463.国家破産はどこへ行った |
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「国の借金」、国民1人あたり651万円・昨年末
財務省は23日、国債や借入金などを合計した「国の借金」が2006年末時点で832兆2631億円だったと発表した。統計は3カ月ごとに発表しており、前回の昨年9月末から4兆3465億円増え、過去最大を更新した。国民1人当たりに換算した借金は約651万円となり、9月末から約3万円増えた。
国の借金の約8割を占める国債の残高は、昨年末に財投債を含め676兆2919億円となり、9月末に比べて約1兆3000億円増えた。財投債を除いた普通国債は昨年6月末に初めて減少したが、その後は再び増加し、昨年末は534兆3758億円だった。
地方の借金は約200兆円あるため、国と地方の借金は重複分を除いても1000兆円規模となる。財務省が別途公表している財投債や政府短期証券(FB)の残高を除いた国と地方をあわせた債務残高は、06年度末に767兆円程度になる見通しだ。(Nikkei Net 3月23日)
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わかりにくい記事です。昨年末時点の832兆円は国の借金の合計で、国債の残高は676兆円 (財投債を含む) とあります。財投債を除いた普通国債だけだと524兆円と書いてあります。このブログの2006年9月26日の記事No.395から引用してみますと、国債の残高は、2006年3月末で670兆5794億円でした。わずか9ヶ月で5兆7125億円増えたことになります。この国債残高の増えていくスピードは尋常でないと考えますが、政府にコントロール可能なのか、そこまではわかりません。大本営発表の記事をそのまま無批判に垂れ流すとこのような記事になります。経済が多少いい、といってもそれは一部の民間企業の業績の話で国の財政は好転しているようには私には思えません。
日本はさなりやばいですね!円資産で持つのは危険ですね。でも世界経済が減速したら円キャリーの巻き返しで円高になる。どうすればいいのでしょう?
そのひとつが政府所有財産ですが、それを踏まえると日本の本当の財政は…
韓国よりはマシってレベルでしょうけどね…。
やっぱり先行き不安ですね。
メガバンクがJAL向け債権を破綻懸念先に格下げへ
破綻懸念先になれば、原則的に銀行からの新規融資は受けられなくなるため、2月にJALが発表したばかりの再建計画は早くも頓挫。
※詳しくは4月2日月曜日発売の「週刊ダイヤモンド」4月7日号をご覧ください。
日航、595億円融資を契約
日本航空は29日、日本政策投資銀行など主要取引金融機関4行に求めていた 595億円の資金融資について、銀行団と28日付で正式に契約したと発表した。日航は、平成16年に発行した1000億円の転換社債のうち、繰り上げ償還請求があった約 800億円については、今月25日に手元資金で償還を終えており、今回の融資分については今年5月に期限を迎える 500億円の社債償還にあてる方針。(産経新聞)
堀ちえみのドラマが懐かしいです。あ、すんません、しょーもないコメントで。
日航に711億円融資=主力4銀行が5月上旬までに
4月6日20時1分配信 時事通信
*日本航空 <9205> の再建に向けて、主力取引銀行である日本政策投資銀行、みずほコーポレート銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行の4行が総額711億円の融資を5月上旬までに実行することが6日、分かった。
最終更新:4月6日20時1分