420.地に堕ちた公共事業 |
官制談合をやる理由は、2つあります。まず、1つ目は、知事選挙や首長選挙への論功行賞です。各県の建設業協会が集票組織となって働き、さらには、協会に所属する個別企業が集票マシンとして汗をかくのです。これに報いなければ次回の当選はおぼつきません。2つ目は、公共工事の価格維持です。公共工事には、例外を除き、すべて役人が作った官積算という「予定価格」がある。大手企業では一般管理費(間接部門の経費)が大きく、中小企業では、これは少なくてすむ。ですから、中小企業ほど安く落札できるのは、当然です。しかし、安値では、公共工事の品質が確保できないとして、役所は低価格での落札を嫌う。仮に、自分が工事代金を支払うのであればばどうでしょうか。予定価格の5割、6割でもいい仕事をしてくれればそれでいい、違いますか。一般管理費として、大手企業が存続していくための膨大な経費が必要だし、役所を天下りしたOBを養う経費もこれに含まれている。だから、役所も本音として、大手企業が落札できない自由競争は困るのです。
ではどうすればいいのでしょうか。終戦直後に戻って、直営工事をする。さすがにそれは出来ません。公共事業をやめてしまう、というのも選択肢のひとつかもしれません。古代ローマ王朝、古代エジプト王朝の時代から公共事業はあったわけですから、昔から、腐敗はあったに違いありません。大きな金と利権が動く。我々の支払った税金が、我々の手の届かないところで、腐敗した公務員によって動かされる。そうならないように、税金を動かす公務員には、高いモラルが求められるはずです。しかし、残念なことに、公共事業に関する構造的な問題に対する解決策は、無いのかもしれません。のど元過ぎれば忘れ去られるが、必ずこうした問題は再発する。日本で公共事業がクリーンで透明なものになるには道は遠いといわざるをえません。
http://www.woodybells.com/winshot.html
やったことはありませんが、エクセルから普通にコピーで、標準のペイントソフトにペーストでも可能かも知れません。
pdfからjpgは、残念ながらよく分かりません。
わんだぁさん風に言えば、直営工事でしょうか。









