175.日本政府の純債務はさほどでもない!? |
さらに、続けて、自民党の秋元司議員は、財務省は単純債務残高を強調するが、格付け会社は豊富な外貨準備などを考慮しておらず、消費税率上げまでを視野に入れる財政再建論議には、あいまいな論点を整理する必要がある、と谷垣財務相に詰め寄ったそうです。財政健全化をゆっくりと進め、国民負担増や歳出削減を小幅にしたい立場から見ると、純債務のデータの方が都合がよいわけです。財務省の立場としては、資産がいくらあろうと国債などの借金は返していかねばならず、年金給付にあてる資産や使い道が決まっている外貨準備は取り崩せないので、こういった資産と国の債務を相殺(sousai)するのは無理がある、という主張です。要するに、財務省としては、単純な債務残高の方が説明し易いわけです。
年金積立金は、近い将来の赤字化が確実ですし、出資金などは、相当部分が焦げ付いている可能性もあるので、私としては、財務省の言い分も理解できます。財政健全化をどう進めるか、については、年金などの社会保障制度の見直しと、消費税率アップが今後の内政面での焦点となりますので (要するに財政難を理由に国民負担を増やしたい財務省・政府と与野党との攻防になりますので)、両者の主張と議論の中身を注視していきたいと思います。それにしても、財務省のちょうちん記事を書いて、国家財政破綻への警鐘を鳴らしていた、日経をはじめとする大マスコミも少しは、勉強していただきたいと思います。
大田春雄は2005年秋、浅井隆は2008年、先回の参議院の立候補者の7割の人およびエコノミスト10人中9人が2010年に破綻が表面化すると言っているのにまだまだ大丈夫だという自民党議員と利権は温存して増税をし破綻の先送りを図ろうという官僚の議論などもういいです
負債=国民にお金が回るってことですから。企業でも成長
著しい時は、自己資金だけでやるより、ちょうど株の信用を
つかって2倍、3倍と買い進めるように、銀行から融資して
もらい企業発展のレバレッジになることもありますよね。
1.収益性があるか
2.資産・負債のミスマッチはないか
3.国の事業が「帳簿価格」から劣化していないか
税収が順調に上がり、歳出は削減できて返済できるのか。少子高齢化
で台所が火の車だからといって、税金を重くしすぎれば企業や資金が
外国に行ってしまい、税収がもっと減るという悪循環が心配ですね。
建物や道路や港や空港の滑走路が、国債の返済時期より前に、思いも
かけないほど早く寿命がきたとか、大幅な補修が必要になれことは
ないのか。もし自信があるなら、日本国家と利害を共有しない第三者の
海外の会計事務所に日本国のバランスシートをチェックしてもらいたい
ものです。
ペイオフとか倒産の心配のない、しかも金利が民間の銀行より上の
個人国債です。N村さんなんて、今買えば商品券がもらえるキャン
ペーン中ですって!
政府は右手では竹中さんが郵政民営化で資金を公的セクターから
民間にまわそうとしているのに、左手では谷垣さんちの子分が
個人国債で資金を吸い上げようとしています。本当に難しいですね。
通常はインフレになるのでしょう。でもハイテク化によって
インフレは局部集中型になるように思います。つまり、某放
送局や石油価格のように多くの商品が乱高下するという事で
す。マネーゲームの原則に従い現生の量が少ない人間が負け
ます。つまり、弱い貧しい人々に負担が集中して一部の金持
ちにお金が集まるように思います。ではどうすればいいかと
言えばハイテク化した21世紀の絵が描けるor読める政治家
とその改革に柔軟に対応できるスタッフ(役人)が必要とな
ります。。。当面の間は望めそうにありません。やはり、
セーフティネットが必要だと思います。
デフレで緊縮すれば税収が減って悪循環に陥るだけだし。
ここは政府はどかんと大きい事業に金をつぎ込んで需要増をして
デフレ脱却を図るべし
金なんか刷ればいいだけ。財源の心配も要らない
でもそういう議論は全然マスコミに流れないしなぁ・・・
1.紙幣:日本銀行券 日本銀行のバランスシートの貸方にあたる。
発行するには借方の資産つまり国債等の裏付けの資産が必要。
2.補助通貨:政府通貨 発行は政府 なんにもうらづけ必要なし
オリンピックとかの記念コインも入るのでは?
という事だと理解しています。要は2を、ど~んと発行して景気刺激すればいい、
返す必要もないお金となりますが、最近出てきたアイディアでなくて、
江戸時代にも小判とかの金の割合を落として改鋳して乱発した事がありますね。
結局通貨価値のを薄めるという事で、国債の日銀の直接引き受けと大差ないという
のが、たいていの学者や実務家の考えだと思います。経済のスケールや活力に
見合った発行ならいいのですが、歯止めがかからなくなってインフレになったのが
古今東西、人間の現実で結局は、通貨の番人、中央銀行がでてきてコントロール
するようになったのが人間の知恵?というか歴史ではなかったかと思います。
すごいと思います。
と
いうのも、自分が所属しているある工業組合など
組合運営がなりたたない状況に陥っています。
で、出資金の増額か(工場数の減少でこれは無理)
減額かの選択を迫られ、結局減額いたしました。
が
組合を利用しない(財務内容がいい会社)は
脱退してはやめに出資金の返還を求めるほうが
いいという選択も多くなってきています。
(結局、財務が悪い会社だけが組合に残り
最終的に破綻清算となる可能性が高い。)
みじかの例でこれですから
農協や他の協同組合等も同じ様な状況が多いと
思われます。
企業があっての組合なのに、組合のために企業があるという
本末転倒です。
(国民の為の国(公共団体等)なのに、国の為の国民という
状況と同じです。)
どうも今年の予算を見ても、劇的に好転したとは思えずこのままの政府予算で行けば、今後安心とは言えないと思えてしまいます。
また世界的にみても奇異な位、民間銀行金利を国の補償が付く国債金利が上回ると言うこの作られたとしか思えない超低金利状態も考慮に入れられず、GDPの計算方法も色々ややこしい物も含められている事を考えても、こうして単純に比較できるかどうか疑わしいと思ってしまいます。
まぁ、悪い悪いと言われる日本もイタリアよりはマシですよ~と言うだけの話なのでしょうね
その根拠論文として、前にわんだー様が紹介された『VOICE』3月の「国の借金730兆円の嘘」の要約が森田実HPに
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C0931.HTML
に書いてありますが、国は480兆円の金融資産を持っているので、
実はすごいへそくりを持っていて、それを温存して、消費税を上げるだけあげようとしているようです。NTT株もJT株もかなり売ってしまったし、本当に国にそんな金融資産があるのかどうか?あれば、それに越したことはないのですが。
鋭いご指摘に「はっ」としましたが、これは財務省エコノミスト関係者によると、民間銀行のほうの問題だそうです。高度成長期から、預金金利は低く抑えられてきたそうです。
なお、掲示板もご利用下さいませ。
日銀資産、量的緩和で150兆円突破・福井総裁就任2年
福井俊彦氏が日銀総裁に就いて20日で2年。この間、日銀は量的金融緩和の手段とし
て大量の国債を市場から買い続け、資産は150兆円を突破した。うち国債が100兆円を上
回る異常事態で、国債が急落した場合は含み損を抱え込むリスクにさらされている。中
央銀行としては世界最大の資産を持ち、かつてないリスクを持つ日銀で福井総裁は3年
目を迎える。 福井総裁の就任時、日銀の資産は130兆円程度。それが3月10日時点で
は152兆9000億円まで増加と2年間で2割近く増えた。資金供給の手段として、毎月
1兆2000億円の長期国債を買い入れているためだ。 (07:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20050320AT1F1900419032005.html
私が主張したいことは、「国家財政破綻の確率を議論することあまり意味がなく、大事なことは、個人個人が、如何にリスクイベントに備え、生き残るか」ということです。
未来のことは誰にも分かりません。
結果として財政破綻が来なければ、それはそれでラッキーというべきでしょう。
に税金をかけられるし土地を所有しても固定資産課税の増税
でやられるでしょう。財政学的にいえば海外移住ぐらいです。
2008年 IMF占領 ペーパーバックス
森木 亮 (著)
どの記事を削除されるのですか?元記事が分かりませんでしたので教えてください。(過激な記事ほど読みたい気もします)