1393.日本国の危機なので、僭越ながら言わせていただきます |
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小池百合子知事の就任後、初となる東京都議選(7月2日投開票)について、時事通信社は選挙区の取材などを通じ終盤情勢を探った。小池知事が代表を務める「都民ファーストの会」が優位に戦いを進めており、公明党など知事の支持勢力を合わせて都議会定数127の過半数の64議席を確保する勢いだ。自民党は、学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題などの逆風で苦戦している。以下略(6/28、14:54配信記事より引用)
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昨日の稲田防衛相の失言もあり、自民党の自滅行為が続いています。ここにきても、民進党の蓮舫代表は、稲田防衛相の更迭を強く迫るなど、与党攻撃に余念がありません。自民党豊田真由子代議士のパワハラ発言の録音音声がテレビに繰り返し流れますが、あのヒステリックな、わめき声が蓮舫氏の追及の声と、ひいてはその人間性とだぶってみえるのは私だけでしょうか。与党への批判票が民進党に流れないとしたら、豊田議員の件が民進党にもマイナスに働いた可能性があるとみます。民進党はそもそも代表、蓮舫氏の二重国籍問題も説明できないばかりか、共産党との連携を嫌がった民進党議員が櫛の歯が欠けるように離党しているではありませんか。
私は、東京都民ではないので、選挙権がありませんが、豊洲市場移転をめぐって10ヶ月以上移転を引き延ばしたことを東京都民はどう考えているのでしょうか。その経済的損失だけでも100億は下らないという。小池氏の支持が高いということは、地方には流れない情報も多いということなのでしょう。都民の方に長引いた豊洲移転問題に対する意見を聞いてみたいものです。
都議選は衆院選の結果を先取りするみたいな言われ方をしていますが、この都議選に大敗すれば、安倍氏の求心力は大幅に低下するでしょう。衆議院議員の任期はまだ1年以上ありますので、挽回は不可能ではありません。しかし、小池氏が国政にどう出るかわかりません。以前にも書きましたが、安倍氏の失脚は、すなわちアベノミクスの失敗です。経済は相当混乱する。国際的な信用問題にも影響するし、トリプル安に見舞われ、日本国破綻の引き金を引く可能性もある、と言っても過言ではないでしょう。7月2日以降、何かが始まらないように食い止めなければならない。我々国民の冷静な判断も重要ではないでしょうか。

