445.最低賃金の品格 |
男女を問わず、正社員を派遣社員・契約社員・アルバイトなどの低賃金で不安定な雇用に置き換え、労働分配率を低く抑える。これが日本企業の好業績の実態なのです。さて、厚生労働省は、企業が働く人に支払う最低賃金の水準を引き上げる方針を固めたようです。少し古いですが、NIKKEI NETからの引用です。
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見直し案では地域別について、最低賃金の算定根拠として生活保護の水準も考慮する。地域別の平均時給を年収に換算すると約140万円。生活保護の基準額は1人世帯(男性45歳)で148万円、2人世帯(女性48歳、子供12歳)で231万円など、最低賃金よりも高くなっており、見直しが実施されれば、最低賃金が底上げされる。
最低賃金には、都道府県ごとに全労働者を対象にする「地域別」と、特定の業種だけ高めに金額を決める「産業別」がある。具体的な金額は働く人の生計費や企業の支払い能力などを元に毎年改定しており、2006年の平均時給額は地域別が673円、産業別は761円。
最低賃金法改正案には、「生活保護との整合性も考慮する必要がある」と明記し、基準を下回った企業に対する罰則も強化する。
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最低賃金が地域によっては生活保護の水準を下回っていて、これがワーキングプア(働く貧困層)を生む原因となっているのは大きな問題です。一刻も早く手をつけていただきたい。2007年の通常国会に最賃法改正案の提出を予定しているようですが、企業側が反対しているらしく、すんなりとは決まらないかもしれません。
もちろん、結果を見てみないとわからないのですが。。
していかないと考えますが、いかがでしょうか。
①最低賃金が生活保護費を下回るのは、東京・神奈川等の4,5都道府県程度だったと思います。
②生活保護制度運営の権限委譲の問題について、現在は国にその責任がありますが、地方分権論議の中で、総務省と地方自治体はお互いに“お荷物”の押し付け合いをしている最中です。
生活保護費においても、今後地域格差の拡大は拡がっていく可能性は大いにあります。
“地域の実情に合った”最低賃金と生活保護費のバランスという話となりますと、単純に最低賃金の方を引き上げる、といくかどうかは懸念はあります。
③生活保護申請が窓口でなかなか受け付けてもらえない、という問題に対して、「法テラス」で弁護士が窓口まで付き添っていって申請の手助けをする、という記事がありました。
ただ「法テラス」は無料で“法律相談窓口の紹介”する組織ですので、そこまでのマンパワーがあるかどうか疑問です(おそらく無理)。
>人件費を上げないことには、国内消費は拡大していかないと考えますが、いかがでしょうか。
その通りと思います。ただ、では、となると難しいのかなというのが実感です(^_^;)
主な検討項目は
①支給の前提としてリバース・モーゲージの導入
②保護費支給に“生涯での”支給年限を儲ける(確か、生涯通して5年まで、とかいう年限設定を検討中・・・あくまで検討中)
③年金支給額との整合性(現在、年金額より生活保護費の方が高い、というのがヤリ玉です)のため、生活保護費を年金支給額以下に抑制する。
小さく&片隅の新聞記事を総合すると、以上のようになります。
SafetyNetの観点(&節税)で考えると、たとえアテにならなくとも!!!年金受給の権利を手放すのは(年金保険料未納)、ちょっとヤバいんじゃない、と思っています・・・(^_^;)
最低賃金ですが、製造業がグローバル化してしまった現代では上げられないでしょうね。
製造業のグローバル化は世界で労働者は世界の低賃金に合わせて奴隷になりましょうと言う、資本主義の政策です。
その国の、物価やインフラのコストはお構いなしな点が問題です。
月10万円でも、タイの労働者で見た場合、大卒正規社員で30歳、残業付けたほどの給料です。
贅沢品で比較せず、生活用品・食料で見れば3倍ほどの価値が違うので、日本は生活するのにお金がかかります。
たとえば石油などの輸入価格は同じなのに、日本は特別会計の財源が物、サービスに転化されていて、3倍の生活物価(間接税を取られている)になる世界最大の重税国と思っています。
これだけ、取っておいて、まだ増税ですから国民はたまりません。
(それはそれで問題ありの改正なのですが・・・^^;)
つまり手続きさえ取れば、年金保険料支払いゼロで、年金受給資格はキープできますので(受給額は減額されるが。。。)、SafetyNet の観点でいうと、免除手続きは取っておくべきと思います。
20年、30年後、無年金高齢者問題が社会をますます暗くしていることを危惧しています。
最近、スーパー等に行っても、日本人の店員に出会うことが少なくなりつつあります(飲食店の店員はすでに日本人少ないですね)。スーパーの研修担当者と思われる人が、しばしばアジア系の方を数十人引き連れて、町を案内しています。彼らの生活費は極端に少ないです。衣は日本ではほとんど購入しないようです。住は会社もちですね、ただ一部屋に何人住んでるのかわかりません。食が日本で調達しなければならないものなのですが、一週間に一度、数人で仲間の分までだと思うのですが、大量に特売品を購入しています。この人たちが、買っている品物を見るとその日の特売品がわかります。
長期にすむわけではないので、車も不動産も購入しません。ほとんどが送金に回っているのでしょう。
アジアへ進出したサービス業の人たちは、当然他国での人件費の安さを知り尽くしてますから。日本人はできれば使いたくないと考えますものね。









