1151.日銀の異次元緩和のウラにある日本国政府の借金返済計画 |
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三菱東京UFJ銀行は9/1から、住宅ローン金利を引き下げる方針を固めた。10年固定の最優遇金利の場合、これまでの年1.7%から、0.2ポイント低い年1.5%にする。日本銀行の4月の金融緩和後に長期金利が上昇し、住宅ローン金利も上がったが、最近は長期金利がやや下がり、住宅ローンも下がっている。三井住友信託銀行は、年1.35%から0.1ポイント引き下げて、年1.25%にする。他の大手行も引き下げる可能性がある。各銀行は、長期金利の低下に加えて、来年4月に予定されている消費増税を前に住宅の駆け込み需要が増えているため、ローン金利の引き下げで顧客獲得を競っている。(朝日新聞デジタル8/29付け)
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長期金利は、4月末に0.6%だったのが、5月下旬には0.9%超えになりました。これは日本のメガバンクが長期国債の持ち高を2割程度引き下げたことが原因といわれています。日銀が市場から大量に買い入れ流動性不足を懸念したか、あるいは株高なども要因かもしれません。その後、値下がりした長期国債を地銀などが買いあさり、長期金利は最近では0.7%〜0.8%台で安定的に推移しています。8月後半になって株価が下げてきているので、債券は値上がり(金利は低下)基調になりました。
住宅ローンは全期間固定金利だと貸し手も借り手もリスクが大きいとして、10年固定(正確には金利選択型固定金利10年など)が人気のようです。10年固定ローンは過当競争になっていて、借り手市場の様相を呈しているようです。10年というのは長いようで短く、10年後にどうすればいいかという不安があるのですが、金利変更という手段があります。1万円程度の手数料を払って、さらに5年固定とか3年固定に延長変更するのです。無論、固定金利を再度10年延長というのも可能。ただし、ローン返済が滞ったことがない、などトラブルがないことが最低の条件になります。変動金利といっても年2回の見直しを行うので、金利情勢をにらみながら固定型への変更を考えるという方法です。これまで、長期固定は金利上昇に対する『保険』のように言われていましたが、過去15年程度振り返ると、変動金利の方が得策だったことは明らかですね。
さて、今後の金利動向ですが、長期国債の金利は2%がおそらく日本国財政破綻のデッドラインです。消費税をやっとの思いで3%引き上げ、8兆円の税収増になっても、長期金利が2%になれば金利負担は20兆円に増えて増税の効果が吹っ飛ぶ。従って、日銀は2%のデッドラインを守りぬくために『異次元緩和』を続けるのではないか。いつかの時点で長期国債が値崩れしはじめるとすかさず日銀が買い支える。だから、日本国の財政が持ち直すまで日銀の異次元緩和はやめられず、初期段階においては国債暴落、金利の高騰は起こらないと考えます。初期段階のうちに財政再建などあらゆる手を尽くして火消しをしなければなりません。
終戦直後の混乱期、政府日銀は預金封鎖、新円切替をやったため、物価は暴騰し、年率何百パーセントというインフレになりました。当時は国内の供給機構も物流インフラも戦争ですべて破壊されつくし、あらゆる物が不足していた。今はどうでしょうか。供給過多でデフレになっています。数十兆円というデフレギャップがある。このような状況下で本当にインフレになるのでしょうか。日銀が国債をバンバン買い始めると、初期の段階では直ちに長期金利は上がらなくても円は確実に下落する。世界中のあらゆる通貨に対して下げる可能性がある。昭和初期には1$=1円などといわれていたが、終戦後に円を刷り散らして1$=360円にまで円が安くなったという歴史の事実がある。大幅に円が減価すると輸入品は手が届かないほど高値になる。輸入インフレは間違いなく起こるでしょう。インフレになると金利が上昇する。預金で置いておくと、どんどん目減りするので、金利を上げないと預金が流出してしまいます。預金や債券から物や土地など現物資産に向かう。株だって上がるでしょう。変わらないのは借金の額ですので、インフレは国の債務負担を相対的に軽くする。少々のインフレは政府は放置するかもしれない。
日銀の買い支えがどういう意味を持つのか考えてみると、日銀とは政府機関の一部です。要するに、日銀の異次元緩和とは、借金を民間から政府が吸い上げる代わりに、インフレにして返すことにほかなりません。庶民にとって過酷な税を課されるのと同じです。結果的にいつかの時点で庶民にハネ返るのです。資産逃避(キャピタルフライト)はやっても無駄だ、と以前書きました。しかし、我々はいつか必ずやって来るインフレに対して対抗策を今から考えておく必要があると思います。
新品価格 |
私は上がった土地は買わない。住宅地は余っている。
商売しても流行らん。整骨院だけ増えてる。不動産など
かっても無駄。大阪市内。地下鉄駅から3分。の鉄筋3階建て
築30年程、25坪。述べ床160平米の鉄筋マンションが3200万円である。一階57平米の3階分で3室貸せる。家賃21万は取れる。バブルのときなら一億6000万円くらいの物件。借りてがいないならどうする?
ひとがすまない不動産は借金と同じ。赤字を作るようなものである。持ち家は30年固定金利で買え。
金利が5%になればぼろ儲け。と言っても住む家は財産にはならない。
政府の債務は増え続けるので、
日銀に国債残高増えまくると、通貨は売られるでしょうね
通貨安→インフレ→債券安の流れが一番ありそう
急激な債券安になれば大量の含み損が発生し、含み損補填のために
株も売られそう、トリプル安になる気がしますけどね
物価は上がるだろうけど、土地価格はどうだろう?
結果は否定してませんよ考え方が微妙に違うだけです
しかし国内でできるインフレ対策って、何があるのかな?
金などの貴金属の現物はもうすでに統制が厳しくなっています。本来ならインフレに強いはずなのですが。金ETF(SPDRなど)のほうがまだマシかもしれない。外貨に少しずつ替えて現物で持つ(タンス預金)方法。不動産は選別の時代。REITは玉石混淆だが、ほとんど石コロ。株だったらアジア市場で強い内需株(花王とか味の素、ユニ・チャームなど)でしょうか。外貨で持つのなら米ドル建てのMMFかなあ…。
デフォルトしないと仮定すれば、一番インフレ対策として良いのは、個人向け国債です。まあ、皆さんのお知恵を拝借したいところですね。ご意見を書き込んで下さい。
金は売るんじゃない。物々交換の道具だ。
憶えておきなさい。あ君も隆もまだ修行が足らん。
現在所得ある人とかは考え方が甘い。年金なし、所得実際赤字、貯金取り崩しの現役自営業は真剣だ。病気になっても補償など無い。といって生活保護なども無い。
商売が下手と言われるだけだ。保険掛けてるよ。シカシ立てるくらいの体力があれば、入院しないと保険金はもらえない。連続で50mしか歩けない体力で出来る仕事など、
学校の教師か、事務公務員、内科医、くらいしかない。
サラリーマンは所詮、竹刀剣法。切り殺される。
インフレにはならないんだよね。これが。
日銀がお金を発行して、そのお金で国債の償還を行うとインフレが進行するという話になっていて、どうしてそういう話になるのかというと、日銀が発行する資金分、世の中で流通するお金の量が増えると思われているから。お金が増えた分、お金の価値が下がって、その分インフレが進行するという理屈。しかしね、日銀がお金を印刷して、そのお金で国債の償還を行ったとしても(金融機関から既発国債を買い取ったとしても)、金融機関が保有するお金の総額そのもの(国内で流通している資金量)はまったく増えないのでインフレは進行しないんだよ。
で、仮に、日銀が100兆円分現金をを発行して、その100兆円で金融機関の保有する国債100兆円分を買い取ったとする。すると、金融機関が保有する現金は100兆円から200兆円に増えるけど、保有している国債は900兆円から800兆円へと減って、金融機関保有の資金総額は2500兆円のまま変わらないということ。
日銀がお金を発行して、そのお金で国債を償還しても、金融機関が保有しているお金のうち、債券の割合が減って現金の割合が増えるというだけのことで、金融機関が保有する資金総額(世の中で流通している資金総額)そのものは全く増えないわけよ。
要するに、借金の返済に充てた場合、日銀の印刷マネーを用いてもインフレは進行しないということ。
今日の長期金利は0.72%。日銀の異次元緩和が実施されても金利は低いままだよね。どうしてかというと、既発国債の買取では市中のお金の量が増えないから。だからインフレが進行せず、結果、金利も上がらないということ。
国債は大銀行から地方銀行へと移動しているみたいですね。最後は日銀へ行くから安心。そして新発国債を日銀が一人買いの時期になれば怖いなあ。4年後かも知れぬ。
どこの学生さんかね?なんか読んでも全然現実的でない。日銀が買えば紙幣は増えるんだよ。銀行にある金は銀行のものではなく人から借りている金だ。
個人国債とて激動期には金利変動についていけない。
竹刀どころか風船チャンバラだね。
インチキ論ではなくて、単純な事実。
インチキだというのなら、どこが間違いか、具体的に指摘してみな(笑)
どーせ指摘できないんだろ。
私が聞きたいのは、くだらない悲鳴ではなくてちゃんとした反論。
>>>目に見えてインフレになるのは3年後4年後。
ならないよ。何の根拠も無いこと、書き散らかすな。
>>>日銀が買えば紙幣は増えるんだよ。
増えないんだよ。債券が現金に置き換わるだけだ。
現金は増えるけどその分債券は減る。要するに保有資金の総額は増えない。
それでも増えると強弁するのなら、それはどういうことか、説明してみろ。
できないだろうけど。
誰が悲鳴があげてるのかな?事実を書いているだけだが。まあ預金がなければ確かに自殺もんだが。
患者にヘイコラしてまで診療はする気は無い。患者は客ではない。あくまで患者だ。
4年後たのしみだな。こおいう問題は時がくれば答えは出るのだから待つしかない。
お前のことだ、金。
いや、コゾー
>>>事実を書いているだけだが。
お前は事実なんか書いていない。
お前が書いているのは単なるお前の願望だ。
そもそも、お前の言っていることがどう事実なのか、お前は一切根拠を提示していない。
提示できないよな。でまかせ口走っているだけだから。
私は、日銀が資金を発行して国債を償還しても、市中において資金量は増えないということを実例を持って解説しているだけだ。
で、言ったよな。それでも資金量が増えるというのなら、どういうことか解説しろと。
で、金、お前は解説できないんだよな。
それを”言い負かされた”というんだ。
わかったかい。負け犬の金。
いや、負け犬コゾー
>>>4年後たのしみだな。こおいう問題は時がくれば答えは出るのだから待つしかない。
で、金、お前のいう「目に見えてインフレになる」とはいったいどういう状況なんだ?
具体的に説明してみな。
お前の言う「目に見えてインフレになる」状況とやらだが、お前自身、ちゃんとイメージできているのか?
できてないんだろ(笑)
具体的にイメージできたいないくせに「4年後たのしみだな。こおいう問題は時がくれば答えは出るのだから待つしかない」などと書く。
ま、負け犬にありがちな捨てゼリフてところか。
お前のいうことなど、なにひとつあたらないよ。
直接引き受けは禁じ手でしょうね
日本最大手銀行も、その場を凌ぐことしか考えていないのでしょう。
ローンで家を買うべきですね。最悪でも
ローン支払いの3年分くらいの現金を残して家を買いなさい。親に金があればそれでもよいが。
会社首になったときの事も考えるべき。
変動金利で90%借りるなど5年後は破滅する可能性が非常に高い。