947.よくわからないTPPだが… |
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党内外がTPP問題で揺れています。私は基本的に諸外国との交流の拡大に賛成の立場です。しかし、今の農業政策のままでは大変な苦境が予想されます。韓国ですら年間1兆円近い所得補償予算を確保し世界の自由貿易市場と向き合っています。日本との比較で言えば、GDPや農業生産額を考慮すると3兆円から5兆円規模で農業を支援することと合わせての選択になると思います。報道で拝見した山形県の農家の方のコメントが印象的でした。「あえて自由貿易に参画することで、むしろ農業への抜本支援や農政の抜本改革が進むのではないか。」リスクをとり、変革を恐れず、勇気をもって次の時代へと一歩あゆみを進め、そこで出てきた修正点や矛盾をむしろてこにして、国内の構造改革に一層のスピード感をもって対応する。こうした努力の積み重ねが今後の日本にとって必要な道筋ではないかと思うのです。それにしても党内合意、国民的合意形成を行う過程は極めて大事。責任は極めて重大です。
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「山形県の農家」というのは、テレビでも放送されていましたが、サクランボのことだと思います。価格の安いアメリカンチェリーに負けず、味と安全性でブランドを確立した、おそらくは希少事例ではないでしょうか。TPPといえば農業分野の競争力や工業分野の関税撤廃といった面ばかり強調されているようですが、加盟国間の知的財産権、労働規制、金融、医療サービス、公共事業など多くの分野にわたります。「諸外国との交流の拡大に賛成」だと?こいつはアフォか!偉そうに与党といってもこの程度のレベルなのです。
農業分野といえば、思い出されるのがウルグアイラウンド(1994年10月)農業対策費です。農水省は農産物の一部輸入自由化と引き替えに、国内農業に競争力をつけるとして、総額7.2兆円という予算を奪い、空港まがい、下水道まがい、道路まがいなど膨大な公共事業をばらまき、やりっ放しにして地元に放り投げた挙げ句、地方が持て余していたことは記憶に新しい。今回もTPP対策費と称して各省庁が予算獲得にほくそ笑んでいるのかと思うと、手放しで賛成する気にはなれません。
TPPは、シンガポール、ブルネイ、チリ、NZの4カ国に豪州、ペルー、米、ベトナム、マレーシアの5カ国がオバマ大統領の呼びかけにより加盟を検討しているようです。日本を加えれば10カ国になるわけですが、「GDPは、10カ国のうち日・米で91%を占めるとされており、実質は日米FTA(自由貿易協定)との見方もある。(ウィキペディアより引用)」ようです。
私は、韓国のように米国との個別FTAの協議でも十分と思います。今は国内に大きな問題を抱えており、あまり手を広げるべきではない。TPPは国内産業すべてに影響が及ぶ可能性があり、日本の産業構造そのものを大きく変えてしまうかもしれない。もう少し、国民的議論が広がる時間が必要ではないかと考えます。
ところで、文中の“「諸外国との交流の拡大に賛成」だと?こいつはアフォか!この議員の名前を公表してもいいのですが、まぁやめときましょう。”という箇所ですが、少し違和感を感じます。
どうしてここまで言われないといけないのでしょうか?
文面を見る限り、お便りをくれた方はごく普通の書き方を
されているように見受けられます。というより真摯な姿勢すら
感じます。
自分は民主党支持者ではありませんが
サイト主さんの文章には少し大人げなさを感じます。
とりあえず感じたことをつらつらと書き連ねてしまいました。
駄文にてすいません。
今後も楽しみにさせていただきます。
ギリシャでは支援策受け入れに関する国民投票を行うとのことですが、これでギリシャの国民の性格がわかりますね。日本人なら支援策受け入れが多数派になりそうなもんですが、彼らは否決してEU離脱・デフォルトになるんじゃないでしょうか。まぁ、確かにあの国民ならEUに残って真面目に金返すより離脱して独自通貨を発行したほうがよいと思います。カネを返せというのは無理筋でしょう。
こんななか安住は過去最大の為替介入をやったらしいですが、無駄金に終わらなきゃよいですがね。「納得いくまで」と言ってやる気出してるらしいですが、残念ながら日銀より市場のほうがお金をたくさん持っていることに彼はいつ気がつくでしょうか。無知な政治家は失策を取ってしまったときに責任を取るべきです。
用意した介入資金ではあと4-5回くらいですかね。
ギリシャの国民投票で支援受け入れ拒否となったら欧州発の金融危機となり、たちまちあちこちに飛び火するでしょう。そんな事も分からんのであれば、ギリシャ国民は自滅の道しかない。ECBなのど重要機関連中は国民投票で拒否されたら即刻ユーロから追い出して破綻させるべきかと。
私としても、わんだぁさん同様、自由貿易が主旨なら、個別FTAでいいんじゃない?と思いつつも、TPP反対には回ってません。
例えば、医療サービスの自由化、多様化は悪いことなんでしょうか?
医療費1割負担でブーブー言うお年寄の方々、健康保険を適用して整骨院や整体にせっせと通うお年寄の方々、大して具合が悪そうには見えないお年寄だらけの病院の待合室を見ていると、「これが守るべきもの?」と思いますけどね。
労働規制の撤廃で、企業が正社員を自由に切れるようになるかも知れないとも言われていますが、「公務員は切り捨てろ」、「使えない上司、役員は切れ」と言いながら、「でも、俺の会社と雇用は守れ」、とは声高には言えませんね。私は。
金融は元々自由化が進んでますし、知的財産権はお互いに主張できるようになるわけでプラスの側面もあるのでは?
前にも述べた通り、米国式のルールに変わるだけで、そこに明確なルールはある、という理解です。
等々、間違っている点があれば、アドバイス頂きたいところです。
正直、私も勉強不足なので、自分でももう少し勉強してみます。
アメリカナイズしたことろで米国企業の利益にならなければいいようにやられるだけ。政府はたとえそれが自国民の不利益になっても受け入れなければならない。問題が生じれば米国に反論?日本政府にそんなことができるのか?
いっそのこと52番目の州か自治領になる方がまだまし
ただの属国は哀れだ
平和な暇人さんのこのコメント、ご尤もです。日本は大学も入るのに
苦労して卒業はラク、会社も正社員で入ってしまえば簡単にクビにならないという、諸外国から見ると理解できない制度になっていますので、緊張感がないと思います。TPPの問題を、農業と工業の関税撤廃だけにフォーカスするのは危険だと思います。
ただ、TPPでもFTAでもアメリカルールを持ち込まれることに関しては考えを持ち合わせていません。これまで海外のルールを模倣するだけで生き延びてきた日本は、自分達で諸問題を解決した経験がないですし、そのような教育も受けていません。アメリカルールが持ち込まれなければ、破綻するか中国ルールに乗っかるという方法に乗っかるでしょう。野田総理と官僚は、これらの選択肢のなかでアメリカルールをとるでしょう。破綻はさせられないし、中国ルールは・・・・って感じなんでしょうか。
私も医療サービスの自由化賛成です。
先日、80歳になる父が1週間入院しました。
退院の精算時、あまりの安さに腹がたちました。(安くてありがたいとは思いません).
サロンと化した病院待合。土日以外ほぼ毎日通院する老人。
とてもあるべき姿ではありません。
医療が日本より自由・多様なアメリカでは、医療技術の進歩は目覚ましいです。見返りの少ないところで、医療は進歩しません。
T タワケ政府が経済を
P パンクにさせる
P パートナーシップ
これぞ正にTPP。皆さんもこの3文字で一句どうですか~♪
おそらく野田さんでさえも分かっていない。
しかし、要はTPPとは国際経済において日本がアメリカ側につくのか中国とやっていくのかを試されてるものと考えることもできます。裏ではTPP加盟と引き換えにドル安円高の是正についても協議されてるのかもしれない。
となれば、やはり、日本に残された選択肢はTPP加盟しかないんでしょう。農業や医療などある程度犠牲は生じるでしょうが、アメリカを怒らせるよりは国益に合致してるのかもしれない。
議論する必要はありますが、保護主義はアメリカを怒らせます。アメリカと縁を今すぐ縁を切って、中国側につくことは危険極まりません。
いろいろ考えましたが、やっぱり私はTPPは推進した方が日本の為になるんじゃないでしょうか。保護主義はおそらくこれからは通用しない
規制緩和という意味ではTPPは救世主になる。もっと、日本は公平に競争させましょう。TPPはまだ始まったばかりで、今であれば日本にもルールを変更したり、作ったりする機会があり有利です。
ちなみに米国との2国間FTAの方がTPPより危険です。韓国を見ればそれが分かります。TPPのようになるべく多い国と結んだ方が仮に米国が変なルールを作っても他国と共同で拒否すればいい。
とにかく、内にこもるのはやめた方がよさそうです。
世界恐慌になって世界的に調子が悪くなると、
ブロック経済への流れになるのは、昔も今も同じように見えます。
ブロック経済は、盟主の国がいてその従属している国(植民地)の、
犠牲の上に、その国が生き残っていったのですが、
おそらく、今回は犠牲の奪い合いのバトルロイヤルになるでしょう。
結局、勝利者はアメリカ、その他の国は敗者になるのでしょうが、
その中でも日本が一番ダメージが大きいと思います。
アメリカはTPPの参加国の中で、日本を一番の標的にするでしょう。
なぜなら、経済規模が大きいことはすなわち引き出せる犠牲も大きいからです。
自由貿易を強制しますが、弱いところは保護貿易を堅持していますので、
TPPが現在のままの制度を維持するとは思えません。
どこかで、力ずくでねじまげられると予想しています。
来年、大統領の選挙ですが、
農家、特に畜産、酪農の業界団体は大きな影響を持ちますから、
TPPの参加によって、この業界に影響が出るようでは、
参加は無理でしょう。
また、アメリカの国策としても、一次産品は世界戦略として、
重要であるので、TPPによって国内の一次産品が不利になるようならば、
参加しないでしょう。
参加する場合勝つべきです。どの分野で勝つのか戦略を立ててほしい。全分野で勝とうとしても無理でしょう。よりグローバル化が進むわけでお互い海外進出を検討するチャンスが高くなるといえますが、同じ商売で多くの企業がしのぎ合う、まさに域内でデフレを助長する環境になるわけで負けてつぶれる会社は多くなるでしょう。
日本企業が戦っていくには独占禁止法を見直してほしいですね。インフレの時代背景のもと製造業の価格統制を想定した規制ですがデフレの中既に意味なし。公正取引委員会も縮小しては。給料がもったいない。グローバル化の中足かせにしかなりません。
医療分野は負けですかね。皆保険の維持とか言ってますが外資が来たら維持できないなど意味のわからないこと言うのはやめてほしいです。富裕層向け、日曜・夜間、いろんな病院が出来ればよいと思います。
ISD条項(Investor-State Dispute Settlement)
相手国に投資した企業が、相手国の政策によって損害をこうむった場合、世界銀行傘下の国際投資紛争仲介センターに提訴できる。相手国で裁判は行わない。
ISD条項により、日本政府が日本国民にとって、健康や環境を守るために必要な規制であっても、米国企業などが経済的損害をこうむった場合、この国際投資紛争仲介センターの裁判に負ける可能性が高い条項。
ここでも賛成のコメがありますが、想像しているのかな?とマジで思います。職なくすか給料減るかの二択は覚悟すべき。あー、自転車操業の年金も結果的に減るでしょうねえ。「年金で充実したセカンドライフ♪」は妄想になる。妄想だけなら他人に害はないんでご自由にw
全世界的に消費が減ってるからそれこそもう自給自足でもしないと、ということ。でもここでも放射能汚染がネック。本当に原発は頭にきます。
それでも締結するなら代わりに米軍残留を!とか要請するとかすべき
野比野ブタじゃ絶対に無理だけどね
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1676507.html
だから決意表明なんて日本でしか通用しないこと言ってもダメだって。
野ブタの裏で動いている事務方は外務官僚か?通産官僚か?アメリカは白黒つけてからでなければ相手にしてもらえないことぐらいわからないのか?これが税金で飼われている役人って本当に役(に立たない)人たちだなw
TPP反対の中野だって中途半端な状態で参加するぐらいなら参加するな、といっている。今更国益を考えず再選のための土産と称してオバマにリップサービスしたって何の意味もない。
こいつらと同じでただ恥を晒しにいったようなもんだ
まだこいつらのほうがマシか
http://i-love-obama.com/