1439.株価上昇もそろそろ最終局面かもしれない |
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7日の東京株式市場で日経平均株価は大幅高となり4日続伸した。終値は前日比389円25銭(1.73%)高の2万2937円60銭。1992年1月9日以来、約25年10カ月ぶりの高値を付けた。日本株の先高観を意識した海外投資家が主力株の買いに動いた。
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いささか、個人的な話になりますが、私が初めて株を買ったのは2000年でした。株の本もわりと読みました。東洋経済新報社の「オール投資」を毎月買い、久世雄三先生の記事や北浜流一郎氏のコラムを熱心に読みました。ペンネームの「湾田雄三」は加山雄三ではなく、久世先生から下のお名前を勝手にいただいたのです。ちなみに湾田はwander(さすらう、さまよう)の当て字です。話がそれましたが、相場の格言で気に入っているのは、「半値戻しは全値戻し」実は、これには2つの意味があって、①半値まで戻したら勢いがあるので、全値(元の価格)まで戻る。②半値まで戻したら全値まで戻したのと同じことなので、深追いせず利益確定した方がいい。


神戸製鋼(5406)はデータ改ざん、東芝 (6502)は破綻、シャープ(6753)は身売り、日産(7201)、スバル(7270)は検査ごまかしと、名だたる上場企業でマイナス要因が次々と明るみに出るのに。
なぜ株価指数は強調展開を見せているのか。
上半期、日銀の資産総額が500兆8千億円と、GDPに匹敵する規模に達して物議を醸したのは記憶に新しい。その理由は明らかで。
GPIFも大いに株価を買い支えている。
こちらのサイトでも度々指摘されているようにジャブジャブの官製相場、といって差し支えありません。
手仕舞いして、急に冷静になった頭で考えるに。
公的資金で達成された株高で、ごくごくわずかに(ここ強調)恩恵をこうむった私のような個人投資家の上に。
売り浴びせで莫大な利益を上げる機関投資家、投機集団がいるわけで。
多くの資産運用会社の決算期は12月で、うまみを吸い尽くして「出口」は近いと言われるが。
ただし、天井値を事前に知る者は神だけである。
寄前気配は資源、商社などグローバル系列と出ている。
さあ、今日のマーケットは如何に。

と今日付の日経が報じています。
トランプ大統領が中国に貿易不均衡の改善を強く求めたことから、中国企業による対米投資や米国製品の大量購入が中心になると。
これが履行されればトランプ氏は、大変なビッグビジネスを手土産に受けたことになりますが。
大手総合情報サービスのブルームバーグは、この商談は巨額だが中身伴っていない。
ほとんどの取引は、拘束力を持たない覚書(MOU)で、具体化には数年を要する可能性がある。
と大いに斜めに見ています。
注目の北朝鮮問題への対応は、どうも米中間の溝は埋まらないようです。
11月08日付け人民網電子版は、日本政府の対朝制裁拡大について問われた中国外交部(外務省)の定例記者会見のコメントをそっけなく伝えた。
「中国側の立場は明確だ。われわれは国連安保理の枠組外での他国への一方的な制裁の実施に一貫して反対している。」
と。
大意は、中国は北朝鮮金体制への庇護を続ける、と読めます。
武力攻撃による北の解体と、戦後処理の道筋は両首脳の間では、合意に達しなかったのではないかと思います。

マスコミというものは記事を書いて売り上げることが第一なのであって、何も人々のために正確な記事を書いているわけではない。煽られないように注意しましょう。
昨年は悲観予想を書いて売っていたものだ。


上下に大きく振動した。一つのピークシグナルでした。
相場ってこんなもんなんでしょう。
下がったところで仕込めるように準備小休止。
(私は投資信託ですけれど)
明日から復職します。ご心配をおかけしました。
8カ月かかってやっと充電出来た、という感じです。