1223.アベノミクス、増税の先には何があるのか |
NHKの日曜討論で、民主党の枝野幹事長は「基本は今の財政状況の下、(増税を)お願いせざるを得ない」と述べる一方、「アベノミクスが失敗したということならば、上げることはできない」と語り、増税を先送りした場合は安倍政権の政治責任が伴うとの認識を示しました。安倍首相本人は12月まで判断しない、と表明していますが谷垣幹事長などは、増税しなかった場合のリスクをしきりに強調しています。
このまま自然体でいけば法律どおり2015年10月に消費税は自動的に10%に上がってしまいますので、増税見送りという判断をすれば、来年早々に法案を出さなければならなくなります。枝野氏の発言にもあるように、政局になる。従って、法案提出は難しい。私は、「仮に消費税を予定どおり上げなければ、国内外の失望をかい、日本国債は暴落する」とする日経の勝手な論調や財務省寄りの学者の発言は信じていません。少なくとも、市場関係者はそのようなことは言っていない。ただ、上げなかった場合は財源に穴があくことになり、来年度予算の編成に支障をきたすことになる。
再増税に反対の意見もあります。「ひとつの政権で二度増税した事例はない」、これはそのとおりでしょう。だが、「増税により国内消費は失速し、よりデフレがひどくなる」という根強い反対論もある。日本経済は危機的状況におちいる、などという意見もある。安倍政権というのは内閣支持率が生命線となっており、再増税の反動に耐えるには支持率を上げておく必要がある。そのためには株価も上げるし、北朝鮮も巻き込んで拉致問題解決で支持率上昇を図らなければなりません。9月末といっていた北朝鮮からの報告も日本の意に反したものだったらしく、日本側が先送りにしたのではないか、という見方も一部にはある。(本当のところはわからないけど)
そもそも「アベノミクス」というのは消費税を上げるための手段だったわけです。無制限量的緩和で円安を起こし、輸出企業の業績を立て直して、経済を成長させ、所得を増やして増税に耐えられる体力を作ることが目的だった、ということだったのでしょう。情勢を客観的にみれば再増税回避という判断はあり得ないように思います。消費税を上げることができれば、「アベノミクス」は成功だったということになる。ただ、その先には何があるのでしょうか。私は増税後、安倍氏は責任を取って首相の座を降りるような気がしてなりません。
老人漂流・破産、そりゃ人口比が増えるのだから出てくるわな。適応できない方をいつまで保護できるか、切り捨ての条件と、時期はいつごろか?保護するとしたら経費はどうするのか?
法人税の軽減は並行して外形課税が予定されています。応分負担は社会通念上、当然でしょう。日本はまだ良い方ではないでしょうか。
奄美ではコスモスを見かけません(まだ、夏空ですし、、ニャン)
それと民主党が与党時代に選挙事務所に「老人をイジメるな!」とノボリ旗を出してたのも思い出しました。
金持ちの老人も確実にいるんですよ。オレオレ詐欺に騙されて数千万円も出す程に。
そして個人的体験ですが熱を出して朦朧としながら診察待ちをしていたのに診察を終えた老婆2人の「おら、どこも悪いとこねすけども、暇だすけ、洗濯もん畳んだらタクシー乗ってきたわね!」「おらもだわね!家にいたとこで暇だすけ!湿布だけもろたわね!」
それよりも現役世代や子供の世代にも配慮って必要じゃないでしょうか。
「アベノミクスが失敗したということならば、上げることはできない」と語り
本当に民主党がよく言うな。。って思っちゃうんですよね。自分達はデフレ不況下で消費増税しようとしてましたからね。
枝野さんは、経産大臣の就任会見で、国民の幸福のためには成長よりゆとりの方が大事みたいな持論を述べてましたが、私はそれを聞いて愕然としました。そりゃそうかも知れないけど、国民を物質的に豊かにするべき当局のトップの立場で言うことじゃないですよ。
IPアドレスでブロックできるシステムになっているのですが、財政破綻氏のIPはログインする都度変わるプロバイダのようでブロックできません。大勢の方が不快に思われているようですので、削除することといたします。