2652.記録的な猛暑に

阪神甲子園球場では、巨人の5回表の攻撃、2死から3番打者の内野フライをショート中野が落球(記録はエラー)し、その後5失点した。味方の失策は、投手が歯を食いしばって、後続を抑えねばならない。味方の失策をカバーする。これは野球という競技の暗黙のルールである。一気に失点してしまっては中野が救われない。だが、見ている限りでは、才木は明らかにバテていたように思う。敵は甲子園球場の暑さなのだ。投手交代がもう少し早ければとも思う。

巨人との3連戦、初戦は18日に亡くなった横田慎太郎さんの追悼試合を勝ちきり、昨夜は、近本の脇腹に死球を当てて重傷を負わせた巨人の高梨が、大事な局面で、甲子園の声援に憶した。2勝1敗になったとしても、それは仕方ない。しかし、カープが尋常にないほど充実している。監督の新井さんは真面目な人がらで阪神にFA移籍後も

阪神、広島の両球団のファンに愛され、広島に戻って現役を引退した。阪神と広島は同じ西日本の球団であり、新幹線で1時間半の距離にあり、古くから交流がある。野球が興行である以上、本拠地開催は勝ち越さなければならない。敵はこの暑さだ。

毎週木曜の14時30分頃に気象庁が1ヶ月予報を出しているが、7/28から向こう1ヶ月は記録的な猛暑になるようである。まだ、日本が猛暑になる前の話、真夏の最高気温が30℃前後だった頃、午後2時頃の甲子園球場のグランドは気温40℃だった。気象庁が発表する気温は、各観測地点の条件がほぼ統一されており、地表は芝生で照り返しはなく、日陰の風通しの良い場所(送風機が付いている)の温度だ。炎天下のグランドはこれより5℃程度以上高いはずである。夏の風物詩、甲子園の高校野球(要は高校生クラブ活動、硬式野球のインターハイである)今年は大丈夫だろうか。

地球温暖化だから仕方ない？中国が科学的根拠もなく、福島の処理水に文句つけるのなら、地球温暖化は、中国よ、お前のせいだ、と科学的根拠を出して中国に言い返すべきではないか。何なら、日本の豪雨災害被害も中国が原因、と全世界に向けて発信すればいい。対中ビジネスへの影響が怖くて言えないのだろうけど。