529.金ETF人気で金価格は上昇するのではないか |
サイトも多くあります。例えば、http://www.trex-net.co.jp/gold/w_etf.html
大証の金ETF(正式名称:金価格連動型上場投資信託)は、投資単位が10口単位ですので、約27,000円から購入できます。価格が下押しした時に買うのがいいのですが、今のところ、下押し しそうな気配がありません。(購入する際の手数料等については、野村證券のサイトなどでご確認下さい)
金ETFの仕組みは、客から集めた運用資金で実際に金地金を購入し、保管することになるので、金ETFを購入する客が増えれば、金の実際の需要が増えて、さらに価格が上昇するという循環になるのかもしれません。(大証の金ETFの仕組みは違います。下記、日経紙の記事を参照下さい) 副島隆彦氏は、著書 「守り抜け個人資産」 の中で、以下のように指摘しています。
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金のETFの歴史はまだ浅く、為替、原油、株式、商品など世界のマネー市場の動きに伴って今後どのような動きをするのか、その関連性はまだ十分に検証されていない。その意味でも、金ETFは金融市場の中でこれから目が離せない存在として注目され、今後の金の需給関係を根底からひっくり返す可能性が大きいとされる。
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世界中で1年間に新規に算出される金の量が2,500㌧、日本の年間の金需要(純輸入)が 200㌧、金ETFによる金の保有高が600㌧以上に積み上がっている、といわれている (数値は副島氏の同著書から引用) ことから、このまま金ETFの人気が続けば、金の需要に大きな影響を及ぼす可能性があるかもしれません。
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東証は来春、金で運用するETFを上場(日経2007年8月27日付)
金は株式や債券などと値動きが連動しにくい代替的な投資対象で、東証は活発な売買が見込めると判断、国内で初めて現物の金と交換できる投信を扱う。大証の金ETFは、金価格に連動する債券で運用し、現物の金を組み入れていないため、信用力に乏しいと感じる投資家も多いという。(中略) 金ETFは、金先物などに比べて売買単位が小さいうえ、証券の側面もあるので、株式や債券を運用する個人や機関投資家にとって買いやすい。インフレなど物価上昇時に強いとされ、投資対象が多彩になる。
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【参考知識】※三菱ゴールドパークから引用。
●金ETF(上場投資信託)
ETFとは、Exchange Traded Fundの頭文字をとったもので、証券取引所に上場して取引される投資信託(多く投資家から集めた資金をひとまとめにして運用する金融商品)のことです。具体的にどのようなものがあるかといえば、日本経済新聞の証券欄に、「上場投資信託(ETF)」という分類で銘柄が掲載されていますのでご覧ください。現在、日本国内では、「日経平均型」、「日経300型」、「東証株価指数型」となっているように、いずれも特定の指数に連動して値動きする上場投資信託です。もちろん通常の株式と同じように、一般の個人投資家が証券会社を通じて売買することができます。これに対して金ETFは、一般に知られているETFと少し異なり、金地金(現物)そのもので運用する投資信託を有価証券化して証券取引所に上場したものです。金ETFの裏づけとなる金地金は厳重に別途保管され、万一取扱会社の破綻があったとしても保護される仕組みとなっています。ちなみに取引単位は1/10オンスです。金ETFは、2003年にオーストラリア証券取引所(シドニー)で初めて上場。その後ロンドン、パリ(ユーロネクスト)、ニューヨークでも上場し、急速に普及し始めました。さらに2006年にはシンガポールでも上場。2006年秋の段階で、金ETFの総資産残高はすでに500トンを超えています。有価証券化されたことで、これまで有価証券にしか投資できなかった年金基金など機関投資家の長期運用資金による金市場参入が始まったということです。金ETFによって、巨大な需要が新たに創出されたわけで、今後ますます注目が高まっていくと見られています。
かんさんのブログをご参照下さい
金は値段の割に重くかさばり、航空機に持ち込むことも難しいので、現物を手にすることなく世界のマーケットで取引できるほうが都合が良いと思います。
更新 お疲れ様です!
金もあまりに上がりすぎてしまったように思います。将来のことは分かりませんが、石油にしろ、金にしろ、レアメタルにしろ、さまざまなコモディティー(商品)が氾濫しておりまして、かなり商品慣れしたプロ以外は、あまり勉強していない初心者が将来のインフレ対策として安値圏で購入するには、コモディティーは、かなり危険水域に入っております。
さらに資源関連の業者は、21世紀になってもビルト&スクラップの原子的な産出をしているようで、世界的にも、原始的なかなり危なっかしい業界です。(資源の価格が安くなれば生産設備を壊し、資源の価格が高くなれば 即座に生産設備を増設するという、かなり原始的な業界です)
素人の方が今新しくコモディティーに手を出すなら、http://qweb7-9.qhit.net/toyota-fss/fund/popup_v2.asp?UKEY=29312065 もので、気長にコツコツとツミタテ行くのが一番手堅いとは思います。
現物で持つといっても、日本は島国ですから、引っ担いで陸伝いに避難もできませんし。ちょこっとジュエリーで買って楽しむのが正解では?
身のまわりの物価も上がりだしたので、日本もいよいよ本格的なスタグフレーションに突入するのかもしれません。
インフレは、個人消費を下げるだけで、景気はむしろ悪くなるから、インフレ・ターゲット派が机上の空論であることは明らか。あいつら、専業主婦に全部生活を強制労働させているから、生活物価というものがまるでわかっていない。
デフレはまだ根強いとか言っても、統計のうそというやつで、パソコンとかデジタル家電の値下がりが全体の平均物価を下げているだけで、必需品はインフレに入っている。パソコンなんて、何年も買わないものだし、値下がりは、旺盛な技術進歩の反映であり、デフレ→不良債権問題とは関係がない。インフレを何よりも嫌っているのが、欧米の中産階級です。
旧ソ連では、生活必需品の価格を長期間に渡って低価格に固定したため、ソ連末期には、食品助成金の方が軍事費よりも多くなりました。
デフレがずっと続けば、どこかで反動が起きるはずです。デフレからの脱却が遅れれば遅れるほど、ハイパーインフレになる可能性が高まると思います。ハイパーインフレを回避するには、早期に普通のインフレ状態にすることが必要条件だと思います。(十分条件ではない。)
また、統計上の物価が感覚とずれている件ですが、通常であれば統計と感覚のずれは問題だと思いますが、GDPが名実逆転している状況では、デフレであるという事実を重く見るべきだと思います。
金の国内小売価格が一段と上昇、1グラム3000円の大台を超え23年ぶりの高値となった。米国景気の先行き不透明感などから海外のドル建て金価格の上昇が続いているうえ、為替の円安傾向が円建て価格を押し上げた。値上がりを受け、地金販売店では安値の時に購入した保有金を売却する投資家が増えている。大手地金店の小売価格は15日、1グラム3003円。年初比で19%上昇、1984年3月以来となる3000円台に乗せた。(NIKKEI NETより)







