1196.なぜ日本の財政は破綻しないのか |
日本の国債は9割以上が国内で保有されている。保有主体は銀行、生保などの国内金融機関だが、その原資をたどれば日本の個人預金に行き着く。日本の家計は、金融資産残高のうち、54%を円建ての銀行預金に、27%を保険、年金に預けるという、世界に稀に見る安全志向の高さを誇っており、これが金融機関の安定的な国債投資につながっている。国債市場における影響力の小さい海外投資家、ヘッジファンドがどれだけ「ショート(JGB売り)」を仕掛けても国債は安定を保てる構造になっている。
第二に、日本は対外債権国である。この性質は、対外債務国で通貨危機に陥りがちな新興国との大きな違いである。つまり、グローバルな金融危機が発生した際に、おカネの逆回転が起こると、日本にはむしろおカネが還流し、円高になる。つまり、個人や機関投資家の対外投資が円に引き上げる「リバトリエーション(還流)」が起きるからだ。逆に、外国人が日本の資産を売却したとしても、その規模のほうが小さい。これが、円が「安全通貨」といわれる最大の理由でもある。
第三に、日本は過去の円売り介入の結果として1兆2700億ドルにものぼる潤沢な外貨準備を保有している。不測の事態が発生した折にはドル売り・円買い介入を巨大な規模で実行できる実弾があるということだ。
少し引用が長くなりましたが、三番目は、日本はその気になれば、米ドルを暴落させる(円高誘導)こともできるわけです。以上は、日本国債が暴落しない、と主張する側の言い分です。ジョージ・ソロス氏が日本売りのタイミングを見計らっているらしいとの噂があります。ジョージ・ソロスはかつてポンド売りでイングランド銀行を破産させた男としても有名ですが、日銀相手に戦えるのか、正直疑問です。ジョージ・ソロスの名前を担ぎ出して、「日本売り」を脅そうとしている投機筋がいるのかもしれない。日本国債の規模は英国の比ではありません。おそらく噂の域を出ないのではないでしょうか。
将来にわたって、日本国債は安泰か、というとそんなことはありません。貿易収支の赤字がこのまま増え続け、日本国内のおカネが国外に流出していくようになると、国債に流入する国内の投資マネーが減っていき、国債の需給は悪化し、それを日銀が大量に買い支えるという構図にやがてはなるでしょう。国債の大量発行が続いている現状から考えても、やはり同じことになる。そして、それはいつまでも持たないでしょう。その先に確実にあるのは、やはり「財政破綻」だと思います。
新品価格 |
新品価格 |
クレジットカードやプリペイドカードの普及で、鉄道駅の券売機は半分不要になった上、長距離切符を現金で買う人もめっきり減り益々福澤諭吉の需要は無くなりました。
昔銀行では、魚屋が持ち込んだウロコ付き生臭い紙幣を扱っていましたが、現金取引が減って汚いクサイ札は見られなくなりました。
日本の紙幣は世界一綺麗で、ゆうちょ銀行のATMからも新札が出てくる確率が高くなりました。
世界中で流通している日本の貨幣や紙の国債をかき集めても、国債発行額の1000兆円に遠く及びません。財務省のコンピューター上でしか表示されない借金は、何の裏付けも無い数字の羅列としか思われていないのでしょう。
今年はコインも余り発行されないらしく、平成26年発行の1円玉と5円玉は永久欠番になる可能性があります。
全ての発行年コインコレクションが無くなるはずです。
言ってるじゃないですか!
さっさと破綻するほうが民主主義も資本主義も崩壊して新しい
世の中ができるのでは?
今は流血を見るとき、その先には資本主義に左右されない
世の中を作る事が”できる希望がある”
まあ、もっとも米国がどこまで干渉するか分かりませんが・・・
にゃんこの心配は「貿易赤字」ですが、対外債権が多いから年間10兆円の赤字でも10年間はやっていける、という計算ですね。でも、財政赤字(国民への借金とどのような関係なのか、解りません?
国債残高1000兆円のうち約100兆円は外国に貸出し中だから円安になると貸付額はもっと増える?国民が900兆円引き出して外国から何か輸入しないと破綻は起きない?
しかしですよ、今後、少子高齢化で年金支給25兆円徴収5兆円が30年間続くと600兆円国民に返還することになります。他にも支給給付で国庫は空っぽになります=そこが実質的破綻。
そうなる前に、通貨切り替えや休眠預金接収、それでも足りないときは預金封鎖。と考えています。
日本では、昭和20年代に発行されたゴシック体ではない毛筆体の5円玉や、周囲がギザギザの古い10円玉が今も流通しています。
米海軍兵学校卒業式で、学生が教官に1ドルコインを渡すシーンがありますが、ジョージワシントンの1ドル紙幣を硬貨に切り替えるだけでかなりの節約になるようです。
ニーサの落とし穴。ニーサ利用で海外債権等が購入されたかわかりませんが、確実に増加しているはずです。今のところ株式市場人気で「円預金」から株に移行しているものと思っていますが、株式人気が陰り始めたら徐々に資産の外貨への換金が増え、円の保有が減少するのではないでしょうか。(個人資産で個人に配当があるのだからリッチになるようでも、やっぱり為替リスクで差損が大きいかもしれない)
資源の多くを海外から輸入し加工して付加価値を高めて輸出してきた時代はとうに終わった。利子所得も輸入超過分ほど稼げない、となれば、どうなるのか?徐々にというより「加速度的に」貧しくなる、と結論します。
間違いないですし、あとは時期の問題です。まあ、財務省が肝心の
キ●タマ握っているのでしょうが。
小生も含めてですが、破綻がやってくるのを覚悟しているなら
「その対策の議論」に重点を置くべきではないですか?
個人では対処できない、「その時」は持っている奴から掠め取る、
共助を盾に持てる者は供出と感じます。
123さんや「あ」さんが言ってたように緊急的には「海外移住」しかないと。今回の関東地方の大雪で被害に遇われた農業者は「経営縮小」とおっしゃっているように、助けてもらえないと感じます。これは会計制度の問題もあるのでしょうが長期的戦略ができないくらいに「投資基準」が腐っている?農協の融資も組合員しかできない。TPPで心理的に追い込まれている「日本の政治家」には荷が重すぎるのでしょう。銀行は救済しても「農民」はしない。これが経済発展の成果です。
だからこそ、主宰ワンダー様には「国会議員の席」を取ってもらいたい。
私もひどい花粉症でしたが、先日スーパーで花粉症に効く飴を買いました。おかげで今年は一回も花粉症薬を服用していません。個人差があると思われますが、参考までに。
カバヤ 花粉はなのど飴ハーブティーアソート 80g 一袋170円ぐらいでした。
カバヤは岡山県?の会社だったような。広島のrc2003さんならお近くのスーパーに売ってるような気がしますね。