193.オイシイ金融商品「フラット35」 |
5/10 の大阪朝日の2面の記事によりますと、長期金利の低下傾向に加え、住宅ローンを収益の柱とする銀行が競って金利を下げており、過去最低水準の金利となっています。都銀の最低が中央三井信託の年2.5%、他の都銀・地銀も2.6%~2.7%台です。SBI(ソフトバンク・インベスティメント)モゲージにいたっては、何と、2.15%です。
★http://www.goodloan.co.jp/cp/yahoo-ront1/push/index.html
公庫のパンフによりますと、仕組みは以下のとおりです。個人が銀行から借りた住宅ローンの債権を公庫が銀行から買い取り、小口化して、投資家に売る、といういたって単純なもの。従って、提携先の銀行はローン販売の代理店のみの役回りで、ノー・リスク。これは、銀行にとっても、手数料を稼ぐオイシイ商品です。(これまでは、住宅金融公庫の直接融資と銀行融資が住宅ローンを奪い合って、官による民業圧迫と、銀行側が批判していたが、ローン債権の販売は借り手・銀行・公庫それぞれにとって、利得がある)
しかし、金利上昇のリスクは誰が取るのでしょうか?国民ではないのか?本サイトでは、この点について疑念を抱き、公庫のHP、 http://jyukou.go.jp/ に、「公開を前提」として、質問しています。いくら借り手の庶民に有利といっても、国債暴落→金利上昇の局面で、公庫は膨大な含み損を抱えることになり、最終的に、国民負担となって、はね返ってくれば、何の意味もないどころか、大問題です。公庫の災害特別融資は、災害罹災者への国のセーフティ・ネットとして大賛成です。しかし、公庫が独法後に行う業務の柱である、住宅ローン債権の販売に、どんな問題が潜んでいるのか、本サイトとしては看過できないと考えています。
すべて廃止されるべきだと考えます。
この点では、災害特別融資にも賛成できません。
これは、ノン・リコース・ローンのような、
仕組みで解決されるべきだと思います。
この辺は、宝田明さんの意見が参考になります。
http://www.tokyo-outlaws.org/takarada/41e1dd4b.html
これってアメリカのファニー・メイとかがやっていて、米国バブルが弾けた
ときのショックが大きいと予測されているのは、こういう住宅ローン債権の
転売市場が実体以上に巨大化しているからですよねー。
債権流動化は中小企業の金融手法としては非常に優れていますし、
確かに時代の要請ではありますが、無軌道にやると不良債権問題で
頭を抱えるという先例が他国にあるのに・・・。
随分と安易に真似するんですねぇ・・・。
既に、勝ちが確定したプレーヤーは、
・債権の販売手数料を手にした証券会社
・融資の代理手数料を手にした銀行
・天下り先で収入を得た役人
・住宅メーカー(実は、融資先の銀行だったり?)
・etc
で、ババは誰が持っているのか?
間接的に国民が持たされている可能性が高いです。
まずは、年金や郵貯等。次に、日銀や銀行。そして...。
住宅金融公庫からの明確な回答は絶対に無いでしょう。
結局、闇の深さは国の財政問題と一緒です。
この不透明さは、利権ホルダーには好都合なので、
裏には笑いの止まらない勝ち組も多そうですね。
本来、Goodman さんがおっしゃるように、適正なルール作りが
大前提なのですが、今の国には全く期待出来ませんね。
ちなみに、融資を受けた人達もローンが完済できるまで、勝ちは確定しません。
それどころか、収入ギリギリでローンを組んでいると、負債を抱えたまま
家を失うリスクを高い確率で背負わされていることになります。
この点においても、公的な制度として問題が多いと言えます。
最長10年固定がせいぜいでした。その意味で、35年固定2.5%という金利は、信じがたい思いです。日本国経済が仮にこれから先、盤石としてもそんな先の将来の金利までなぜ固定できるのか、そのカラクリが知りたい、と思います。
それとも、この低金利がこの先35年、続くのかな…。公庫さん、悪い冗談はやめてよね。









