324.「国富消尽」~対米隷従の果てに~ |
誰が為に「改革」の宴は続く(表紙カバーより)/吉川元忠・関岡英之共著/PHP/2006年1月9日初版/1575円
吉川 (きっかわ) 先生は、昨年10月にお亡くなりになられたそうです。前書きは昨年9月29日に書かれています。吉川先生の遺作です。
ご紹介の本もよませていただきます。
http://tekipaki.jp/~clock/software/
日本国財政破綻Safety Netの成分解析結果 :
日本国財政破綻Safety Netの62%はハッタリで出来ています。
日本国財政破綻Safety Netの22%は勢いで出来ています。
日本国財政破綻Safety Netの12%は柳の樹皮で出来ています。
日本国財政破綻Safety Netの3%は大阪のおいしい水で出来ています。
日本国財政破綻Safety Netの1%は罠で出来ています。
先送りは公務員の必殺技なんですね、もう笑うしかないです。
地方債、借り換え相次ぐ・住民負担膨らむ恐れ
財政事情の厳しい市町村が、民間から資金調達し国に地方債を繰り上げ返済する。新たな借り入れで返済期限を延ばし、足元の支払額を減らすためだ。自治体にとって破綻回避に向けた苦肉の策ともいえるが、負担の先送りで支払総額は膨らみ、将来の住民負担が膨らむ恐れもある。
青森県黒石市は5月、地元金融機関から10億円を借り換える。返済期間を最長15年延ばし、当初3年間は返済を猶予してもらう。同市は財政赤字が敬遠され、周辺市町村との合併が破談になった。当面は歳出抑制に努める方針で、借り換えにより2006年度の公債費を8000万円減らす。 (16:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060404AT3B2700E04042006.html
民間の金融機関の次は、消費者金融ではないでしょうね。
3年間返済を猶予と言うことは、その間の金利分はプラスになり、のこりの期間で毎年返済するのですが、今でも赤字なのに財源はあるのでしょうか?
国家財政破綻かハイパーインフレまで先送りなのでしょうか、民間の場合、金利固定ではないと思うのですが。
借り換えの構図は、個人が借金返済に困って、さらに借金するのと同じように見えます、地方財政もここまで来たかと思うこのごろです。
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/1c010.htm
1月債・・・1.420%
2月債・・・1.523%
3月債・・・1.622%
4月債・・・1.838%
(((;´Д`)))ガクガクブルブル
>理系だな。。
不不不・・・秘密です・・・
民主党の何とかたかしさん(朝ズバに出てるあの何とかたかしさんです。名前は良く覚えてません^^;)が、「特別会計をいじれば増税どころか減税できる」と言ってたらしいのですが、これはどういう事でしょうか。そもそも特別会計って何?国家破産寸前の国の何処からあんな大金が・・・ってか特別会計の黒字分20兆円を国債の返済にあてる事は出来ないのでしょうか?
先送った後の支払いを住民に任せることになるのなら、払えないと宣言して、やめれば良いでしょう。
民間ならこんなばかげた借金はだれも貸してくれません。
一瞬びっくりしたぜ。ちなみに新スレはこっち。俺が気にしている
状況をたまに書き込むつもり。
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/eco/1144148482/l50
退職金なんて、破綻企業なら出ません。給料も危ないのに。誰が、退職金を保証したのでしょうか。甘いですな。
この本は、日米関係のきわどいところを突いています。まさに国賊 小泉純一郎、国賊 竹中平蔵です。だが、誰が、小泉の批判をするか。マスコミも小泉バッシングはあり得ません。腰抜けになってしまった。誰が正論を吐くか。。この国では最早、言論の自由など形骸化しています。
アホだとか馬鹿だとか言われちゃいます・・
プライマリーバランスが取れてるのに
何で破綻するんだ?とか・・・
経済を知らない素人だとか。
彼らが何故、破綻しないと自信を
持って言えるのか分かりません・・
ただ、時間を掛けて10年とか20年後には円の価値が下がって行く。
金持ちは資産が1/10になろうが生活には苦労しないでしょうが、庶民は明日食べる食費にも事欠くのではないかと心配します。
円の価値が下がり、公共のサービスが最小限になって行き、生活レベルが下がる日本の未来は破綻と言えるのか?言えないのかで破綻したと宣言するのかは判りません。
公務員の共済年金の内容とか不祥事を聞く限り、今の改革??では、改善は無理でしょうと思うこのごろです。
>よしのりさん
大赤字でも、今まで通りの額の給料を社員に払い、ボーナスも退職金も与える。そんな太っ腹な会社があるのなら是非勤めてみたいです^^
他にも、急激なインフレ、円安になれば1万ドルの車は1000ドルになるのでバカ売れ→景気回復、みたいなハナシがありますが、1万ドルで1000万円になるだけという計算に当てはめないのはどうしてなのでしょう。
竹中さん、そうですね、急激な国家破綻は起こらないと思いつつも、私はリスク分散と投資を兼ねて、海外口座を運用しています。
リスクを取らないリスクが判っている日本人は少ないので、まさかの坂は、多くの人がこけて大怪我すると思います。
私は現在、タイに住んでいますが、タイの政治は国民が絶対餓えない政治を行っています、日本の政治はいざとなった時、餓えな保証をする政治でしょうか?
日本に比べタイは貧乏でも、餓えによる問題はありません。
それに、日本人より人生楽しんでいるように見えますよ。
日本政府のプライマリーバランスは絶対プラスになりません。
国民から無理やり取ろうとしても、元のお金が無いからです。
日本クレジット産業協会が発表しました数字は驚愕する内容になっているのです。
2004年 17兆 588億円
2005年 19兆3,466億円
年 間 <2兆2,878億円増>
これは、国民が借りてるお金です。
マンション・液晶TVバカ売れ・・・ローンでしょう。
お金を溜め込んでいるのは、企業であって国民ではありません。
企業に対する減税はいまだに継続中です、サラリーマンの減税を止める前に、やることあるだろうと思いますが、経団連と自民党は結託していますので庶民が苦労するのですね。
某巨大掲示板でなくても、破綻の話をしても相手にされません。。。
家族・親族の協力がないと対策のしようがないのです。
マスコミが本気で騒ぎだしたら手遅れだと思っているのですが…
カルト信者の扱いすら受けてるかも。家族の皆さんは協力的ですか?
ある意見に対する反論が常にあるので冷静に見ていればバランスを失わないかと思ったりもします。煽りと工作員を見分ける嗅覚が必要ですよねw人を煽ったり嘘が多いのはメディアも似たり寄ったりのような気も最近はします。あそこで得た情報をその他のサイトや本で検証して頑張って活用出来ればいいと思います。こちらのサイトを知ったのも2ちゃん経由でしたから…脳を焼かれないw程度に付き合いたいですね…
「日本が破綻したら世界恐慌になるから外国もダメになる」→海外逃亡も外貨も無駄ですと!?
「破綻した時の為に精神力を鍛えておきなさい」→精神力の問題じゃない!(泣
万事こんな調子で声を出すほど孤立気味なので最近無口になりました(悲。でも万が一の時に備えて最善の対策を練りたいのです。家族に疎まれながら家族を守る方法を考えようとしてる自分がカルトなんだか正常なんだかイマイチ自信が持てませんが、相手にされないので一人で本を読んだりしてなんとか勉強しています。銀行と郵便局に寝かせたままの僅かばかりの日本円をどうするものかと…
私の家族は父親以外、国家破産の話に誰一人としてマトモに取りあってくれません。友人達も同じです。財政危機オタクの友人(以前は「同僚」として掲示板の方で紹介しましたが・・・^^;)という例外を除いて、殆ど興味ないみたいです・・・正直肩身が狭い^^;
これが私の考える未来です。
希少金貨は要りません^^;
私も我が国の未来を危惧していますが、国家が破綻というのはどうも実感が湧きません。 破綻するとしてもロシア・アルゼンチン型にならないとの見解も在りますが、わんだぁさんが、お考えの粉飾決算みたいな誤魔化しが果たして通用するものでしょうか?
でも臭い物には蓋をする事、問題の先送りは政治家の十八番ですからね。 確かに、『日本の政治は何でもアリ』な気もします。
仮に借金をチャラにしてしまうなら、もはや無法国家ですよね。YENを暴落させて全てをゼロにしてしまうと考えるのは一般的ですが・・
どちらにしても僕等の未来は蒼ざめるんでしょうね。
驕りがでてくるから自分達の保身しか考えなくなる。
我が国は、保守的で、どちらかと言えば社会主義国家に近いのではないでしょうか?
アメリカ追従、猟奇的殺人、ニート、ゆとり教育、ネオ階級社会・・・
何かおかしい。 やはりマスメディアが問題かもしれません。
歪んだ進化もそろそろ限界のような気がします。
私は心情的にはなるべく早く現体制を潰して、再びアジアのリーダーとなれるよう日本を再建すべきだと思っています。しかし、そのためには私も含めて国民に相当な覚悟が必要です。ところが政府も官僚もマスコミも覚悟を決める情報も出さないで、先送りしながら軟着陸を目指しています。正に綱渡りの状態ですが、連中もそれなりに必死でやるでしょうから、綱を渡り切る可能性も無い訳ではない。そういうスタンスで見ている人も、結構多いのではないでしょうか。ちょっと、意味不明ですかね(^^;)。
私も今の日本は好きではありませんし、国家と運命を供にしたいとも思いません。でも生まれ育った祖国の事を考えて良い方向に生まれ変わって欲しいという願望は有ります。
一度、海外に住んでみて様々な国の人達と話してみれば判って頂けるかと思いますよ。 隣の芝生は青く見えるものです。
hamudariさん、それでは貴方はどうしたいのですか?
あなたに出来ることは何ですか?
一度、憧れている中国に住んでみてはいかがでしょうか?
それとも金髪にして、目の色もブルーにして、アメリカ人になりますか?
多分経済板利用者の方(似たような在日を名乗る固定ハンドルの方がいらっしゃるので)だと思いますが、あなたの様な方を経済板では「絶望論者」といい、あまり歓迎はされません。根拠の無い自説開陳は経済板でのみお願いします。少なくとも私は、此処は馬鹿げた自説を披露する場ではないと思っています。(・・・人の事言えないのかも知れませんが・・・)
ただ、政府がその気になれば対外債務ではないので、海外からの支援は無しでも復活は可能と考えます。
韓国のようにIMFが改革をしなくても良い。ただし、国民の生活は一度破壊されます、日本人の場合は横並びならあまり文句を言わないので、ご近所すべて貧乏になる場合は暴動にはならないでしょう。
一部の金持ちが海外へ逃げ出さないようにする対策が先です(キャピタルフライトを止める)。
しかし、このブログはセーフティーネットはどうあるべきかが主題であって、いかに国民の生活を破壊せずに済むか、また、個人ではどんな対策が出来るかの意見が面白いと思っています。
日本がアジアのリーダー?とは思っていません、政治的には3流以下ですが、中国はアジアのリーダーには絶対なれない、金の亡者、征服者、搾取者の考えしかない、品のない国にしか見えませんので、韓国、日本以外の国では絶対リーダーとして認めないでしょう。
思い込んでますからね。
日本は二つの大国の狭間でいいように利用される気がします。
土下座外交も困るけど、小泉氏の様に靖国参拝に固執して敵を増やす外交も困る。
最近のサミットでは『アメリカ以外の国と友好関係を結びたくない』とまで言ってしまっている。本当に情けないことです。
中国人がなぜに人を信用しないのはなぜかがよく判ります。
読むのがいやになる論説や論文とちがって、一気に読めます。
最近の著書では「マオ」知られざる毛沢東がありますが、これも読むと衝撃を受けます。
まあ、日本の政府が予算を組めなくなるのが先か、中国は分裂するのが先か。
今は年内に、中国投資で儲けさせてもらうのが良いですね、来年は売りだと思っています。
よしのりさん
キャピタルフライトは国民の権利でもあります。
自分で稼いで税金を払ったあとのお金は、没収されたくありません。
だれも好き好んで、明日の食べる物に困る生活を選びたく無いのです。
もし、日本政府が破産してもある程度までは復興はするとは思いますが、少子化、老人の国では10年単位の時間が必要と思います。
こう言った企業の、内部保留こそ国が取り上げるべき物でありますが、政治家や官僚は経済界と結託している為、庶民へのしわ寄せを考えています。
昨今の日本破産報道は、増税やむなしの雰囲気へ世論を動かそうとしています。
公務員の改革報道で、歳出削減をアピールしていますが、けっきょく末端や地方への圧力を掛けているに過ぎず、かれらも庶民なのです。
今、キャピタルフライトしている金持ちと言うのは、大企業やその一族、政治家、官僚であって、このお金を海外へ逃がさずに国の税収につなげるのが先決です。
しかし、これを称して「泥縄」と言います・・・・・
確かにある程度生活資金に余裕ある方々は、円資産だけを持つリスクに対するリスクヘッジとして外貨建ても含めた資産の分散ができると思います。(株、債券、不動産など)
しかし、普通の一般庶民にとっては、そういったリスクヘッジにつかえる資金そのものがあまりないということさえあります。
私自身は、結局、国家権力機構(内閣、国会)としては増税は、行うとは思いますが、やはりコントロールしたインフレにしていくんじゃないかと思っています。
政治家は選挙で負けるのは、怖いですから。
ところで、吉本先生の本ですが、BLOGで紹介された著書は読んでいませんが、他の本では、アメリカと日本尾の金融を舞台にした政治的、経済的軋轢(闘い?)を扱っている本は読みやすい、私は、好きです。
増税に関しては、以前ほど増税、増税といわなくなったような気がします。庶民の増税に対する抵抗が予想以上に強いと察知したため、作戦を変更したのかもしれません。