486.本のご紹介~国債は買ってはいけないのか?~ |

和光市議の松本武洋さんからのご紹介です。
■国債は買ってはいけない
武田邦彦著/東洋経済新報社刊/2007年5月31日初版/1575円
「最初から返すつもりがないのに 「貸してくれ」 という人がいる。一応借用証文は出すけれど、最初から返す気がないのだからその証文はただの紙くずである。 その証文の名前は 「国債」、借りる人は日本政府である」 …本書より引用
もう既に手遅れの年金問題が、今頃になってホットになっています。将来支払総額の何倍も受給できるといううたい文句は、発足当初からねずみ講と揶揄されていましたが、ほとんどの人はこの制度を信じて疑いませんでした。
この先、年金の支払に行き詰った場合、国債で支給を始めるのではないでしょうか。
異常な円安は、年金問題で行き詰った自民党が、夏の参議院選挙で惨敗することを織り込んでいるのではないでしょうか。政権が崩壊すれば、更に日本売りが激しくなります。いっそのこと国債の買い手が無くなり、歳入の範囲内でしか予算を組めなくなる方が、ハゲタカ外資が見向きもしない(=再生不能)建設業に引導を渡すことができるかもしれません。
購入後、一年したら受け取れる手はずでしたが、銀行が先延ばしして粘っているそうです。おかしいですね。
ジャガイモはそろそろ収穫時期を迎えました。
さて、最近、日経では、「もう円高にはならないかもしれない」 という趣旨のことをちらっと書いていましたね。私は予想屋ではないので、それはわかりません。ですが、3/31付けに日経紙に個人の外貨資産残高が40兆円を超えて、生保を逆転した、とありました。円安が止まらないはずです。ふつうに考えると、将来の円の買い戻しになるのではないか、という気がしないでもありません。
利益などは期待していません。国債を買うと実際どうなるかを確かめるためです。予想では、たいしておもしろい結果にはならないと思います。
ちなみにいままでやってみたことの1つは、上場廃止で1株券を株主に送付するために数百円のコストがかかると言われていたライブドア株を9株買うとどうなるか。ですが、結果は100株→1株の統合が行われて、端株は清算される、でした(笑)。
そうなった場合、20%なら300兆円、30%なら450兆円、10%だったとしても150兆円が外貨運用されることになります。
そう簡単には、円高に戻ることはないのではないでしょうか。
(少子高齢・学力低下・格差・財政・年金)などの問題をかかえながら、双子の赤字・イラクなどで信用を失い、没落しつつあるアメリカ(ドル)に、ただひたすら盲従する日本(円)。長い目で見れば見るほど円安なのかな?
非市場性 (市場で売り買いされない) の債券です。
購入すると、「振り替え口座」 という口座で管理されます。
一定の期間以上持てば、財務省が元本保証で直接買い取ります。
よって、市場に出ませんから、価格が暴落することはありえません。
預貯金並みに安全だと考えられます。
金利も預貯金に比べれば、高いですし。
憲一さんに一票です。
1990年前後も 日本の財政状態は悪かったです。当時は中期国債ファンドを大手証券会社が売りさばいて 財政問題をクリアしました。
個人向け国債は さすが財務省と感心するほど 大変よく仕組まれた金融商品です。少なくとも変動金利の個人向け国債は 今後急速に見直されると思います。世界のマーケットも不透明さを増しています。一方、今の日本の預貯金の金利を鑑みれば、個人向け国債はリスクを嫌う人にとっては良い商品です。円が安い時期こそ 安値で金利の付く元本保証の個人向け国債を買うというのは 資産運用の基本の基本ではあります。
外貨運用が広まれば広まるほど、 中期的な為替ヘッジとしての個人向け国債をポートフォリオに組み込むという発想も大事です。南アフリカの債券よりも良い商品だと思います。
フォローして頂いてありがとうございます。
調子に乗って、もう少し情報を・・・
私が郵便局の窓口で確認したところ、一定期間経過すれば、
購入額の一部だけを解約することも出来るようです。
例えば、10年変動金利ものですと、購入後1年以上経過していれば、
必要な額だけを解約して、残りはそのまま運用し続けられます。
解約できる回数に特に制限は無いようです。
利子分も取り戻したいならば、1年半以上持ってから解約すればよい
と思います。
余談ですが、個人向け国債は、アメリカの貯蓄国債(Saving Bonds)
を参考に商品設計したみたいです。
他に行くとこもないですから・・^^;
「国債の利子は、税金か、利子を払う国債で支払われる」
(イ)国民が国債を買う。(国民1度目の支払い)
(ロ)政府がそのお金で収益が期待できない仕事を始める
(ハ)仕事は赤字になるので、国債の利子は出せない。 利子を払うために国債を出す(国民:2度目の支払い=国債を買った方が利子を払っている)
(ニ)そのうち国債の償還期限が来るので、政府は国債を返すために税金を取るか、借換国債を出す。(国民:3度目を税金か国債で支払い)
(ホ)事業は赤字がたまるので、税金で赤字の補填を行う(国民:4度目の支払い)
(ヘ)最後に政府は赤字事業からの撤退を決意し国民に政府が保有した株を販売(国民:5度目の支払い)
かくして、国債を買ったら最後、国民は5回にわたってお金を支払い、手元には最初に買ったお金だけが残る…
私は自民党の肩を持つわけではありませんが、まだまだお上便りの日本人は実際多いです。私学や国立の大学授業料が高すぎると感じるから 政府は補助金を出していますし、補助金付けの私学や国立だからこそ、優秀な学者も現れない。小学校では ベビーシッターを雇うよりも、学童保育には補助金を出してもらって、それを利用したがる。あるいは どう考えても持続不可能な年金制度を信じたがる中高年。年金だって 将来は国家の負担率を二分の一にまで引き上げても平然としている有権者。年寄りの介護が辛いといっては 即座に国家が介護に介入しても 喜んでいるだけの有権者。
国債はすべて最終的には国民負担になるのは まさしくそのとおりです。
だって 有権者のほとんどが 国の財政には、打ち出の小槌があると信じているからです。
富の再分配と言っても もうこの日本には大富豪なんて ほとんどいません。
日本人同士で足を引っ張り合っているうちに 静かなキャピタルフライ(円安)が進行しているのです。
確かに 公的年金問題を始めとして、行政の肥大化はすさまじいし、官僚は無駄使いもしているかも知れない。天下ってから美味しい思いをしているかもしれません。
だけど、中高年の有権者もかなり美味しい思いをしています。
政治かも官僚も有権者もお互い様の関係です。
ただし 個人向け国債は3年以上前にきちんと調べましたが、金融商品としては 『さすが財務省!敵ながら天晴れ!』と唸らせるだけのものがあります。好き嫌いは別問題で、金融商品としては かなりりっぱな商品です。
投資指南本かと思ったらただの破綻本ですか。間違って買う人多そう。
1990年前後に国債Fが売れたのは、現在のようなネット社会で無いから。今度はそうはいかんだろうよ。国民一人一人のネットワークはすごいものがある。ネット社会は獰猛な生き物のようになっている。
6月1日現在、裁定買い残 3.8兆円
6月1日現在、信用買い残 3.9兆円
欧州中銀、4%に利上げ・6年ぶりの高水準に
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070606AT2M0601N06062007.html
8日はSQです。
★市場のグローバル化によるインフレ抑制効果が薄まっている兆候がみられる。世界中の中央銀行が政策金利をここ数年来の水準に引き上げざるを得なくなる可能性も。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070606-00000104-reu-int
私は恥ずかしいですし、武田先生もそう言っておられます。
皆で孫子の世代の稼ぎを当てにして使いまくっているのが現在の財政の姿です。そして、国債が売れているうちはこの流れが続いていくのです。
そもそも国債は銀行の引き受けが多いのですが、これは銀行に買わせている側面と、資産運用能力の乏しい銀行に安全な投資先が十分なく、国債に多額の金が流れ込んでいるという側面があります。(他の要素はありますが省きます。)
銀行に預金しても国債を変われる確率が高いので安心できないのですが、それでもあえて自分の些少な金利稼ぎのために国債を買うのは国賊だということが本書をしっかり読み込めば納得できます。
国債がよい商品だとしてよい商品にするための原資も次世代の支払わせられる借金です。
逆に国債が売れなければ今の路線は破綻して、政府は歳出削減を考えざるを得ないでしょう。国債を買って今の無茶な財政支出を支えるかどうかは皆さん次第じゃないでしょうか。
有望な資産運用先が無い ということではないでしょうか?
かつては、定額貯金に代表されるように、国家が正常な利率の利子を
保証したしっかりした運用先が存在したわけです。
しかし、バブル崩壊後、金融機関の抱え込んだ不良債権を
国が公的資金を使って肩代わりし、
また、景気対策として、国債を大量発行して財政債務を拡大して
いったという経緯が有ります。
郵政民営化の趣旨も、これ以上国が税金を使って利子を保証し続ける
ことが出来ないということでしょう。
この本の著者の武田氏は、株に投資すべき と書いていますが、
株では、長期間安定した運用は難しいのではないでしょうか?
また、武田氏は、富士山やエッフェル塔を例に挙げて、
他には無い価値を創造すれば、将来にわたって安泰である
ということも書いておられます。
こちらの方が、株よりはまだましなような気はいたします。
しかし、個人として、そのような特殊技能を持った人は稀であり、
この本の副題にある、「誰にでも儲かるお金の話」 というには
無理があるなあ という思いになってしまいます。









