2646.なんちゃって梅雨明け

7月10日の九州北部豪雨禍から一夜明けて、なんとなく晴れて蒸し暑くなった。梅雨の最後は西日本のどこかで豪雨が降って、(梅雨)前線は日本海に抜けて、梅雨が明け、その直後からカンカン照りが10日程度続く(「梅雨明け10日」という)。これが本来の梅雨明けだが、去年同様、梅雨明けがはっきりしないらしい。ウェザーマップの森朗社長は、来週あたりではないか、とテレビで述べていたが、梅雨入りもハッキリしないのだから、梅雨明けが何月何日、などとキッチリ決めなくてもいいではないかとも思う。ウェザーマップのサイトには16日予報というのがある。最近は、毎日コロコロと変わっているので、ほとんど参考にならない。このじめっとした体感は梅雨明けの暑さではない。

日本の株価もパッとしない。7/3に年初来高値33753.33円をつけた後、昨日まで5日続落した。7/11は、13.84円(0.04%)上げ、日経は自律反発などと書いているが、これは要するに、ほかに材料がない、ということだ。今朝のテレ東は、中国がデフレに突入して、米国経済に波及、と述べていた。これについては個人的には考察する気はない。ただ、言えるのは、日経平均はダブルトップを形成して、谷間のラインまで下げてきたので、これは売りサインではないかと考える。今年の梅雨のごとくハッキリしない相場模様だ。

ハッキリしないといえば、セ・リーグの首位争いだ。阪神、DeNA、広島、巨人の4球団の混戦になった。阪神は、複数の主力選手が故障などで、1軍登録から抹消されているが、打線が不調でも首位にいるということは、他の3球団も調子がさほどでもないということだ。今日からDeNAとの3連戦だが、双方とも打線が絶不調で、DeNAは裏ローテになるので、阪神有利は揺るがない。近本の骨折で急きょ佐藤輝を引き上げたが、打率.067で在阪の野球番記者やOBにさんざんの言われようだ。虎番の記者・評論家らは、成績が上がってこない主力選手はトコトン叩く。これでは佐藤輝が余りにも気の毒だ。甲子園でも相当ヤジられているのだろう。とりあえず、今日先発の青柳の出来次第では3連勝もあるだろう。その後は、甲子園で中日と3つ。今週は2位以下を突き放すチャンスだ。しかし、最近の不安定な天候同様、スッキリとはいかないかもしれない。