1316.GPIFの運用失敗で年金破綻は早まるのではないか |
つい先月、記事No.1310で「7-9月期に株の運用で7.9兆円スッてしまった、という記事が新聞に載ったのは、去年の12月1日」と書いています。だが、損失はそんなものではすまない。
【参考記事】
2016.2.16、No.1310 いつかこの運用を思い出してきっと泣いてしまう
7-9月期以降、さらなる株価の下落で、GPIFは、7.9兆円どころか、推定20兆円を株でスッてしまったらしい、との週刊誌記事がありました。(週刊現代3/5号、「運用失敗で20兆円なくした!あなたの年金がどんどん減らされる」より)この事実がおおやけになれば、国民の怒りは爆発するでしょう。日経電子版3/8付け、山下茂行氏の記事によると、「GPIFの2015年度の運用成績は7月上旬に公表されることが多く、今年は7/1あるいは7/8の可能性が高い。この後すぐの7/10もしくは7/24が参院選の投開票の候補とされ、何とも微妙な日程になりそうだ」とあります。国民がコツコツと積み立てた年金資産を株で吹っ飛ばしました、という発表は、現政権は許さないし、仮にそうなったとしたら、投票前に国民の激しい怒りをかうことになる。要するに、今年度末までは、GPIFは残りの投資余力(3~4兆円程度といわれている)の全てをつぎ込んで株価を吊り上げようとするでしょう。そして、私が考えるくらいですから、ヘッジファンドたちも考えているでしょう。3月末に株価が吊り上がったところで、再び売り浴びせられる。結果的にGPIFの損失がさらに拡大することは火を見るより明らかではないでしょうか。
このあたりのことは、副島隆彦さんが近著、「世界連鎖暴落はなぜ再発したか(祥伝社2016/3/10初版)」に詳しく書かれています。この著書は、前著「再発する世界連鎖暴落(祥伝社2015/11/10)」の続編として書かれた著作ですが、「官製相場の暴落が始まる(2014/11/10)」などでも指摘しているように、5頭のクジラが買い上げて吊り上げた官製相場の暴落が2015年の年末に起こると予言し、実際、年明けから暴落したことで、大筋、的中させています。今、破綻本の中では最も信頼性が高いといっていいでしょう。話がそれましたが、近著の3章、「"年金バクチ" に失敗したGPIFの秘密」に詳しく書かれているので、引用はひかえたいと思いますが、要するに、アベノミクスとGPIFの株買いには密接な関係がある。やがてアベノミクスは株価の暴落とともに破綻するのではないか、と読み手を納得させる説得力があります。副島さんによると、「年金資産の半分は吹き飛ぶ」とあります。年金の株バクチの結果、我々は年金の減額を覚悟しなければなりません。官製相場を作り上げようとした者、荷担した者は相応の責任を取っていただかなくてはならないが、選んだ我々にも責任はある。アベノミクスが裁かれる日はそう遠くないと思います。
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党名も自分で決められないのは末期的です。
自民党はもともと、選挙のためなら手段を選ばずの党です。
民主党、維新も同じことをやれば自民党が選択されるのは、
あたりまえの結果です。
根本的な反省もなく、党がくっついたり、名前を変えたりして、
なんとかしようとしているのは、
浅はかとしか言いようがありません。
ただ、「政治は国民を映す鏡」という言葉のとおり、
自民党、民主党、維新の姿は、国民の姿です。
関わって、意見も言うようにした方が良いと思います。
そうして政党をたたきなおすしかないと考えています。
私は民主党を支援していますがどの党でも良いと思います。
今日、現代ビジネスで
福島原発「国会事故調」元委員長の告発!
「日本の中枢は、いまなおメルトダウンを続けている」
(黒川 清)
という記事を読みました。
冒頭は下記のように始まります
志が低く、責任感がない。
自分たちの問題であるにもかかわらず、他人事のようなことばかり言う。
普段は威張っているのに、困難に遭うと我が身かわいさからすぐ逃げる。
これが日本の中枢にいる「リーダーたち」だ。
政治、行政、銀行、大企業、大学、どこにいる「リーダー」も同じである。
私の経験からしても、これは真実を伝えているなと、しみじみ感じます。
しかしこれも、国民の姿を映しているにすぎないのかもしれません。
執筆者の「規制の虜」という本が出ているので、
読んでみようかと考えています。
円安で得をするのはメーカーなどの一部の輸出型の企業のみ。大部分の庶民にはほぼデメリットしかありません。
こんな首相に続投を許しそうな政治情勢が情けないデス。
マネーゲームの勝者はどこなのか。
スピードか?スローか?地底都市か?スペースコロニーか?
にゃんこと生活できることが続くとは考えられない。
何が何でも株式市場をはじめとする投資に金融資産を持っていきたいらしい。
購入手数料や配当金から徴税したいらしい。上手くいけば良いけどなぁ。
株で運用するのは結構ですが、18000円とか19000円で買うのは、正気の沙汰とは思えません。下手くそにもほどがある。
この後、日本株の投資枠を広げて、ど素人的なナンピンをやるのでは?
また値下がりすればまた買ってくるわけです。
ワンダー様は4月は株価が下がるとお考えなのですね。マイナス金利で蠢く資金は何処へ向かうのでしょう。
外貨預金は手数料が高いようですし.一般市民は投信が良いとか言われていますから株式市場に向かうかなと思ったんです。
茎をさし植するだけで繁茂するから、簡単に栽培できます。が、鮮度維持が困難で販売されていませんでした。
島では[はんだま]と呼びますが、ツルムラサキに似た葉っぱで味も食感も似ています。
地域の老人会などが栽培し、青果市場会社が巡回集荷し、スーパー等で葉物野菜として売っています。
本土では冬は枯れますが、島では年中収穫できます。最近は給食施設向けに茹でた冷凍品もあります。温故知新で成功した事例です。
マイナス金利で不動産投資環境が整いましたか?投信のポートフォリオを見直しますか。