50.個人向け国債(その①) |
悲しいことに今、国内で利回りが期待できる金融商品がほかに見当たらないからなのです。円定期預金に比べても、利回りは際だっています。すでに国内景気はピークアウトしたとの見方も台頭し、債券価格が高値圏(金利は低値圏) に貼り付いている…、財務省はこの人気に当て込んで、今年度の個人向け国債発行額を6兆円と、当初発行予定額の3倍に修正しました。(8月4日、日経新聞) 現在2.6%にとどまっている国債発行残高に占める、個人の国債保有比率を引き上げ、大量発行が続く国債の安定消化につなげたい考えだ、と記事は締めくくっています。
日本国債は、常に暴落のリスクと背中合わせであることを忘れてはいけません。政府・日銀の神頼みが功を奏し、今のところ国債が暴落しそうな気配はありませんが、かつては、年利8%超だった日本国債の利率を忘れてはなりません。今は、国債バブルなのです。みんなで危ない橋を渡っているのは事実です。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
日曜の夜ですので、元気が出るようなちょっといい文章を最後に。「スイス人銀行家の教え」(本田健著/大和書房)126ページからの引用です。
―富を引き寄せるためには、気を充実させておかなければならない。エネルギッシュな人間でないと富はやってこない。そのためには、自分の得意なこと、好きなことをやって、自分のエネルギーレベルを高めておくことだ。これは、お金のためだけでなく、幸せに生きるためにも、大切なコツだといえよう― (翻訳本にはない本田健氏の力量を感じます)
財務省は、本年度の15年変動利付債の発行額を当初計画より6000億円増やし7兆2000億円とするほか、消費者物価が上昇しても損失を回避できる10年物価連動債も2000億円増額する。一方、短期国債の発行額を8000億円減額する結果、来年度の借換債の発行額(約104兆円の見込み)は8000億円減らすことができるという。by wanderer









