838.日本株は終わったか |
これでは、日本株投資はリスクが大きい。日本の株式市場では、この20年間で日経平均は
55%下落し、過去10年間でも約40%下落しています。(数値は日経10/21付) 株式は長期投資である、と習ったのですが、もはやこの経験則も過去のものとなってしまいました。むしろ、デイトレこそが好結果を叩き出す、という投資指南本も多く、我々FPの世界でも日本株投資をポートフォリオの中心に据えるのはリスクがあまりにも大きい、というのが定説になっています。日本株は、上がらないものの代名詞になってしまいました。
今年5月21日に日経平均が1万円の大台を割り込み、その後瞬間的に1万円を回復することはあったものの、最近では9,500円をはさむ値動きとなっています。それも少し上げては大きく下げるという典型的な下降トレンドを描いています。出来高も目安とされた3億株を大きく割り込み、最近では1億株を下回る日も目立っています。どうやら外国人も離れたのでしょうか。
株はやらないから平気さ、という人にとっても年金の日本株の運用成績の低下は切実です。年金原資の利回り低下は決して他人事ではありません。個人投資家もじょじょに日本株市場から離れていけば、このままでは買い手不在になってしまう。「適正価格」 などあってないようなものです。今、まさに 「政策不況」 とも 「民主党不況」 とも言われていますが、このままでは、株価は年末に向けて危ない。日本株は、景気底割れの先行的指標になっているのでしょうか。何でもいいから景気浮揚のキックになるものが欲しい。しかし、残念ながら見あたらないのが現状のようです。
十五年後の日経平均株価は6300万円だそうです。
株価低迷は株価上昇のネタがないからではないでしょうか。2000年頃の世界的なITバブル。規制緩和による2005年頃からの不動産プチバブル。現在は2003年頃と同様に不景気&国債バブルです。
新興国を除く世界同時不況の中、経済立て直しには新しいバブルが必要ですが、世界を見ても日本国内を見ても有望な株式の投資先はありません。
しばらくは中国と資源と金に資金が集まりそうですね。
だって地球何個分もの「金融資産」が取引されているという馬鹿げた現実
これは、もはや市場じゃなくて賭場です。









