1295.ついに世界同時株安へ~下げ止まりのきざしなし~ |
結局、中国という国は中国共産党主導の開発バブルを放置して弥縫策に終始したツケを払わされている途上にあり、底が見えません。最悪、上げた分がチャラになって、共産党独裁政権崩壊まで行くかもしれない。真の市場経済への移行のためにはそれしかないのでしょう。しかし、それは今は考えにくい。とすれば、中国の株安は当面続く。原因が自国の政治体制にあるとすれば、「調整が夏まで続く」(日経電子版より)などという楽観論ですむはずがありません。
原油は、先物をガンガンとカラ売りしているのがどこかの局面で買い戻しが入るはずだから、そろそろ下げ止まってもおかしくはありません。チャイナリスクほどの危機的状況ではないように思えます。生産調整に入る可能性もある。そうなれば、売り崩していた連中は青ざめる。それがいつか、ということだけなので、中国ほど深刻ではないように思います。中国は、このままいけば、実体経済がますます悪くなっていくのではないでしょうか。
追加緩和を期待される日銀も長期金利が史上最低を更新した今の状況では「打つ手なし」です。日本は完全に手詰まり状態です。動くに動けない。やはり日本の株価は下落とリバウンドを繰返しながら2014年10月の安値、14532円を目指すのでしょうか。若林栄四氏は、チャート的には、2017年1stQに14500円をつけるのではないか、と予想していて、それが当面の底になるらしい。このままのトレンドでは、若林栄四氏の予想よりは少し早く実現するかもしれません。まだ1月でしかも8営業日しかたっていないことを考えれば、14500円というのはありそうな気がします。いずれにしましても、株価に一喜一憂していても仕方ありません。当面、インフレにもなりそうにない。原油が40ドルまで戻せば流れが反転するかもしれませんが、当面、それまで辛抱して現金をリザーブしておくしかないような気がします。
知り合いが、「中国の高速道路を時々走るが、道路の両サイドに空き家状態のマンション、工事中断中(1年以上)のマンション群が広がっている。」と言っていました。
日本のバブル崩壊時でもこんな光景はありませんでした。相当の不良債権だと思います。
また、日本には100年以上の歴史を持つ企業が数百社あり、自国資本の大企業の元には確かな独自技術を持つ分厚い中小企業が数多ありました。これにより、教育された分厚い中間層が多く存在しています。
一方中国は、基本的に外国の投資に依存しており、技術力のある分厚い中小企業が数多く存在しているわけではありません。また、人間性にも問題があります。
このような状態で、中国経済の先行きが明るいという人は、何を見て、何を根拠に言っているのでしょう。理解できません。
アメリカも次回追加利上げしたら世界がどうのこうのと言われてますから。
日銀も雇用に悪影響が出てくるまでは追加緩和しなそうです。夏に選挙があるのにそれでいいんですかね。それともそれを消費税増税延期の口実にする気なんですかね。
世界中がリスク回避の売りに回っていますから。もうジタバタせず嵐が過ぎるのを待つしか手はないようだ。
投資家の利益が出なくなり株や原油などから、
巨額の資金が撤退していると考えています。
そのため、そろりそろりと価格が暴落しないように、
気をつけているように見えます。
そのため価格の下げは長期間続き、
最後に深く切り込んで底を打つと考えています。
世界の経済の行き詰まりは、
リーマンショック頃から始まったと考えています。
その後、日本は(米国も)金融緩和で、
景気を上げようとしました。
これが結局、無理だったのではと考えています。
以前からこの状況を、
イソップ童話の金の卵を産むニワトリ
の話を連想していました。
つまり、実態経済がにわとりで、
早く金の卵を産ませるように金融緩和を行ったら、
にわとりが死んだように、
実体経済も行き詰ってしまうのではないかと、
考えていました。
ともかく、今の株価の下げは、
リーマンショックを超えるような不景気というのではなく、
今までとは異質な不景気が始まるのではと考えおります。
オーソドックスですが、株価はピークの三分の一ぐらいの値段が、
底と考えておりますが、よく判りません。
安倍首相の表情が非常に悪く、険しく
おそらく、現在の状況は全く読みに入っていなかったと、
考えています。
あと、昨年の9月~10月頃は、
2016年は非常に危ない状況であるという記事が多くありましたが、
年末にかけて雲散霧消し、
それに代わり楽観的な記事が多く出るようになりました。
おそらく何らかの圧力があったと思います。
原油価格と株価の継続的下落は、資源系の企業や産油国、金融機関をじわじわと痛めつけていく、実体経済は次第に悪くなっていくと見ています。日経などは夏頃まで続くなどと書いていますが、中国のバブル崩壊がそう簡単に終息するとは思えません。従いまして、景気後退、デフレは相当期間続くのではないでしょうか。もう金融政策の出番ではありません。何がこの低迷にブレーキをかけるのか、今はまだ見えません。明るい材料が何も無い。従って、経済の減速は相当期間続くのでしょうか。これまでに経験したことのないような状況になるのかもしれません。
とりあえず、来週トヨタ株でも仕込んで、月末の日銀会合を待とうかと思います。
おそらく、2015年6月のチャイナ・ショックが続くという警鐘がかきけされたのではないでしょうか。あるいは、意図的に影響を過小評価したのかもしれません。安倍首相の顔色、鋭いですね。私は気付きませんでした、てゆうか、あまりテレビで顔見てませんでした。
中国がどこまで景気悪化するか、どこまで世界に影響するか、私には全く分かりませんが、とりあえず月末の日銀会合でのリバウドを期待しています。明日は暴落して始まるでしょうから、今週の要人発言を注視していこうと思ってます。
まぁ今も一切、反省してない恥知らずなのだろうが
インタビュー:雇用は良好、1月の日銀追加緩和は不要=浜田参与
http://jp.reuters.com/article/hamada-interview-idJPKCN0UT0Z2