593.庶民の頼みの綱は… |
何よりもまして、世の中、先行きが不透明になってきているのではないでしょうか。かつては、浅井隆の破綻本が爆発的に売れたが、今は日本が財政破綻するだとか、米国発世界不況だとか、そんな単純な理屈で世の中が動いているのではない、ということがシロウト知識人にもわかってきたのでしょう。破綻本も浅井隆氏の時代から副島隆彦氏に主役の座が完全に交代したように思えます。その証拠に最近、書店で副島さんの本の品切れが多くなっているようです。これに対して、浅井氏の破綻本は相変わらず品数は多いが、どれも店頭での売れ行きは確実に落ちている。副島さんの信者が増えているのです。
副島さんの 「連鎖する大暴落」 という本を昨晩、読了しました。この本によると、ドルはまだまだ下げていき、1㌦=80円はおろか、60円になっていくという。3月中旬の円高 (ドル安) の際には、日経新聞のオープン投信の価格の欄はページが黒一色。価格が暴落し、軒並み基準価格以下になってしまった。最近、為替がやや落ち着き、ほんの少し値を戻していますが、3月の下げは、あまりにも大きかった。副島さんは、暴落は3ヶ月単位で起こり、米国の株価は次第に値を下げていくと予言しています。このような局面では、どんな投信も運用が困難です。最近、投信に関する本をいくつか読んで勉強していましたが、副島さんの本を読んで、投信もだめかな…、気が変わりました。
かつては、金融資産を円で持つことのリスクが叫ばれ、庶民はこぞって外貨運用に走った。いや、国内の低金利に嫌気してそうせざるを得なかった。その結果、多くの投資家が今回の下げで枕を並べて討ち死にです。外貨運用は難しい時代に入ったような気がします。たとえ年利0.5%の円定期でも、このデフレの時代、外貨投資よりましかもしれません。副島氏はゴールドなどの実物資産への投資を奨励されていますが、資産運用の選択肢は以前にも増して狭くなったような気がいたします。
各種手数料の高さと、為替変動リスク(円高)により元本割れですね。
外貨投信(株、REIT、含ETF)など、さらに価格変動リスクまで
負わされます。
手数料の安さから、FXを外貨預金的に金利スワップ狙いで
持つことを勧める人もいますが、
世界的な低金利化傾向と、行き過ぎた円安の解消で、
もうむずかしいでしょうね。
FXをするならば、短期勝負ですね。
グロソブにしても、国債を投信化(市場で売り買い)することで、
償還まで持てば元本保証されるというメリットが失われてしまいます。
積立金を毎月税金を払いながら下ろしているのと同じですよね。
しかも為替リスクまで負いながら。
結局、「外貨投資はしない方が良い。」 ということですね。
ジム・ロジャーズは、彼の著書 「商品の時代」 で、意外にも、
ゴールドに対しては、否定的な見解を述べています。
ゴールドは、実需よりも投機的な資金が多すぎる、
世界の終わりが来るような時 以外では無意味だ、と。
ゴールド投機は、最後のバブル → 崩壊になるでしょう。
私の職場でも、自分で法律書や経済書などの専門書を読み込んで物事を的確に整理できる人が減ってきました。
代わりに、ネットで安易に調べて、薄っぺらな理解で物事を整理しようとする輩が増えてきました。
学生のレポートも然りという話も聞きます。
書籍も、「女性の品格」に代表されるような単純でわかりやすいノウハウ本が売れる時代です。
奥行きのない時代になってきました。
シンガポール、財政黒字で国民に「配当」 2008/4/1 15:55
シンガポール政府は3月31日、財政黒字による政府財政の剰余金を国民に還元する「経済成長配当金」を4月30日と10月1日の2回にわけて支給すると発表した。21歳以上の国民が対象で支給額は100-400シンガポールドル。60歳以上の高齢者には75-200シンガポールドル、軍人、退役軍人には100シンガポールドルがそれぞれ増額される。
シンガポール政府は今年2月、政府予算案発表の際に、2007年の財政収支が当初見通しの7億シンガポールドルの赤字から一転、64億シンガポールドルの黒字となったことを受け、8億6500万シンガポールドルを国民に「配当金」の形で還元する方針を明らかにしていた。
(日本語総合情報サイト@タイランド http://www.newsclip.be)
それにしても、こんな話が出てくるシンガポールもすごいもんです。日本で同じことを言ったって、誰にも相手にされませんよ、きっと(笑)。
今年動くのは、イラク戦争からもだいぶ年数がたったので、次は、米国のイラン空爆が始まるのかもしれません。
http://teamrenzan.com/archives/writer/alacarte/iranwar3.html
チベット動乱はなにかの始まるきっかけとなるとお考えですか。
はい。知っている人はいろいろ知っているようです。今年は大詰めの年だと思います。株式日記というブロガーが書いてますが人の歴史は常に流転します。
100年前と今ではかなり人の心も物質も環境も変りましたね?
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/b6c7355f826f88db2ed5d9bd0f9b59e2
(私のコメント)
アメリカがいよいよイラン攻撃に踏み切るかどうかの瀬戸際に来ていますが、アメリカに行動を起こさせない為には極東アジアで緊張を高める必要がある。北京オリンピックを前に台湾と中国との間で何かが起きる可能性があるのですが、アメリカの空母三隻が台湾近辺を警戒している。これは何を意味しているのだろうか?
最近、いろいろと国際的に計算する事がありましていろんな事がわかりました。年金や貯金は紙幣ですがそれは米や石油と交換する数値ツールです。十分な資源や製造システムがあれば財政赤字は紙幣の増発ですぐに解決可能です。問題として、それを担保するだけの食糧なりエネルギーなりが無くてはなりません。
http://nihon.matsu.net/seimei/11.zetumetu_pangea.html
どうやらそれは私たちが考えているよりかなり早くなくなりそうです。特にGCCペルシャ湾岸産油国は経済的な価格での石油埋蔵量を水増ししていました。
水槽の中に水草が少なく金魚が増えすぎたけど、問題が複雑すぎで公表も出来ず、対策も打てない。5年、10年したら世界は一変していると思います。大戦争になる中東から遠く、人口崩壊が起きる中国からも韓国や台湾が防壁となる日本はその意味においてはラッキーでした。
一時は1000ドルを突破していたのに、最近は株式相場が安定してきた
ので、流れが変わりつつあるようです。
■■ NY金、大幅続落・6月物は27ドル安の915.2ドル
18日のニューヨーク金先物相場は大幅続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前日比27.7ドル安の1トロイオンス915.2ドルで取引を終えた。ドル相場の大幅上昇を受け、ドルと逆行しやすい金に売りが優勢となった。 以下略
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080419ATQ7IAA0519042008.html
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ちなみに、過去最高値は、湾岸戦争のころの1980年1月21日につけた
875.00ドルです。
すでに、ピークを突破していますね。
サブプライム問題が終息したら、また長い眠りにつくのでしょうか?









