1022.消費増税は最終的に密室で決まる |
そもそも消費増税は、「社会保障・税の一体改革」というマヤカシからスタートしているだけに、野田総理がいくら「成立に政治生命を賭ける」(昨年末頃から言い出した)などと繰り返しても国民には必要性がサッパリ伝わらないばかりか、修正協議で中身が自公の主張する、わけのわからん形になって結果的に増税だけが決まってしまう、ということになると、もはや怒りを通り越して無気力感さえ覚えます。
私は単純に野田総理は「要するに増税したいだけなのだろう」と思っていたのですが、自公の主張丸呑みということになるともはや、これは民主主義でも何でも無い談合政治。今さらこの国の政治の有り体を嘆いても仕方ないのですが、増税が必ずしも財政再建には直結しないことを考えると、不安をおぼえます。歳出削減をやる一方で増税をやって税収が増えた分、それを財源に、またバラマキをやる。やはり民主党らにはまかせておけない、と思うのは私だけでしょうか。
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増税やインフレは起きると言っている。それは、庶民感覚からすれば財政破綻。お金持ちの方は、キャピタルフライトや純金積立した方がいいでしょう。
しかし、下記のような考えで、国民が財布の紐を引き締めると、雇用がなくなり、税収も減り、エコにはなるでしょうが日本経済のためにはならない。私は、三橋さんの真意は、このままの放漫財政を続けろという主張ではなく、日銀に金融緩和をさせて経済成長させろと言うことと理解しました。その点では賛同できます。
http://blogs.jp.reuters.com/blog/2012/06/14/大増税時代に備えを/
大増税時代にどう備えるのか━━。その答えはもはや「倹約」しかなさそうだ。