583.外貨投資のタイミングの悩ましさ |
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外貨預金に資金が流入している。外国為替市場では米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題をきっかけに昨夏以降、円が対ドルで上昇。外貨が割安になり、個人の投資意欲が高まったためだ。金融機関も低迷していた外貨預金の獲得に再び力を入れ始めた。
円相場は今月13日、12年ぶりに1ドル=100円の大台を突破。ここへきて円高・ドル安が一段と進み、一時98円台で取引された。円が高い今のうちに、割安になった外貨で運用しようとする個人が増えている。三井住友銀行の2月末の外貨預金残高は昨年12月末に比べ約3割増。増えたのは主に米ドル預金。「毎日10億円単位で残高が増えている」という。りそな銀行は3月に入って米ドル建て外貨預金の口座を開く個人が急増。3月1日から13日までの開設数は2月1カ月間の約3倍に達した。
日銀の調べによると、2008年1月の個人による外貨預金の残高は4兆4千7百億円。前年同月に比べ9%増で、これは3年5カ月ぶりの高い伸び。昨年12月にプラスに転じてから、資金流入に勢いがついている。割安な外貨を買おうという動きは、少ない手元資金で多額の外貨を売買できる外国為替証拠金取引(FX)でもみられ、「新規の口座開設の申し込みが通常に比べ3割ほど増えている」(マネーパートナーズ)という。
金融機関も外貨預金の獲得に力を入れている。シティバンク銀行は外貨預金の金利を上乗せするキャンペーンを実施。ただ、昨年末や年初に外貨預金を始めた個人の中には、足元の円急騰で含み損が生じている人も多い。さらに円高が進めば損が膨らむおそれもある。
~2008/03/17日経新聞朝刊 (日本FP協会、FPニュースTODAYから引用)
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1㌦=95円台まで急騰した17日ですが、18日の日経紙5面に5人の専門家のアンケートの記事があり、5人全員がさらなる円高を予想しており、予想値は90円~93円。米国景気の先行きについて悲観的な見方が多いようです。円キャリートレードが解消されていて、円買いが進んでいるところにきて、日本の財政当局が自国の権益だけで介入に動くのは、しずらい状況とのこと。いや、予想はしょせん予想です。専門家とて未来はわかりません。いつも損をするのは個人投資家なのですが、今回の円高の買い場は長いでしょうか。個人のドル買いが増えれば、意外に円高は進まない可能性もあると考えます。
ドル円に関しては、急速に金利差がなくなってきたので、ゼロサムゲームになってしまいました。今後もFRBは利下げするようなので、今までのように、多少為替差損が出ても、スワップで稼ぎながらしのぐという手は使えなくなりました。
ユーロ円にもいつ飛び火するかわからない状況だと思います。
荒れた相場を乗り切る自信のない私は、FXのポジションを全て損切って、資金を引き揚げました。(汗;)
98~99円で一進一退しとるんは、日本の個人投資家が頑張って売り支えとるんか。違うか?
ドルは特殊な事情がある通貨ですので、クロス円をあわせて見る必要があります。
かんさんの言われるように、現在適正領域に今、おさまっているのでしょうか。とすれば、100円をはさむ動きが当面続くのかもしれません。
信用取引やFXなどではなく、現物で株や外貨を回数を分けて買っておけば、半年後、1年後に報われる可能性が高いのではないかと思っています。
片道1円/米ドルだから、「行って来い」で、2円かかりますね。
為替手数料が約2%か。 高いですねえ。
FFレートは2%くらいまで下がりそうですから、
金利2%は、為替手数料でチャラですね。
現物は金利がゼロなので、買った時点で為替手数料分マイナスです。
少なくとも2円以上、円安になるのを期待するしかないですね。
円高になると国家が破滅するかのような悲観的なコメントをお出しになる方もいらっしゃいますが、結局のところ国家としてはマクロの資産価値も上がるわけですし、プラスマイナス相殺したらそれほど大騒ぎすることでもないような気がします。
輸出企業は今までどおりのボロ儲けができなくなるでしょうから、けちんぼのキャノン様なんかは嫌がる訳でしょうけど。
外貨投資をしている庶民は、国内の低金利に嫌気しているわけで、高金利外貨 (豪州、NZ) に流れる人と、為替差益を狙って、基軸通貨(米ドル、ユーロ) にはっている人に分けることができます。金融資産を円で持つことのリスクを強調していた経済評論家は、今なりを潜めているようです。もうすでに損をしている人も多いと思いますが、長期的には、円安に反転するのではないでしょうか。
日本を支える多くの企業(製造業)は輸出で稼いでいますので、円高は痛手です。反面、電気、ガス、鉄鋼、製紙、食品、運輸、など円高のメリットを受ける業界も多いのですが、口をぬぐって沈黙しているわけです。
もし今月末までに
ドル円が月始の103円88銭を回復できなければ
月足レベルでレンジ・ブレイクした状態の「陰線」が出現します。
これはちょっと異常な事態で、しかも有り難くない“予兆”です。
つまり、長期的には
昨年6月につけた1ドル124円13銭ではなく
1995年4月につけた1ドル79円80銭をめざしていることが
明らかになるからです。
僭越ながら忠告です。
円高時に外貨投資をするのは理にかなっています。
しかし、米ドル「だけは」避けるべきだと思います。









