889.東京電力は日本の命運をも左右するかもしれない |
見るも無惨な残骸のようになった原子炉の建屋を見ると原発もボロボロになったが、東電という会社もボロボロになってしまったな、と悲痛な思いがいたします。個人的な話ですが、昔、東電の株を2,500円で買ったことを想い出しました。お小遣い程度儲けさせていただいたし、他の電力会社よりも高い60円配当もいただきました。ピカピカの超優良会社のように思えたものです。それが地震・津波の一撃で一瞬にして傾いてしまった。週明けからストップ安が3日続き、無配になるのではないかという日経の報道でさらに下げました。無配の電力株など誰も見向きもしません。かつての資産株も損切りの運命なのか、それとも10年後の復活を信じて保有し続けるのか。報道はされませんが、大勢の投資家が膨大な損失を抱えたのではないかと思います。日経4/1付けによると社債規模5兆円は国内最大で株主数は80万人にのぼる、とされています。
この夏、東京23区も千代田区など3区を除き計画停電は避けられないと報道されています。日本の繁栄がかくも危険な発電設備の上に成り立っていたというのは、驚愕すべき事実ではなかったでしょうか。沖縄の普天間基地問題を他人事のように静観していた人たちも7月頃から予定されている計画停電という問題に直面したとき、原発問題は基地問題と根っこの部分は同じだったことにおそらく気づくでしょう。何かの犠牲の上にこそ繁栄があるという事実。そもそも計画停電はいったいいつまで続くのか、今は誰にもわかりません。原発を早く復活させろという声が湧き上がるでしょうか。多分、今回の事故の補償問題が片づくまでは東電の原発の復活は有り得ないのでしょう。補償問題にしても原子炉が安全に停止する見通しが立たないうちは、話し合いにすらなりません。10~20兆円ともいわれている復興予算に加えて、原発から20キロ圏内の8万人の移転補償が必要になったとしたら、原発事故の代償はひょっとすると復興予算にも匹敵する多額なものにのぼる可能性があります。今の民主党政府がこの未曾有の国難に対応できるでしょうか。
ムーディーズは、東電の格付けを震災を境に5段階も下げました。やがて日本国債の格付けにも飛び火するでしょう。そんなことはどうでもいい。格下げになったからといって、国債が直ちに暴落することはないでしょう。今回、一部で報道されていましたが、損害保険の支払い額が2~3兆円規模になるようです。生命保険の支払い額もおそらく3兆円は下らないでしょう。(死者・不明者数に平均の保険金額を掛けると、1人100万円としても約3兆円になる) このことが何を意味するのかは改めて書くまでもありません。被災地域では、預貯金など金融資産の取り崩しも多額なものになるはずです。また、融資など資金需要が増大すれば、このままでは生・損保をはじめ金融機関は、日本国債を買う余力がなくなるどころか、売り圧力にすらなる。復興債の日銀引き受けが議論されるのもうなずけるというものです。
話が少しそれました。東電は、首都圏に電力を供給し日本の繁栄を支える重要な国策企業(公益企業)です。日本有数の巨大企業でもある。その屋台骨が傾きかけているのです。福島原発の事故処理もままならないにもかかわらず、それに代わる電力の供給手段も同時に考えなくてはなりません。もはや一企業の手には負えない。東電の問題は、日本の今後の命運をも左右する重大な懸案になったことは確実だと思います。
サルコジ大統領から管総理は何を言われたのか気になります。
G8 G20を代表して来たと言う事は、原発関係で何か重要な事を言われたと思うのですが。
4つの冷却システムがあるので電気が来ればどれかが使用できる?
あの爆発であらゆるパイプが破損しているのは誰の目にも明らかだろう!現場を知らない馬鹿学者の話は当てにできません。
先日広瀬隆氏とのインタビューをみて更に戦慄を覚えました。
http://pirori2ch.com/archives/1495140.html
ところで、大前氏の見解では新たな国債発行が日本国債のメルトダウンを起こすと言っていましたが、一方でどんどん発行すべしと言う方もおられます。
どうなんでしょうか?
東日本大震災の復興は戦争と同じでやり抜かねばならない、人道的にも倫理的にも支援のためには、財政破綻云々を言っていられないのは日本人としては当然のことだと思います。今年の特例国債はまだ取り扱い方針が決まっておらず、このままでは2011年度の本予算の執行に支障をきたします。予算といっても、財源の裏付けが無くては、何の意味もありません。日銀引き受けの議論の裏には実は受給が逼迫しているのではないか、と推察されます。日本国債のメルトダウン、すなわち国債暴落ですが、実はもう始まっているのではないでしょうか。週明けには金利がどんどん上昇していくような気配があります。
長年の円安政策も見直すべきではないでしょうか。水・食料の不安が高まっています。為替介入後、結構円が売られているようですが、長期的な傾向になるか気になります。これから火力発電の比重が高まる可能性がある時に、低コストで資源が仕入れられる円高は被災者にとっても支援になります。政府は誤ったメッセージを市場に与えた可能性があるのではないでしょうか。ガソリンがないとか言っておきながら、ガソリンをさらに上げるような為替介入を決断した財務大臣にはしっかりと為替介入の目的と成果を国会で説明してほしいと思います。原発の問題が起こり食料品や燃料に不安がおきることは、政府であれば予見できたはず。
財政破綻や新円切り替え、ゴールド没収も、行きなりではないでしょうか?
4月4日が怖い 広範囲に4月4日は拡散するようです。
http://renzan.org/2011/04/post-75.html
恐ろしい現実ですが、報道は「自粛」です。
http://www.asahi.com/digital/internet/TKY201104020166.html
asahi.com(朝日新聞社):放射性物質予測、公表自粛を
気象学会要請に戸惑う会員 - ネット・ウイルス - デジタル
今は戦時下と同じような非常体制下にありますから、ある程度の情報統制もあるのかもしれません。一番わかりにくい報道をしているのはNHKニュースではないでしょうか。時間いっぱい使って震災報道をやっているわりには内容がない。新聞各紙も何だか信用できません。日本が悪い方向に向いているような漠然とした不安感をかき立てられます。裏で別の危機が秘かに進行しているのではないか、そんな予感がするのです。
反原発となれば、フランスは大きな国策産業を失いますし、先進各国はCO2削減のすべを失って、にっちもさっちもいかなくなります。欧州のクリーン開発メカニズム(CDM)も破綻しかねません。
3万人x100万円=300億
3万人x1000万円=3000臆
30万人x1000万円=3兆円
30万人x100万円=3000臆
死者、不明者は3万人と聞いていますが。
この金額はたいした問題ではないですがふと疑問が?
日銀の保有する国債残高は後2年くらいで80兆円くらい増えると予想していました。今度の震災でさらに20-30兆円増加するのでしょうか?3年後には日本国債は日銀の全額引き受けが必要になるかも知れません。









