日本株が大きく下げている。日経も速報時点では、考察ができていない。「日米の長期金利上昇を受けて相対的な割高感が意識されやすい半導体関連などハイテク株に売りが広がった(電子版、15:07)」なんだかわかりませんが、下げて終わりましたみたいなコメントだった。私は、グロース市場が5日続落して、年初来安値を更新し続け、3月下旬頃からゆるい、ダラダラとした下げが続いていたので、これは不吉な予兆では、と感じていた。グロース市場には、割高株が多く、無配の銘柄も多い。投資資金は、最初にグロース市場から逃げていくのだ。(ただし、上昇するのは、一番最後になる) プライムだと、1.5~3%程度の配当があるからまだいいが、無配の株が下落するのを見ているのは、ただただ空しいのひと言に尽きる。グロース市場の下げっぷりを見ていると「株、終わったかも」のような気がする。4月から新NISAで参入した新人は冷や水を浴びた気分だろう。株はすでに発射台が4万円に上がってしまっているので、3万8000円台への下落は厳しい。さらに下げていくと、新NISAをあおった岸田政権への批判の声が大きくなる。
今朝方、テレビ朝日は「イスラエルはイランの核施設への攻撃を考えている」と言う情報を流した。どこから仕入れたネタかはわからない。報復の連鎖は多くの人が考えているように、大変まずい。だが、中東地域ではやられたら、やりかえさないとナメられるだけで、相手に付け入る隙を与えることになる。国内世論にも耐えられない。やられる一方で、「遺憾砲」の連射しかしない、日本のような国もどうかと思うのだが。こういう甘い国は世界中でも日本くらいだろう。アメリカ様が後ろにいなければ、とっくに侵略されている。
さて、4/16に衆議院補欠選の公示があり、3選挙区の候補者の動画が流れた。東京15区の飯山あかりさん(日本保守党)の動画は、他の候補に比べて、明らかに短かった。内容も、なんか、どうでもいいような部分が短く切り取られていた。これは「NHKの偏向報道だ!」保守派のネット民がNHKに抗議するだろう。自民党は、元中国財務局長の錦織候補を立てた。「錦織」というのは、地元島根では「にしごおり」と読む。地元の人が言っているから間違いない。テニスの錦織圭は「にしごり」と読むらしいが、彼は東京出身だ。島根には大変多い姓だ。松江北高から早大とあった。4/16の日経紙面では、「自民党候補苦戦」と早くも書いていた。週刊文春の最新号では「亀井候補(立民)優位、錦織候補苦戦」と書いてあった。これは、ハナから予想できたことだ。財務省あがりの議員をこれ以上、増やしてはいけない。これは国民の総意だ。もはや、どれくらいの票差で負けるのか、が焦点になった。大敗したら、元財務官僚の現職代議士は震え上がるだろう。調子に乗りすぎている財務省にまず、灸をすえねばなるまい。岸田の始末はその後だ。
マスコミは島根1区で自民が負けると、今後の政権運営に影響が出る、だの、岸田おろしが始まるだのと、言っているが、岸田おろしって、誰がやるんですかね。政権運営といっても、岸田には6月解散を、するか、しないかの二択しかない。私は、岸田は解散しない、と考えていたが、青山繁晴さんが「岸田は6月解散をやる」と自信ありげに言っているので、議事堂の中の人が言う方が信用できる。ただ、島根で大負けしたら、自民党議員が解散させないかもしれない。知らんけど。
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