109.一般会計2005年度予算、明日内示 |
一番怖いのは外圧で「世界の主要国の債務はGDPの70%程度になっているのに、日本だけ以上に高いではないか!、早急に対応せよ!!」となったときが一番危ないですね。
ちなみに財務省の債務の対GDPの資料はここです。
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/007.htm
来年度の予算がだいたい決まり、それを見てハルマゲドン主張者が
「我が予想通り」と喜んでいるように感じるのは私だけでしょうか?
それはさておき、私の地元の新聞の経済欄のコメントにこんなのがありました。阪大社会経済研究所教授の小野善康さんのものです。
「前略--財政赤字増大の真因は景気後退による税収減であり、財政支出大きかったからではない。日本のGDPに占める財政支出割合は世界最小規模で、財政再建には経済規模を萎縮させる緊縮財政ではなく、経済拡大で税収を増やすしかない。--以下小泉改革批判」
この「日本のGDPに占める財政支出割合は世界最小規模で」という見解はどう思いますか?
小野さんがわかっていないのか?本当にそうなのか?
殺された民主党の石井さんあたりも政府関係の支出が多すぎ日本は社会主義だとか言っていましたが・・・・・。
特にこの本の「第4章 日本の財政破綻はありうるのか」は必読と思います。この人のブログもなかなかおもしろいです。
では、またもう少し暇になったら。
ご紹介いただいた、経済コラムマガジンは時々読んでいます。あれは少し極端すぎるような気がしますが、中央公論の論文といい、週刊エコノミスト誌の今週号の論文といい、確かに、財政破綻を唱えるエコノミストは異端者ですね。というか、あまりいないようです。僕は、今後は市場の動きに注視したいと思います。市場は常に正しいので。
ついでに経営コンサルタント契約をやめるとか経済研究誌の
購読をやめるとかします。ウチでもそうでした。でも、考えれば
おかしな話で、そういう商売が苦しい時こそ経営コンサルタント
が生きてこないといけないはずです。
経済学者とかエコノミストの方々って、自分で株とか相場を
やったり、企業を経営している方はすくないいと思います。
大学や企業で雇われるとか役所の補助金でなりたっている
財団とか研究所二所属してるからには、財政危機→行革→
大学の独立法人化・補助金カット・特殊法人廃止、という
のは、いいことではないので、あまり財政破綻を大声では
いえない、いわないという面もあると思います。
経済とは個々の経営の集まりで、両者は違うもの?か
わが国に蔓延している、日本の予算は80兆円ソコソコで、財政規模は先進国中でも低いというデータは、迷信にすぎません。しかも、相当根深い迷信。
わが国では特別会計予算は国の財政支出に入らない、と断言できるなら話は別ですが・・・。
拙著に書きましたが、確かに大本営、もとい財務省発表の一般会計の歳出規模でみるなら17%ほどでかなり低い方でしょう。でも特別会計の歳出規模を含めたらGDPの半分ほどです。財政の先生もその辺のことをズバリ書いてる人はいないようなので、その先生も騙されている人の一人なのじゃないんでしょうか。
>財政の先生もその辺のことをズバリ書いてる人はいないようなので、
>その先生も騙されている人の一人なのじゃないんでしょうか。
やはりそうなるのでしょうか?先日買ったリフレ派の田中秀臣教授の「経済論戦の読み方」という本の中で(おそらく他のほとんどの経済の本でも?)GDP=消費+投資+政府支出+純輸出と説明があり、日本は消費が60%を占めていると解説してあります。
日本経済の議論、分析の大前提が間違っているということになるのでしょうか。
ところで、松浦さんは民主党の故石井紘基議員と親交のあった方ですか?あの人が生きていれば今頃はこの問題はかなり国会で追及されたと思うのですが。
わんだぁさんへ
http://blog.livedoor.jp/sheep0713/archives/11476595.html#comments
ここの論争、内容も参加者の個性もおもしろいですよ。
知ってました?
それでは皆様、また来年。
こういった、あやふやな用語が飛び交っていることも、財政論議の混乱の元ではないかと思います。
で、気になって調べてみたら、一般政府支出の国際比較のデータを見つけました。米29.9、英37.0、仏51.0、スウェーデン52.7、豪32.6、NZ38.6、韓23.1、日本36.6(出所は、http://www.mof.go.jp/jouhou/soken/kenkyu/zk060/zk060m.pdfです。)
tanakaさんの書き込みにある、GDPの一般的な式に当てはめようとしたら、個人消費が6割として政府支出と合わせると9割6分を越えてしまいます。ほんじゃ投資も貿易黒字も一体どこへ行っちゃうんでしょう??
同じ資料に、政府最終消費支出というのがあって、これは16.7%なのでこれなら、貿易黒字と設備投資は残り25%ほどと納得できそうな数字が出てきます。
鮫島議員に限らず、最近では民主党の野田佳彦議員や、自民党の河野太郎議員も特別会計への問題意識をお持ちのようなので、石井議員の志を継いでいただきたいものです。
拙著はそのような政治家あるいは政策秘書が使いやすいように仕上げたつもりですので、通常国会で活用していただきたいと願っています。
実は私は小さな町の議員をやってまして(去年の統一地方選で当選)、私も町の一般会計と特別会計、下水道特別会計ですね、について一般質問したことがあります。(だから松浦さんの主張には興味があるんです)
私の町の下水道使用料は20年以上据え置きで、料金そのものもとにかく安い。このからくりは使用料を上げると住民から文句がでるから、一般会計から巨額の繰り出しを行い、住民が繰り出し金のことなど知らないのをいいことに見えない形で値上げしていたわけです。
このことを追求すると、さすがに交付税が削られているなか、これ以上下水の使用料を維持するため一般会計からの持ち出しをすると、他のサービスを削らねばならないので、町長も今のやり方を考え直すという答弁でした。
国レベルではどんな不合理なことが行われているのやら・・・。
旭川で一番大きな本屋に行ったけど松浦さんの本はありませんでした。札幌行ったときにでも(私が理解できるレベルなら)買います。
財政破綻を論じる人様のブログでこれ以上は何ですので、この話題はこれを最後と言うことに。では、また来年。
tanaka様、私は、財政破綻を待望しているわけでも、それをビジネスにしているわけでもありません。ですから、大いに、ご批判下さい。









