543.副島氏の予言どおりに… |
株価は先週も大きく下げました。平均株価が15,000円を下回ると反騰してくるのではないか、とみていましたがどうも一時的な自律反発かもしれません。週刊文春11月22日号によると、アメリカ株は50年に1度の大暴落Xデーが12月5日頃やってくるのではないか、「1929年の暗黒の木曜日と1987年のブラックマンデーの時の過去2回の大暴落を正確にトレースしているようだ」 という水澤潤氏 (生活経済アナリスト) の予想記事を掲載しています。
さて、副島教授の予言とは、米国のサブプライムローン破綻をきっかけに、株安とドル安が進み、世界的な信用不安が発生する、というものです。(2007年9月15日初版、守り抜け個人資産、祥伝社刊) 副島氏は米国の住宅バブルの崩壊とサブプライムローンの問題はかなり前から予想していますので、慧眼というほかはありませんが、ドル建て資産のリスクが高まっているので、もう持たない方がよい、と警告しています。アメリカの株価は1万4000ドルの史上最高値をつけた後、70年に1度という、歴史的な暴落をする。ドルと円の心中も迫っている、という。多分、今年の春頃の執筆と思いますが、今後、副島教授の予言どおりになるかどうかは、今の時点で断言はできません。ただ、先週、ドルが109円台をつけた時、日本国内では個人の強烈なドル買いが発生した、と日経紙は報道していましたが、109円、108円…と下げていく可能性も少なからずあるかもしれません。目先のマネーゲームは避けた方が賢明ではないでしょうか。

人民元はともかく、ユーロは正解かもしれないですね。
ゴールドは、米ドルレートの影響を受けてしまうのでどうでしょうか。