1203.胸騒ぎの株安 |
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日経平均株価は年初から4ヶ月連続で下落。同様のケースは1990年(注;バブル崩壊の年)と1992年の2回しかない。年初に市場をおおっていた強気ムードはどこかに吹き飛んでしまった。仮に5月も下落と5ヶ月連続安となり、過去に例のない事態となる。(日経電子版5/12より)
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株というのはつくずく怖ろしい。NISAで煽られ株式市場に流れ込んだ小口の個人投資家は大丈夫でしょうか。アベノミクス相場への失望感が3月頃からささやかれています。14,000円が底値だ、とか日本株には割安感が高まっている、などの記事も日経では散見しますが、買いが膨らみません。128兆円という運用資産を持つ、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のポートフォリオを国内債券から国内株式にシフトしていこうという動きがあり、伊藤隆敏氏らが中心になっているようです。伊藤氏は4/24付けの日経で「国債価格下落に備える必要がある。運用資産のうち55%を長期国債で持つのは危険、株式に投資して毎年5%の利回りを確保すれば、基金の取り崩しに対応できる」と主張しています。しかし、私には日本株投資の言い訳をしているように聞こえる。確かに成長戦略が仮に成功すれば2%の物価上昇が実現し、長期金利上昇も有り得る。だが、そうならなかった場合は痛い目をみることになる。
仮に運用資産の10%を債券から株式に換えれば、12兆円もの資金が株式市場に流入することになり、これは大きい。このまま日本の株式市場がぐずつけば消費増税の2段目の点火は危うくなる。何としても株価を16,000~17,000円程度まで持ち上げなたい、と考えても不思議はありません。消費税再増税の判断時期はおそらく10月頃でしょう。7~9月期の指標が判断材料になると思われます。株価のお化粧をそろそろ考える時期にきています。しかし、日本は高齢化が進み、若い人も減って活力を次第に失っていく国だ。1.5~2.0%とか安定的に経済成長していくなどむしろ考えにくい。だから中長期的な株価の上昇も怪しい。GPIFの資金投入は一時的には奏功するかもしれませんが、長くは持たないような気がします。ヘッジファンドに売り浴びせられ、安値で買い叩かれる。結局はオイシイところを外国人に持っていかれる。日本株は年末までは様子見を決め込みたいと思いますが、いかがでしょうか。
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年金の給付開始を75歳からと選択した人は月々の給付額は多くするとか、物価連動国債を発行するとか、いよいよ後先考えないなりふり構わない資金集めを始めたなと感じます。
消費税10に上げることができないようでは本格的にこの国は終わりでしょう
話はそれますが26年度の再エネ賦課金の買い取り総額9000億円だそうです
1兆円を超えるのも時間の問題ですね
何回同じことを擦れば気が済むのやら
バカが選挙権を持った当然の結果ということでしょう
私も例外ではありませんが(笑)
財政の本質と年金制度を連動させて危機感を煽る作戦はどこが言っているのか、その結末はどうなるのか、きちんと整理するとこが重要ではないでしょうか。今後は国防費も上昇するし、貿易も赤字になってく。
西沙諸島の開発で中越がもめているが、いずれは尖閣もそうなる。中国の拡大は誰にも止められない。朝鮮韓国の日本浸透もより高まっていく。極東ロシアの進出も時間の問題。同盟国アメリカは内向的になっていくし。倭国は新たな同盟を作らんといかん、海洋国家として。
管理人さん、首都圏直撃の地震が先か中国の不動産バブルの崩壊が先か、はたまた韓国の経済破綻が先なのかは分かりませんがロクなことがない未来が近くに横たわっているのは事実ですね。あと讀賣も2~3月に1回くらいですが、チラッと日本財政に警鐘を鳴らす記事は載せてたりしますね。
いいこと言いますね。
上手く売買できる方はいいと思いますし、日経平均1万未満で買った方々も素晴らしいと思いますが、今から買うのは、リスクがある割には旨味は少ない。
万が一、暴落した時に、「いつかは戻る」とは考えられないのが日本株です。
それにしても、日本の物価連動債って、中国のシャドーバンクが発行してる理財商品と同じぐらい信用できない。そんなもんを買うぐらいなら米国債を買います(既に、かなり買ってしまいましたが)。
米国債も米ドルも安泰ではないと言われる方もいらっしゃいますが、米国債や米ドルの価値がなくなる時は、世界の終わりです。その時、日本人は資産の危機ではなく、生命の危機にさらされているはずです。
それにしても、最近、「日本が財政破綻するわけない」、と主張する人が減ってきた気がする。もうちょっと頑張ってみんなを安心させて欲しいのですが。
いま、人口の四人に一人が65歳以上の高齢者で、今後急激に高齢者の割合が増えて行く訳ですから、このままタダで済むはずありませんよ。
詐欺国家やんけ。これから危険イッパイ。世界情勢も対立の先鋭化だらけ。南沙諸島の中越チキンレースも「船の体当たり作戦」?古代ギリシャの戦法でしょうか。やがては、石の投げ合いになるんじゃないかと、、、。。
世界的に、エネルギーや宗教(感情エネルギー高揚?)争奪戦の様相です。
我が国では、振り込め詐欺の次は・・・
直前状況として今月に職務中に脳梗塞は心筋梗塞を起こしたら労災認定基準適合です。