2140.自民党失速はＮＨＫの報道が原因～選挙中盤での予測～

ネットでは、自民の勢いが選挙の中盤になって細ってきた。特段何もないはずなのだが、勢いがない。北が弾道弾を打つも、ちょっと1週間早すぎたな。投票日の前日ぐらいなら良かったのだが。ほぼ連日7時にＮＨＫＧを見るのだが、党首の街頭演説を公平に放送しているつもりだろうが、切り取り方が悪い。立民・共産は熱量のある演説部分を切り抜いて放送するが、自民党は、意味のないわけのわからない部分を切り抜いて流す。見ているほうは何がいいたいのかわからない。注意深く見ればそういう報道をしていることがわかる。もともと岸田という男は総理にしては、熱量のない男だ。それからＮ党の「ＮＨＫをぶっ壊す」と拳を突き上げている箇所は音声がオフにされていた。

岸田総理は、総理にするには勿体ないくらい熱量の低い男だ。たとえるならば、ガスコンロの弱火だ。総裁にするには勿体ない。宮内庁長官くらいのポストが適任ではないか。選挙は熱量のある人間が引っ張り、メディアに注目されないと勝てない。安倍・小泉がまさにそうだった。自民党の失速原因はおそらく岸田文雄総裁そのものだ。ネットでは、40くらい議席を減らすとか、自民党で過半数割れするのではないか、という意見が相当数立ってきた。私も、この岸田という男が国を代表するくらいなら、自民党で無くていいと思うようになった。さすがに、立民・共産の共闘は破防法で公安が狙っているので有り得ない。選挙公約としては国民民主が最も理解しやすい。しかし、党首の玉木雄一郎という男も熱量の高い男ではない。熱量があれば、党員がもっと集まっていただろう。

マスコミ的には、自民党がそこそこ負けた方が面白いのだろう。世論調査の政党別支持率を見れば、与野党逆転はさすがにないだろう、とみんな思う。そこが落とし穴だ。みんなどうせ自民党が勝つだろう、と思い、比例区は西日本では維新、東日本では国民民主とかを書くのではないか。小選挙区では人物を選ぶのだろう。おそらく投票率は高くなる。前回のようなことはない。60％は軽く超えるだろう。投票率が高くなると自民党には、不利になる。

投票日まで1週間になった。まだ何が起こるかはわからない。経済は政治の不安定さを嫌う。自民が大幅に議席を減らすとか、与党で過半数割れとかになれば、翌日の株価は1000円近く下げるのではないか。現時点の予想では、与党は-30程度とみている。与野党逆転はないが、議席数は今より伯仲してくるのではないだろうか。