428.大和のグローバル債券ファンドについて |
買った時は、基準価格は11,070円と高値にあり、その後、10,200円くらいまで値を下げ、 11月28日の解約時点で価格は、10,698円でした。12月15日時点の価格は10,845円とじょじょに値を上げています。11ヶ月間の収支は、以下のようになりました。
・購入価格 1,000,000円+手数料21,000円=1,021,000円
(1,000,000÷11,070=90.3342口)
・払戻価格 90.3342×10,698円=966,395円(解約手数料はありません)
税金1,365円 税引き後 965,032円
・毎月分配金 11回分の合計 78,593円(税引き後 75,466円)
・収支 (965,032+75,466)-1,021,000=19,498円のプラス
税引き後の年利回り 2.13%
このファンドは1兆円を超す資金を集めており、大和証券の主力商品です。11ヶ月の運用でしたので、利回りは決して満足できるものではありませんでした。ただ、債券の基準価格が購入時より3.4%下がったにもかかわらず、収支はプラスでした。定期預金より、利回りがいいことは、申すまでもありません。この1年間で、各社、新製品が続々と発売されています。このファンドに限らず、外貨建ての投資信託は、金融商品の主力となりつつあります。
毎月分配型の投信は、株式同様、分配金の権利確定日に大きく値を下げる、円安になると価格が上昇する、年間の価格変動は1割近く変動する、などの商品の特徴を知ることが必要です。そして、購入にあたっては、チャートを見た上で、安値圏で購入する、もしくは、一度に買わずに分けて買う、など株式と同様の投資戦略が重要です。
毎月分配金をもらうと単利商品、受け取らずに再投資型を選択すると複利商品になりますので、運用のパフォーマンスは後者がよくなることは申すまでもありません。
円キャリーバブル崩壊が来るでしょうか?
きたら大損ですよ!
円高になるには、日銀が相当期間、継続的に利上げすることが鮮明になることが条件になると思います。
仮に、1月に利上げがあったとしても、その次の利上げはどんなに早くても、年後半でしょうから。
1月の利上げも経済指標が悪ければ、できないかもしれません。