1471.過酷な厚生年金支給開始年齢の引き上げ |
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財務省が厚生年金の支給開始年齢を引き上げるべきだとする主張を展開し、波紋が広がっている。現在は65歳へ段階的に上げているところだが、さらに68歳まで延ばす案を提示。高齢化で社会保障費が増える中、年金制度の持続可能性を確保する狙いだが、インターネットユーザーらは「勘弁してほしい」「絶望しか感じない」と猛反発。財務省は目下、学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる決裁文書改ざんや、福田事務次官(4月24日に辞任)のセクハラ疑惑に揺れているが、「年金問題」が新たな火種となる可能性も出てきた。
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「船頭さん」という童謡に「村の渡しの船頭さんは今年60のおじいさん…」という歌詞があります。しかし、これは50〜60年前の童謡だ。今の60歳はおじいさんではない。ただ、50歳を過ぎると、生活習慣病を拾って歩く人が出てきて、健康でない人も大勢います。そういう私も生活習慣病をいっぱい抱えながら働いています。今は、定年65歳の会社が多くなりましたが、まず、年金とリンクさせるには、定年を68歳にしなければなりません。68歳まで会社で働くのはシンドイだろうなあ…などと考えてしまいます。
1957.4.2〜59.4.1生まれ 報酬比例部分支給開始年齢63歳(現在61〜60歳)
1959.4.2〜61.4.1生まれ 報酬比例部分支給開始年齢64歳(現在59〜58歳)
1961.4.2〜63.4.1生まれ 報酬比例部分支給開始年齢65歳(現在57〜56歳)
1963.4.2〜65.4.1生まれ 報酬比例部分支給開始年齢66歳(現在55〜54歳)
1965.4.2〜67.4.1生まれ 報酬比例部分支給開始年齢67歳(現在53〜52歳)
1967.4.2〜69.4.1生まれ 報酬比例部分支給開始年齢67歳(現在51〜50歳)
※現在の年齢は誕生日がまだきてない人は1歳引いてください。
消費税率の再増税(8%⇒10%)にあれだけの時間がかかったことに比べると、年金関連法案は意外にスンナリと通ることが多い。影響を受ける人が限定的だし、30歳代、40歳代の人はまだ先のことだと思っている。年金支給年齢先延ばしの話は、過去にもう何回もアドバルーンが上がっています。厚労省の準備はすでに完了している。
年金制度持続のためには、昔漫画のネタにあった「年金の支給は抽選制になりました。」しかありません。
統計的科学的手法として合理的な算定方法。
今の55歳男性は平均到達年齢81歳ですから、
受給開始は63歳。女性は86ですから受給68歳ですが、平均法や平等性を勘案して20年遡上として66歳受給開始。
将来120歳寿命と言われるから、就業年齢は70歳になって生涯生産性が向上すれば、受給期間を30年間とすればよい。
老後資金の準備は簡単には出来ません。
にゃんこの受給開始は66歳。