497.地震はどこで起こっても不思議ではない |
さて、阪神大震災 (1995) 以降、日本列島は地震の活動期に入ったといわれていますが、政府の地震調査研究推進本部は、2007年度版の 「地震動予測地図」 を公表しています。 2006年版に比べて、東海から四国、九州東部、沖縄地方で今後30年以内に震度6以上の地震が起こる確率がはね上がりました。県庁所在地で発生確率の高い順に、1位静岡 86.5%、2位甲府82.0%、3位津61.3%、4位高知52.3%、5位徳島44.9%、6位名古屋 37.1%、7位和歌山34.1%、8位横浜32.7%、9位千葉27.1%、10位大阪22.5%…などとなっています。逆に小さいのが、1%未満は、福島0.1%、盛岡0.2%、宇都宮0.3%、札幌・佐賀0.5%、山口・福岡0.6%、長崎0.7%、松江・鳥取0.8%、前橋0.9% となっています。ちなみに首都東京 (新宿) は11.4%です。(情報元:大阪朝日4/19日付)
太平洋沖で発生が確実視されている、プレート型地震、東海・東南海・南海地震の前段として、内陸部の断層が活発に動き、それが都市部の地下にあれば、大被害が懸念されます。京都大学総長の尾池和夫氏は講演で次のように述べています。
■■
太平洋を震源域とするの南海地震などの発生は、統計では2038年、沈下からのリバウンド (隆起) データからは2040年となる。従って、2030年から2040年に起こることが予測される。発生予測の誤差は±10年で、地震が発生する50年ほど前から内陸の活断層が動き、地震発生数が多くなる。日本列島は神戸の地震から活動期に入っていると考えられる。
■■
予測は予言と違って科学的でかつ客観的ではあります。ただ、確実にそうなるかといえば、やはり予測は、科学的なデータが根拠ではあるが、そうなることが確率的高い、と言っているだけです。現在の地震予知の精度には限度があり、ピンポイントでの予測はできません。科学的根拠のない予言との違いはそこにあります。予言の根拠は人知・科学を超えるものであり、当たればタマタマ、はずせば妄言扱いされるだけです。 さて、日本のどこで地震が起こっても不思議はない、といえるのは確かです。地震防災に関する情報がメディアに出ることが最近、多くなりましたが、そうした情報には耳を傾け、用心しておくに超したことはありません。
2040年まで今の日本国が持ちこたえられれば、それだけで御の字だという考え方はありませんか?









