1329.安倍首相、そろそろ賞味期限切れか |
衆院は31日の本会議で、民進、共産、社民、生活の野党4党が共同提出した安倍晋三内閣に対する不信任決議案を、自民、公明両党とおおさか維新の会などの反対多数で否決した。賛成は124票、反対は345票だった。これに先立ち、民進党の岡田克也代表は不信任案の趣旨弁明で「アベノミクスの失敗を正直に認めて、公約違反を国民に謝罪し、即刻退陣すべきだ」と批判した。同時に「重大な経済失政により消費税を引き上げられる状況をつくり出せなかった」と強調。(5/31産経新聞電子版)
私は、「アベノミクス」に期待したし、もう日本が立ち直るのはこれしかない、と藁にもすがる思いで祈っておりました。ところが、ここにきて、「アベノミクス」というのは、そもそも失敗も成功もなく最初から無効な政策だった、と主張する人が増えてまいりました。「アベノミクス」とは要するに黒田日銀のインフレターゲット(インタゲ)に尽きる。「アベノミクス」の敗北はインタゲ派の敗北でもあります。
アベノミクスを支えた学者達は、「経済が成長するから、好景気になる」という考え方を『逆転の発想』で、無理矢理、株価や物価を上げれば(すなわち、好景気の指標)、経済が成長すると考えた。冷静に考えればクビをひねりたくなるような考え方かもしれなかった。ところが、みんながそれに乗った。挙げ句の果てがこの結果です。いくらやっても物価は上がらない。それどころか、副島隆彦さんの言い方を借りれば、「日本国債を守る(国債の暴落から守る)ために、物価目標などかなぐり捨てて、マイナス金利を導入した」ということになります。もう物価目標の達成など、どこかへすっ飛んだ。
安倍首相の演説は伊勢志摩サミットで多くの主要国から失笑を買ったが、意外と日本国だけは危ないところまで来ているのかもしれません。もう「アベ」ではダメなのかもしれない。あとは、財政政策しかないと安倍首相は主張する。国の累積債務を膨らますだけ、として国内外から批判されたが、もう安倍首相にはこれしかない。財政政策の国際協調がうまくいけば、経済政策も支持されたかもしれないが、それも難しい。日本は今、危うい局面にさしかかっているのだと思います。
嘆きのセレナードではなく何かないのか。私も思いつかなく難渋している。首相も苦難の日々をすごしているであろう。
加えて米国大統領選挙がせまり恐ろしい選択も予想される。
ここはしっかり姿勢を低くして対応すべき時期であろう。
そもそも白川総裁の時点でも十分に緩和的な状態だった。
「日銀が国債をめちゃくちゃにたくさん買えば経済が良くなる」、なんて良く考えればそんなことあるわけないのはいい大人ならわかるはず。
確かに、3、4年前はデタラメなことをさも常識かのように言ってた人がいましたな。
日銀の総裁がアホだから、円高になり、円高のせいで産業の空洞化が起こり、そのせいで不況になっていると騒いでましたが、今年になってから10円以上も円高になっているのを見ればわかる通り、通貨供給量で為替が決まるわけではないので、白川総裁が無能だったから円高になってたわけではありませんね。
また、統計を見れば一目瞭然ですが、第二次産業の就業者数はバブル期をピークに一貫して減ってますので、リーマンショック後の円高のせいで空洞化が起こってるわけではありません。
また、日銀が自在に円安誘導ができたとしても、もはや高度成長期の産業構造ではないわけで、円安のメリット>円安のデメリットとなるとは限りません。
まあ、二重三重に間違ってたわけですな。
国内需要だけでは余る。余るからデフレ。それを何とかしようとしても人口減は変わらない。別に、車も一人で何台も要らないし。
コンビニが街に一軒の時はありがたかったけど、交差点毎に四軒あったらもういいやってなるし、四軒とも赤字に、なりますよね。それで黒字なら5軒目が出来てやはり赤字になる。そして投げ売りが始まる。イオンもどう考えても作りすぎ、そりゃデフレになるでしょう。資本主義はもう無理でしょ。国債を発行して最後にちゃんと、始末した国って歴史上あるのでしょうか?あっても少ないでしょ。太田先生が20年前に書かれていたような世界になりました。公務員解雇、年金停止、生活ほご現物支給、移民の受け入れ、一夫多妻、これら全てをやっても手遅れですね。ていうか、他の国に脱出した方が早い。と思いますけど、どうやろ
黒田バズーカの超金融緩和と赤字垂れ流しの財政出動で時間を稼いでいる間に、三本目の経済構造改革・成長戦略を進めるはずが、成長戦略が殆ど進んでいない。
民泊だとか、ドローンだとか、特区なんかのちまちました議論だけで、少子・高齢化が抱えるこの国の構造問題の解は示されていない。
要するに、安倍は、未だ何事もなしていないのです。時間を浪費しているだけ。
小生も世の少子化時代にはほとほと困惑するところです。この潮流に堪え得る構造改革経済を築いていただきたい。
みんな「円高デフレ不況」とかいう、いかにもデフレや円高が原因で不況になってたかのような言葉に騙されちゃってたね(笑)
円高やデフレは原因でなく結果。
金融緩和とは日銀による間接的な民間銀行からの国債買取の事です。財政ファイナンスと同じです。
マイナス金利=金利上昇を抑えることで国債暴落を防ぐ。
この2つの目的だけだったのです。
白川総裁のせいで円高デフレ不況になっているとか騒いでいた、声が大きいだけのアホの言葉をそのまま信じちゃってただけですよ。
ここは長期に渡って国債保有も減らしてるし、トップが財政破綻派なのかな??
どっちも出来なかったのに、よく言いますね。
嘘つくつもりは無いけど実行力が無いバカ
と
嘘つきだけど実行力のあるバカ
どちらをリーダーに選ぶべきか?
バカに決定権を与えてはいけない、という前提に立つと、私は前者を選ぶかもしれません。
日本は、一度つまずくとどんどん悪くなるのでいったん人事政党を一新することが大事。
いくら病気でも、腕の悪い医師に一か八かの手術をされるぐらいなら、手術せずに生きられるだけ生きた方がマシ。
いくら経営不振でも、バカな経営者の試行錯誤に振り回されるぐらいなら、現場レベルだけで頑張った方がマシ。
そういうことです。
特に伊勢志摩サミット発言には辛辣だが首相は種々の経済情報をふまえ熟慮して各国へ警告を発したのではないか。
この夏から秋にかけて世界経済は決して安直なものでないことをわきまえておかねばならない。
こういったことをやってると最後にどんでん返しが来ますよ。まあ、来月の選挙で自民党が勝っても負けても結果は同じですよ。政治に期待するだけ無駄です。ただ、自民党という政党は国民を欺くだけの詐欺政党ですから許せないんですよ。今の日本の成功も失敗もすべては自民党に責任があります。民主党なんか3年しか政権とってないですからね。その自民党ではだめだということが明確にもかかわらず最後まで自民党に期待する国民は本当に間抜けだと思いますね。あと、日銀もやることなんかないんですよ、黒田さんが首になって変わろうが誰がトップになろうがやることはもう同じなんですから。
だったら、アベノミクスという詐欺的な政策で国民をだました責任を取るのは当たり前だと思うんですけどね。いつ目が覚めるんでしょうかね。
私は民主も自民も嫌いなので、自民党マンセーな方々は、まあ随分と簡単に洗脳されちゃったな、と。
安倍政権はマスコミとネットのコントロールに注力しているので分からなくもありませんが、最近では、アベノミクスの失敗まで民主党が悪いと言っているそうで。
原発しかり、安保法制しかり、愚かな感情的な反対がある一方で、自民マンセーな方々による、愚かな感情的な賛成も多く、ほとんどカルトの様相。まあ、カルトと密に組んでるので支持者の気質は一緒なんでしょうが。
いずれにしても、憲法改正では票を取れないので、そこは一旦引っ込めて、消費増税は無理やり延期、選挙で勝つことが目標で、その後は好き勝手やろうって魂胆がミエミエです。
売国奴「自公」に好き勝手させてはいけない。心底そう思います。
ねじれてくれるくらいの方がいい。
正直、自民も民進も余計なことは何もしてくれるなと思う。
大勝のたびに壊されているような気がしてならない。







