1089.年の瀬の最後は長い時間が流れる |
家の掃除をしながら買い置いていた、ファーストリテェイリング会長の柳井正さんの「現実を視よ」(PHP研究所出版) を読みました。最後のエピローグの部分に松下幸之助さんに関するくだりがあります。「老年になるにつれ、松下はこの国の行く末に強い危機感を隠さなくなった。よわい85にして、"松下政経塾" を開塾したのも、『自分は今、この国に何ができるのだろうか』 と考え抜いた結果だろう」
国の行く先を憂い、作った "松下政経塾" の出身者の多くが民主党を作り、総選挙で大勝し、官僚たちと対立し、内部分裂をした挙げ句、この国の改革を3年3ヶ月にわたってストップさせ、国を破綻の崖っぷちにまで追い込み、結局、総選挙で大敗して民主党を潰してしまった。松下幸之助が草場の蔭で泣いているのではないでしょうか。
国民は自民党政権に戻し、この国の "経済再建" は、自民党にゆだねられることを選択しました。以前の自民党でないことを祈りたいものです。3年半下野した反省を生かして欲しい。来年、この国が立ち直れるのか、安倍首相に期待するしかない。自民党よ、頼むから期待を裏切らないでくれ。
さて、2012年も終わろうとしています。今から長い最後の5時間が始まります。1年間、記事を読んで下さりありがとうございました。来年が皆様方にとっていい年でありますように。それではよいお年をお迎え下さい。
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若林栄四さんの新刊です。
嫌いじゃないです。
何となく観るチャンネルもないので
BGM代わりに紅白観てます。
さて、2013年は財政についても方向性が見えてくるような気がします。
ま、明るい未来は難しいでしょうが、我々も精一杯もがいてあがこうじゃないですか。
みなさま、良いお年を。
なんかポジティブでいいフレーズですね。
こたつで家族と一緒にみかんを食べながら紅白をまったりと見ている日本人は、世界規模で見たら圧倒的な幸運と幸福の中にいます。例え、未来に希望が見いだせないとしても、3食食えているうちは必死に頑張って働くしかないですわ。
わんだぁさんも、年末年始ぐらい、ゆっくりされてくださいね。
みなさまも、良いお年をお迎えください。