オリックス球団が9/20、パ・リーグ優勝を決めた。道頓堀は多少の人出はあったものの、おとなしかった、とメディアは報じている。オリックスというと、2004年の近鉄バッファローズの身売り騒動を思い出す。近鉄は、本拠地大阪ドームの年間使用料が高すぎて、黒字転換がほぼ不可能なこと、また大阪ドームが近鉄沿線になく、親会社にとって何のメリットもないことから、身売り話(球団経営権譲渡)が出て、オリックスが近鉄の買収に乗り出したことから話がこじれ出す。同一資本が2球団を保有することは野球協約で禁じられているからだ。ホリエモン(当時、ライブドア)が近鉄買収に手を上げ、ホリエモンを毛嫌いする讀賣の総帥、渡邊恒雄が強硬に反対し、妨害工作をする。讀賣は1リーグ8球団構想(讀賣は元々、経営努力をしないパ・リーグなど球界のお荷物という考え方だった)を打ち出し、これに反対する古田敦也選手会長がストライキで対抗し、徹底的に戦って、12球団を守り抜いた。この時、球史に残る妄言、渡邊恒雄の「たかが選手が」発言が出た。12球団を守った古田敦也氏の功績は大きい。結局、三木谷氏が東北楽天ゴールデン・イーグルスを仙台に新規に設立し、近鉄の選手を楽天とオリックスで分け合った。岩隈など主力選手の多くは楽天に移り、中村紀洋などはMLBへ行った。オリックスは、球団名をブルーウェーブから、バッファローズを引き継いで、騒動は終息した。近鉄球団は消滅し、楽天野球団という新球団が誕生したのである。もともと人気球団でなかったオリックスの人気はさらに落ちた。
当時(今もだが)パ・リーグには、人気球団がなく、球団経営は苦しかった。このため、パ・リーグの救済策として、翌2005年からセ・パ交流戦が、3試合ずつホームとビジターで6試合、総当たりの計36試合が行われることになった。その後、セリーグの4球団(阪神、巨人以外)の反発で、2試合ずつの計24試合に減り、興行上、2連戦は運営経費が割高、との理由で現在は3試合(ホームとビジターは隔年開催)の計18試合になっている。7月のオールスターゲームの新鮮味がなくなり、日本シリーズの魅力も減った、という声が多く出た。
さて、阪神は広島に13ゲーム差、オリックスはロッテに14.5ゲーム差でぶっちぎりで優勝した。大阪決戦にわく地元では、不満の声がわき上がっている。まだ、クライマックス・シリーズ(以下CS)が残っているからだ。あるスポーツ記者は、12球団が143試合を消化した後に、半分の6球団で日本シリーズ進出球団を争うって、どうなの?という意見を出した。CSは、2004年から2006年まで、パ・リーグで試験的に実施され、パ・リーグでは好評だったため、2007年からも継続して実施されることになった。セ・リーグも2007年から導入に踏み切った(パの2位とか3位チームと日本シリーズやるのは如何なものか等の意見)が、パと違い、毎年のように物議をかもしていた。コロナで、CSが実施されなかった2020年を除いて、セ・リーグではリーグ優勝したチームが日本シリーズに行けなかったケースが15回のうち3回ある。落合博満氏は、「CSは、その時の勢いで、どうなるかわからない。ぶっちぎって優勝しても、短期決戦のCSは、全く別物」と述べている。
阪神岡田監督は、優勝を決めてから、残り試合を、投手・野手ともにCSに向けた調整をしているのが、はっきりとわかる。打力に勝り、東とバウアーという強力な投手2枚を持つDeNAが、難敵だが、CSに向けて気持ちを切り替えた広島もあなどれない。万一、阪神が日本シリーズに出れない、とかになったら、阪神甲子園球場での最終戦後に、西宮・尼崎・神戸・大阪で暴動が起こるかもしれない。社会問題化して、CS見直し論が再燃することは間違いないと思う。お~ん。
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-241931668"
hx-vals='{"url":"https:\/\/wanderer.exblog.jp\/241931668\/","__csrf_value":"d5623b08b15a88948bbe3a51b20d5a13bb7d48a6b12c7053a598fe09a8293fdd5dbc972d8622d5480d1a6047842cfbeea786aa54c9fed6b37368f882051cbc3b"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">