864.小沢一郎よ、どこへ行く |
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民主党は14日、国会内で菅直人首相も出席して役員会を開き、政治資金規正法違反罪で強制起訴された小沢一郎元代表の処分問題について協議した。その結果、小沢氏の裁判で判決が確定するまでの期間「党員資格停止」とすることを15日の常任幹事会に提案することを決めた。ただ、小沢氏を支持する議員らは処分に反発しており、党内の亀裂が拡大しそうだ。(2/14、時事通信)
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菅首相は、元代表を党として処分しましたが、これは内閣の支持率挽回をねらってのことであるのは明らかです。讀賣オンラインによると、以下のように報道されています。
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首相は、当初は、元代表が拒否した場合は離党勧告を出し、それでも従わなければ除籍に踏み切る考えだったとされる。ただ、「起訴=処分」の立場であっても、元代表の事例は、検察が起訴を見送った後での「強制起訴」という新たな仕組みに基づいているうえ、元代表が無実を主張している。過去の処分との明確な違いを踏まえ、岡田氏が「党員資格停止」で首相を説得したとみられる。
一方、小沢元代表に近い議員は処分に不満を募らせている。鳩山前首相は14日、東京都内で開かれた同党参院議員のパーティーで、元代表の処分問題を前提に、「党内でいじめのようなことが起きている」と執行部を批判した。首相と岡田氏にとって、小沢元代表の処分は「もろ刃の剣だ」(党幹部)との指摘も出ている。(2/15、讀賣オンライン)
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クロウトの検察官が嫌疑不十分だから起訴しても裁判にはならないとして、二度までも不起訴処分にしたものを検察審査会が強制的に起訴したというのは如何なものでしょうか。一部マスコミでは、裁判では無罪となる公算が大きい、と報じているのですが、どうも、審査員にメディアの関係者がいて議論を強引に引っ張ったらしい、という情報もあります。そのメディアはひょっとして、米国と通じているのでしょうか。仮に無罪となるにしても、相当な期間を要します。小沢氏の政治生命はおろか、肉体的・精神的なダメージも大きいといわざるをえません。
讀賣の記事に「もろ刃の剣」とありますが、小沢氏の処分によって小沢派が国会審議にどう対応するか、最悪、党の分裂にいたる可能性もはらんでいます。一方、小沢氏と小沢派にとって、逆風下の今の時期での解散は困る。小沢氏は党の処分への対抗措置として何を考えているのでしょうか。状況は毎日変わっていきます。いよいよ国会は関連法案の審議に入りました。
国民の多くにとって、既に過去の人です。
あと、小沢支持の民主党議員は何か勘違いしてるんじゃないですかね。一部には待望論もあるような感じですが、法を犯そうが犯すまいが、そもそも政治資金で不動産を買うような人が、税金の使い道を本気で考えてくれると思い込むほうがバカ、能天気だと思います。
政治家など、信用するものではありませんね!小沢も所詮目くそ鼻くそ、ダメだと思います。
氏の政策においても右寄りから左寄り転身、うたかたのようでつかみ所がありません。国会にも健康上出席率が思わしくなく、今後は表でなく院政をしいてやってもらえばいいと思います。
小沢氏は、何といえばよいか…
晩年はチルドレンしか残っていない、とは寂しい現実ですね。
みんな離れていく。それなりの理由があるのでしょう。
と、いうことは、やはり小沢氏は「虚像」にまみれているのでしょうか。
識見高く、人生の最後に自分のためにではなく、純粋に国のために何かしたいという人間としての欲求にかられてのことではないかと私は感じています。
そうでなければ、いろいろな詮索やそしりを受けてまでやりたい仕事ではないはず。
人間、先が短くなれば、一生懸命になれるのではないですか?
小沢さんについては、そのような陰謀説があることは、副島氏、そのほかの著書等で承知いたしております。田中角栄と同じですね。真偽のほどはわかりませんので、これ以上のコメントは差し控えさせていただきます。