだろうという話。
あ さん
ごめんなさい。時間が無くなってしまったので、よかったらまた今度。
管理人さん
えーと、あなたの大事なスレッドのコメント欄で好き勝手に、かつ、やたらな長文書き散らかして、申し訳なかったです。
しばらく控えるので、容赦してください。
でも、けんか腰の反響も含めて、誰かと議論や討論でやりあうのは、自分の考えを整理したり、自身の理論を完成させていくにあたって、非常に有効で、合理的な方法であるといえるわけです。
この点は、ここにきて、非常に得るものが多かった。
ありがとう。
ではまた。