早いもので、2月も下旬にさしかかろうとしています。新型コロナウィルスは国内では、爆発的とまではいかないが、じわじわと感染者数が増えています。市民マラソンなど人が大勢集まるイベントは各地で続々と中止が決まっています。大相撲3月場所(大阪開催)は中止にしない、と今朝のラジオが伝えていました。政府も無責任だ。何らかの指針を出せばいいのだが、すべて「主催者の判断」ということにしてしまいました。これでは主催者も困る。何かあったときに、主催者の責任にされてしまっても責任の取りようがない。仕方なく中止にせざるをえない。
3月になれば名古屋ウィメンズマラソンが8日に開催されるし、プロ野球のオープン戦も本格的に始まる。3月19日には選抜高校野球も始まる。2月16日、身売りが噂されているDeNAと巨人の試合がつつがなく行われました。沖縄だったからか、特に誰も何も言わなかった。野球は別だろうか。2月は沖縄での試合が多いが3月になると、球団は沖縄キャンプを打ち上げ、まだうら寒い本州に戻ってくる。春先は、ドーム球場での試合が多いが、大丈夫だろうか。ほぼ、2月いっぱいで感染者が増えるのかおさまるのかが見極められるのではないか、と岡田春恵先生が先日番組の中で言っていました。
それにしてもCOVID-19という、中国に忖度してWHOがつけた名称は日本では定着しませんでしたね。テレビなど、みんな「新型コロナウィルス」と言っている。本当は「武漢新型肺炎」※とかいう名称がピッタリなのですが。そうは言っても、中国に次いで感染者が多いのは日本なのです。九州などは観光客がピタリと来なくなった。京都なども閑散としているそうです。中国人観光客が来ないのは仕方ないとしても、他の国も日本を避けているようです。風評被害だ。このままでは外国人観光客4000万人の目標達成は難しいし、東京オリンピックだけで1000万人来る、と言われているがはたして来るのだろうか。
外食産業が中国産の野菜を多用しているのは知りませんでした。安いからだそうです。安い物は日本向けに輸出し、高級野菜は中国国内で売っているのではないか。安いといえば、100円ショップも中国産のものが多いですね。割り箸とかビニール傘も中国産だそうです。とにかく安い物といえばだいたい中国産。在庫切れになればどうなるのか。
とりわけ、影響が大きいのは、インバウンドに依存している地域経済です。暖冬で雪が少なかったこともあるが、国内の観光客も出控えているようです。人混みを避ける。私は通勤は車で、さほど遠くない距離をドアツードアだが、にょうぼは満員電車で毎日通勤している。多少心配だ。まだ感染者は兵庫県まで来ていないが、兵庫で発生し、岡山あたりまで来ると、たくさん持病を抱えている私も他人事ではなくなる。皆様もくれぐれもご用心下さい。2月いっぱいがヤマです。
※韓国の朝鮮日報では、「武漢コロナウィルス」と呼称しています。