1199.五十歳からどう生きるか |
人生観の転換点はおそらく50歳なのだろうと思います。50歳という節目を境に中年期に入ったと意識するようになる。人間観、能力観が転換してくる。人によっては、組織の中で「先が見えた」状態になり、定年というものを意識し始めます。その時に、私は物事を悲観的に、また否定的に考えないことが重要なのだろうと思います。そして、外面的には老化していくが、内なる自己は日々新たなり、こうありたい。
サラリーマンの場合は、定年後の職業を考えなければなりません。雇用延長はまだ一般的ではありませんが、年金の報酬比例部分の受給開始が2年で1歳ずつ遅くなり、9年後には65歳になる。いや、間もなく年金受給開始年齢が67歳という決定がなされるでしょう。つい先だっても、国民年金の納付も65歳まで、という方向で厚労省が調整に入った(3/21付け日経)という報道がありました。国民年金はやがてパート労働者まで拡大され、第3号被保険者(主婦など)というのは将来的には廃止になるかもしれない。しかし、日本の年金というのは夫婦単位で設計されています。夫の年金だけでは老後の生活資金は不足します。妻の分と合わせて、ギリギリ生活できるかどうか。今後、結婚しない男女が増え続けたり、熟年離婚して年金分割になると、生活できなくなる可能性があります。厚労省は年金財政の持続可能性(100年安心の制度設計)ばかり試算して国民の生活を考えていない。
国がそういう考えだから、自分で定年後の生き方を模索しなくてはなりません。定年過ぎたら悠々自適などというのは我々の親の世代の話です。今50歳代、40歳代の人にとってはきっと厳しい時代になる。定年後の第二の職業を真剣に考えなければなりません。50歳を過ぎれば、自分には何ができて何ができない、というのがわかってきます。私の尊敬する作家の童門冬二さんは、著書「50歳からの勉強法」(サンマーク出版)の中で次のように述べています。
人は、50歳を過ぎて鉱脈をこれまで登ったことのない新しい山に探しがちだ。勉強の素材をまったく未知の分野に求めることが多い。しかし50歳を過ぎたら、それはもうおやめなさい。学びの種は未知ではなく、既知の分野に探しなさいというのが僕の提案です。すなわち、鉱脈は自分の過去の中に見いだすべきである。
どんな人でも、過去の中に必ず未来の種を宿しているものです。それまでの仕事や生活の中で経験したこと、蓄積した財産のうちに、未来への活路を開く有望な鉱脈がすでに潜在している。それを丹念に探し、見つけ出し、育てていくことに力を尽くすのです。従って、50代に大切なのは、新しいことの模索よりも「これまで」の振り返りや見直しであると僕は思います。
童門さんは1927年のお生まれで、今年87歳です。確かに彼の言うことにも一理ある。今の仕事の延長線上にあり、自分の好きな仕事(分野)であればそれもいい。だが、私は、人生90年の今の時代に、50歳から新たな種をまく生き方もあるのではないか、と考えます。
例えば物事、500時間やればそれなりにできるようになるといわれています。500時間とはすなわち、毎週10時間を割いてひとつのことを1年やり抜く。難関資格も1000時間やればなんとかなる、といわれているくらいだから、50歳からなら十分に間に合う。そうして、定年すぎたらやりたい仕事をやればいい。それが私の考え方です。ご同輩の皆様方、頑張りましょう。
新卒至上主義の日本で突然仕事を替えることは、素っ裸で冬山に登るようなものです。本業から足を洗うことはなかなかできません。
50歳以上の求人は無いに等しいですから、団塊ジュニア世代が50歳以上になったら、世界どこの紛争地域でも構わないから弾除けや地雷処理にでも使って死に場所を与えてもらいたいものです。国家も、50歳以上は消えてくれというのが本音でしょう。
50代の方のご意見、お待ちいたしております。
>退職金は、大企業で2000~3000万円、中小だと1000万円程度といわれています。
失礼ながら、これらの数字は本当なんでしょうか?
貯金も退職金もこんなにありませんよ。それ以前に、今の会社で定年退職までたどり着けそうにないし。
人生に絶望しますね。。。
いずら年金なんて大幅カットされるんですから。平均寿命も数年以上は短くなるんじゃないですか。寝たきりになったらもうアウトだと思います。
月40万円の老人ホウムなんぞはいって生きてもしかたないとおもうが。車椅子生活で一億円の70歳より
ゲンキで歩ける年金14万円。貯金1000万円のほうがよいと思う
早く1000万円の家をかって節約生活しないと80歳で首吊り自殺のよていですわ。30年前とおなじ診療報酬で老体に鞭うって患者様にえらそうに言われて月30万円稼いで病気になるより、もう月10万円で生活しますわ。シカシ年金価値も10年後には半減するということを
予想できないサラリーマンさんが多いですね。そんな恐ろしいこと予想したくない気持ちもわかりますけど。紙幣を刷れば価値はなくなる。自明のことです。
85歳までゲンキに生きれたら本望ではないですか?
85歳以上は公的保険をはずす。介護保険もはずす。
これしかない。年金も10年毎に2割カット。
シカシ政府はこれの反対ばかりやっている。
日本はあと10年持たない。病気の人、老人優遇されすぎです。福祉亡国ですわ。
85歳で寝たきりなんぞ、年金、保険、介護で月40万円ほどの他人からもらっているということ。赤字国債45兆円では 円安になるしかない。
贅沢はやめて昭和35年の暮らしに戻ればよい。年寄りは自活して生きるべき。出来ないなら早く死ぬべき。
シカシこれが出来ない人が99%です。自殺するのは勇気がいることです。
まあボケたり、病気にならずに死にましょう。
国民の事なんて何も考えない。だから自衛するしかない。
資本主義は経済を優先し、生活に目を向けない。でもこの国が
そうなったのは仕方ない。アメリカに戦争で負けたのだから。
いずれ国が破綻したとき、政治家、国民全てがその責任をかぶる
であろう。
ならばさっさとその時が来ればいい。財政破綻こそ究極の手段。
家計簿まとめから報告。大学卒業後33年間勤務致しまして始めての給料は10万円ちょうど。県の技術吏員での初任給が16万円で32年後基本給39万円となっております。14回の異動で費用の自腹が380万円です。積立型保険や投資の総額4800万円で満期や運用益が5300万円で利益500万円。
給料総額が18750万円で税金や社保料(職場会費含む)が4650万円となっております。可処分所得が14100万円くらい。
実家の修繕や支援に1050万円、自家用車費用(購入、税金車検、保険料)1080万円、趣味遊興費1420万円、交際費(職域会費、研修費用、慶弔、寄付金)1090万円、家賃980万円(15年間は公舎入居)、生活食費(基本的食費)660万円(仕事柄低くて済む)、医療費540万円、衣料品雑貨購入費550万円、光熱水費通報通信料燃料費1310万円(控除のない掛け捨て保険含む)。
これから25年間いくらかかることか?相当倹約が求められるニャー。。。
50歳代の平均が2431万円とありますから。
>満期や運用益が5300万円
と言うのは、利益確定前、税引き前としてもまずまず「貯めた」方でしょう。
これに公務員なら応募認定退職金
39万円×支給割合40+調整額400万円として1,960万円支給される。ただし申告所得税、住民税引き前。
資産7,000万円で平均寿命まで、安穏に暮らせるか?
FPわんだぁさんの講評はいかに。
FP的立場でいえば、いくらあれば生活できるか、というよりも収入に合わせた生活をし、足りなければ働くというのが基本です。贅沢をすれば、足りないでしょうし、年収600万円のサラリーマン時代と同じ生活レベルを維持すれば足りるでしょう。
50歳代の平均貯蓄2431万円というのは、ものすごくおカネを持っている人に平均値が引っ張られており、中央値は1000万円いくか、いかないか。60歳定年退職時で金融資産3000万円あれば、まんなかよりやや上といったところでしょう。
A:個人年金が28万円、N口座投信分配金90万円(九割は自己資金返還)Aで社保税金と光熱水費情報通信費に充てる。
B:K口座投信分配金60万円(ほぼ自己資金)は現金会計(医療費、カード外支払い)。
B2:イオン銀行投信分配金受け入れ口座は主に食糧で年間20万円
B3:ゆうちょ銀行投信分配金受け入れ口座はセゾンカード。衣料品雑貨購入費用で年間20万円。
という具合に投信分配金で上限管理します。
研究趣味遊興費は先物取引利益の充てるパラダイス&地獄の悪魔計画です。
手堅く、倹約、お楽しみは自助努力で捻出、失敗すれば楽しみはお預け。これこそがリタイアの緊張感です。
投信資金半減で金現物を充当。
60歳からは個人年金増額。順繰りに変遷していく、ぼけ防止効果も見込まれるかな?
明日は運転免許証住所変更、銀行、ゆうちょ銀行、いろいろあって来週までかかる予定。
特報は国民年金保険料は退職、無職なので免除手続きしました事。退職前後は所得無しの特例措置なんだそうです(失業保険はないので手当もありませんけど)
健康保険は3ヶ月間任意継続なので6月に切り替え。それまでに所得税還付申告の更生手続きしてできる限り所得を圧縮。
最大の支出である国保保険料(健康保険+後期高齢者医療支援+介護保険料)が月あたり4万円前後の攻防。
物価上昇も顕著だし、ハラハラ冷や冷や。